Cabin × Caster を吸ってみた

喫煙に関する内容を含みます


 概要:紙巻「キャビン×キャスター」の喫煙感想

Cabin × Caster

 ウェブ会員向けに贈られたキャビンとキャスターの一体型パッケージ。紙巻「キャビン×キャスター」を吸ってみた。


 度重なる煙草の値上がりの影響か、味わいと価格に妥協点を設けて折り合い程よく安めの煙草を選ぶという喫煙者が増える最中で、あくまで嗜好品と言わんばかりに「味わいで選ぼうよ」と働きかける日本たばこ産業。取り分け、キャスターやキャビンといったブランドを主軸として躍起にプロモーション活動を行っていますね。

 その一環として、日本たばこ産業のウェブ会員向けに贈られたトライアルパッケージが、今回の煙草となります。


Cabin × Caster
Cabin × Caster

 正面はキャビン・マイルド、背面はキャスター・マイルド、そんな感じのブック型パッケージが特徴的なのです。直近だと、マイルドセブンが「メビウス」へブランドを改める際の告知的製品に使われた特殊パッケージと同様の構造となっています。

 何とも手間を掛けている感じで、中々に面白いパッケージだと思います。


Cabin × Caster
Cabin × Caster

 パッケージの開口方法やシガレットの収められ方も、先のメビウス移行時の告知パッケージと同様となっています。それぞれが7本ずつ詰められていて、それぞれが律儀に銀紙で中包装されているので、好きなタイミングで開封することが出来るのです。

 それはそうと「タバコを、もう一度味で選ぼう。」とは、中々に意味深というか、要は「安けりゃ何でも」という思考性の喫煙者に対する啓発ですよね。

 贅沢のための嗜好品において、その考え方は褒められるものでもないでしょうし。そもそも破綻していると思いますし。

Cabin × Caster

 それぞれともに収められているシガレットは普通に販売されている製品と違いはありません。片やコルク柄のチップで、片や白色のチップと、中々に対称的なイメージとなっている感じで面白かったりします。


味・香りについて感想


 この煙草は、内容こそ通常のキャビンとキャスターに何ら違いはないため、細かいことも割愛させていただくことにしましょう。

 しかしながら、この際だからと改めて「吸い比べ」をしてみると、どちらも中々に個性的な煙草であることを再認識することが出来ますね。味わいも良くて吸いやすいために、全く以て忌避されるような煙草ではありませんが、かなり個性派な味わいと香りに仕上げられているのです。

 また、キャスターにせよキャビンにせよ、どちらの煙草も他の多くに倣って例えれば、それこそ「イロモノ」と認識されても良さそうな煙草でありますよね。世の中の多くでは「普通」といった認識となっている現実に、日本たばこ産業の売り方の巧さを覚えたりなんだり。

 とまぁ、そんなところでしょうか。

 ところで、このサンプリングから暫くが経ち、BATの擁するメンソール専門ブランドはクールにて「14本詰めパッケージ」のエスケープシリーズが商品としてリリースされたりしました。どうやら現代喫煙者のシガレット消費量は、平均して14本という調査結果によるものだそうです。

 ということはで、この限定パッケージも市販したら売れたりしないのでしょうか。

 今の多くの喫煙者の吸い方や買い方を見た感じだと、売れないのですかね。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar---mg Nicotine---mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol


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