Cabin Prestige を吸ってみた

喫煙に関する内容を含みます


 概要:紙巻「キャビン・プレステージ」の喫煙感想

Cabin Prestige

 別格の雰囲気を漂わす高級志向なキャビンの100'sシガレット。紙巻「キャビン・プレステージ」を吸ってみた。


 従来のキャビンとは趣の異なる、何気に「ピース・インフィニティ」や第2世代の「さくら」などと意思の通った高級志向なシガレットです。高級志向ということもあり、価格も少し高めの設定となっていますね。

 どことなくパッケージデザインも中々に懐古的であり、今に無いクラシカルな雰囲気を漂わす素敵なものとなっています。それは高級志向に恥じない所有欲を満たしてくれそうな、何とも良きデザインなのです。

 ちなみに、内容としては従来のキャビンと変わらずににチョコレート系の香料を使用したブレンドではあるものの、より口当たりや味わいの良さを追求した正統派な上位製品となるそうな。

Cabin Prestige

 フィルターチップはクラシカルながら非常に絢爛な印象のデザインとなっていて、素材としてはピースのインフィニティと同じくエンボス加工を施した質感の良いものとなっています。高級志向にも納得な、かなり気持ちを満たしてくれるシガレットデザインなのです。

 他のキャビンと同じくチャコールフィルターが使用されています。


味・香りについて感想


 この煙草は、決して見かけ倒しとはならない、名実ともにと言ったような仕上がりが素敵な煙草となっているのです。

 シガレットの香りは、従来のキャビンらしい「香料感の効いた甘さ」が特徴的な香りでありながら、量感は非常に豊かなものとなっていますね。それでいて角の丸い柔らかさを感じる、何とも素敵な香りなのです。パッケージやシガレットのデザインによる素敵さと相まって、火を点けずとも中々に楽しめる仕上がりは非常に嗜好品らしく好印象。

 喫味の方も申し分は無く、高級洋菓子を思わせるような品と良さに溢れる味わいは満足度の高い味わいとなっています。従来のキャビンですら空気感を抑えた密度感が香り高い印象の味わいながら、それでいて口当たりは優しい仕上がりではありました。

 そして、プレステージでは、そのキャビンらしいテイストに「豊かさ」や「柔らかさ」というような印象を付加した味わいとなっています。あくまでキャビンのキャラクターを踏襲しながら上品さを追求したような味わいであり、これこそ正に上位製品というに相応しい仕上がりではないでしょうか。

 キャビンの味わいに上質な脂肪分を多分に含んだミルクを混ぜたような濃厚さがありながら、すっきりとしていて、とっても柔らかい煙の質感が吸いやすさを演出しています。

 豊かでありながら、決して濃くはない、そんな絶妙なバランス感。この程よくマイルドな喫味は、その軽快さゆえにボディのパンチは控え目となっていますが、それを余りある豊かな香りでフォローしている仕上がりです。とっても上品な味わいですね。

 その香りも無理矢理に増強されたようなものではなく、あくまでバランスを崩さない絶妙な豊かさとなっているため、くどさが無いという点に仕上げの妙を感じさせてくれるのです。濃いだけでは高級とは言い難いですから。

 総じて、キャビンらしい癖はあるものの、それを柔和さに富んだ煙の質感にて見事にフォローしていますし、香料の効いた甘い香りや優しい口当たりといった内容には目を見張るものを感じさせます。

 また、これを知れば従来のキャビンは吸えなくなるかと言うと、それは決して成らずです。、この味わいに馴れる頃には少しボディにパンチが欲しくなるなるだろうと思いますし、そんな時は従来のキャビンを喫して原点回帰してみるのも乙かと。

 ここ一連のJTがリリースした高級志向なシガレットは、しゃかりきに増強された感じが無く、落としどころが妙で良い煙草ばかりですね。

 この煙草の香料感を重視しているようなキャラクターは比べるには全く御門違いなのですが、同じく高級志向で有名な外国煙草はロスマンズのロイヤルとも渡り合えると思う、中々に素敵な煙草なのでした。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar9mg Nicotine0.7mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol


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