Aria Pro Ⅱ Electric Guitar

ARIA PRO Ⅱ Electric GuitarARIA PRO Ⅱ Electric Guitar

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専門学校に通っていた頃、ギターを練習をするために購入したアリアプロⅡのギター。
ビザールテイストのデザインは良かったものの、結局のところ、大した練習もしなかった。

ちなみに、私はFメジャーで挫折、よくある話でしょ?

荒井貿易がウェブサイトで公表している生産終了リストには掲載されていないのですが、ヘッドロゴは「ARIA PRO Ⅱ」となっているので、1975年から1999年の間に生産終了したものかと。

専門学校卒業とともに、血痕が付いたままHARDOFFへ。

Product Specification
Unknown…Uh…Ah…

Teisco EB Copy

Teisco EB CopyTeisco EB Copy

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迷走期のテスコ作品で、ギブソンのSG(EB)を真似する気があったのか無かったのかは不明な、それでも、ある意味では本家を超えるのではないかと思わせるほどに強烈な個性を放つベースで、本体の白い方のピックガードはスペーサーにより5㎜ほど本体から浮かせてあったり、ヘッドのロゴや白い部分はペイントではなく樹脂素材の貼りつけであったり、このボディシェイプで何故かサンバーストカラーであったりと、なかなかオシャレに気を使っている感じ。
(ブランドは変わっているらしいですが、このモデルは海外にも輸出されていたらしい。)

ちなみに、このヘッド形状だと勝手に角度付きのヘッドだと決めつけてしまいがちですが、このベースはギブソンのような角度付きではなく、フェンダーのようなストレートタイプ。

・・・というより、長年の弦の張力に負けて「逆角度付き」になっちゃっています。
(この手のビザールには多い仕様だったりするので問題は無い?)

あと、ブリッジは安物テスコ十八番の板切れブリッジではなく、テレキャスターベースと同じようなタイプで、同社のプロユース製品にも使われていたブリッジなので、実は、これ、プロユースだったり!?

多積層合板のネックだって、言い方を変えれば「約60ピースネック」と少しハイスペックぽいし。
(ヘッド最高幅部分の大体の積層数を何となく数えてみたら、このくらいだった。)

まぁ、「え?それって一体、何本弦のベースですか?」と思われそうな表記ですけれど・・・。

ネックの強度には不安も多いので、テンションの弱そうなロトサウンドの弦を張っているのですが、思った通りのモッコモコな音色から、意外にも煌びやかな音色まで、トーンの幅は広いベース。

・・・だけど、基本的に使えない、使う気になれない、使ってはいけない気がする、よく分からない。

そういえば、ミュートスポンジ付きのブリッジカバーがあったはずだけど、気が付いたら無くなってる・・・。

この手のビザールって、海外には熱狂的なファンやコレクターが多いですよね。

Product Specification
Body : Castor Aralia?
Neck : Laminated Veneer Lumber, Bolt-On
Fingerborad : Rosewood, 20F(0 to 20)
Scale : ShortPickup:Original Pickups x2
Controls : Volume x2, Tone x2, 3-way PU Selector SW x1
Finish : 3Tone Sunburst
(This is not official specifications.)

Silvertone Apocalypse Bass PS-APB-5

Silvertone Apocalypse Bass PS-APB-5Silvertone Apocalypse Bass PS-APB-5

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アメリカはシルバートーンのアポカリプスベースで、いつだかのポール・スタンレー・コレクションとしてラインナップされていたうちの一つです。
「1,500,000Yenのクラッシュド・ミラー・モデルが、廉価版として登場!」みたいな感じ。
(同時にUSAカスタムのギターもリリースされましたがベースは廉価版のみのリリース。)

まぁ、廉価版とはいえ定価は200,000Yenを超えてましたが、そんな大金は払った記憶はありません。
売れ残りの1本が格安で売りだされていたのを転売目的で買ったようなものだったり。

ちなみに、1900年代初頭のアメリカで蓄音機のブランドとして始まったシルバートーンですが、ここ最近は韓国のサミックが商標を所有しているらしく、このベースは大韓民国製。
(勿論、USAカスタムモデルは「Made in USA」だけど価格は天と地。)

このベース、とにかく長い、ヘッド落ちする、弾きづらい、疲れる、そんな記憶しか残っていません。

トーンはナトー材によるマホガニーチックな中低域に偏ったものだったような・・・、でも、薄い記憶。
アクティブEQで音色は変えれますが、総じて見た目と違いドッシリと落ち着いた音色だった。

とりあえず、これ、ベースには向かない形状だけどステージで化粧するなら少しは便利かも?

ポール・スタンレー・コレクションについて知りたい方はコチラのページを参考にしてみて下さい。
(アリアがページを削除したため、リンクが切れました。)

Product Specification
Body : Nato, Crashed Mirror Top
Neck : Maple, Set-Neck
Fingerboard : Rosewood, 22F
Scale : 864mm
Pickups : Duncan Designed Humbucking x2
Controls : Volume x1, Treble, Mid, Bass, 5-way rotary PU Selector SW x1
Tailpiece : Deluxe Type
Finish : Crashed Mirror
(This is the product specification which import agent released.)

Karl Höfner Vintage62WH

Karl Höfner Vintage62WHKarl Höfner Vintage62WH

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2007年に85本の予定数量にて限定発売されたヘフナーのVintage62WHで、私の主役楽器。
製品名の「WH」は「World History」のことで、要するに、あれ、ビートルズのこと。
あの当時の楽器を再現しようと試みた製品らしく、色々と工夫されているらしいのだけれど、正直、私はビートルズとヘフナーを結びつけるような関心は全く無いので、どうでも良いことこの上なし。

バイオリンベースはヘフナーの他にも、ビザールの時代には腐るほど存在したのかと思いますが、なんだかんだで、私はヘフナーのバイオリンベースが好きだったりします。
なんというか、他よりも愛嬌があるというか・・・、音とか歴史とか無視して、そんな感じ。

キャラクターはというと、まぁ、周知の通り、使い勝手の宜しくない感じですが、それがまた愛嬌であり、なんだかんだで手にとってしまう理由であるような気もします。

この楽器のメリットは、生音の大きいホローボディー仕様という点を活かして練習時のアンプの電気代を節約できるということ。

しょ~もないねぇ~。

常々に思うのですが、この生音が「そのまま」アウトプットされる音になってくれたら、どれだけ理想であることか・・・。

まぁ、弾くもの以上に周りの偏見が強い楽器なので、たまにイラッとすることもありますが、気長に付き合ってもらいたい楽器なのです。

わざわざ大分まで足を運んで買ってきた物だからね!

ちなみに、このWHシリーズは好評だったのか知りませんが、第二弾や第三弾と続いているそうな。

Product Specification
Body : German Spruce Top, Flame Maple Side&Back
Neck : 2-Piece Maple
Fingerborad : Rosewood, 22Frets
Inlay : Dod (Mother Of Pearl)
Scale : 30inch (76cm)
Nut : 1+2/3inch (42mm)
Peg : 61/74B
Bridge : Ebony, 72/20B
Tail Peace : Trapeze Type (H62/30)
Pick Guard : Pearl Color Celluloid (H65/36)
Pickups : Staple Top Humbucker Pickup H511B
Controls : 2-volume, 2-Pickup ON/OFF Switch, Rhythm/Solo Switch
Hardware : Nickel Plating
Color : Brown Sunburst
(This is the product specification which import agent released.)

Hagström Swede Bass 197X's

Hagström Swede Bass 197X'sHagström Swede Bass 197X's

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実質、私が「まともに買った」初めてのベースです。
最近は復刻版(?)を日本エレクトロハーモニクス株式会社が取り扱い始めたり、それに伴うような流れで中古市場にも少量ですが過去のオリジナルが流通し始めたり、この楽器を買った時に比べれば、そこそこに知名度は上がったのではないかと思います。

ハグストロームは1920年代頃に輸入業から発足したスウェーデンの老舗アコーディオンメーカーで、今では当たり前となっているキラキラのスパークルフィニッシュなどが特徴的なメーカーでしたが、世界的なエレキブームへの対応なのか1958年からは並行してエレクトリック業界にも参入します。

老舗アコーディオンメーカーが創りだすギターたちは、伝統のアコーディオンを凌ぐ勢いでシェアを伸長し、その独特の工夫や個性に実用性が評価され、新伝統として多くのファンを獲得するに至るのですが、一方で、当時の日本はというと輸入を行う代理店も無く、知名度は皆無に等しい状態。
(晩年間近には「Ultra Swede」という日本プロデュースの怪しいギターも発売されたらしい。)

まぁ、当時の日本は国産ブランドがブイブイいわせていた時代ですから仕方も無いのかな・・・。

そんなこんなしているうちに、当時を謳歌した多くのブランドと同様にハグストロームも苦境に晒され、1983年にはハグストロームもエレクトリック業界とは縁を切ってしまいます。

また、アコーディオンも1970年の「Super Cromatic」がハグストロームにとって最後の作品となり、その後は直営店舗を売却、当初のようにイタリアやドイツからのアコーディオン輸入業に帰着し、めでたしめでたし。

・・・とまぁ、生きた時代が時代なだけに「ビザール」に分類されるメーカーなのでしょうね。

KentやCoronadoにConcordeなどなど、色々とラインナップされていたハグストロームですが、このSwede及びSuperSwedeは、ギターとベース共に同社のフラッグシップブランドであった様子 。
(アメリカで廉価販売されていたKentシリーズは、最近の日本中古市場にも頻出していますね。)

詳しくは分かりませんが、このSwedeのベースタイプは1970年代に製造されていたようです。
(ハグストロームのベースは1980年発売のSuperSwedeが最後のMade in Sweden。)

当時、そのボディシェイプから「ハグストローム・レスポール」と呼ばれていたスウェードですが、大きなボディに極細ネックで作りは非常にカッチリとしていて、体感重量もトーンもドッシリとしています。

硬い肌触りの良い木の球が「ポン!」って打ち出されるような感じのサウンドは、弾いていて非常に楽しい気分にさせてくれます。

なんとなく「スウェーデンっぽいかも~」みたいな、間違ってもアメリカは感じないトーンコントロール類は派手な効きも無く、また、接続するシステムによって効き方に大きな差が出てきます。

あ、スウェーデンには行ったことないよ。

ちなみに、2004年から日本エレクトロハーモニクス株式会社が販売するハグストロームは「商標が復活した」という感じのリイシューだそうで、生産は中国なのだそうな。

やっぱり、万人に受け入れられるブランドではないのでしょうが、所有のベースで唯一、アンプ直結で弾くことが楽しいベースです。

ただ、この楽器の最大にして致命的な欠点は「アホみたいに重い」ということ。

まぁ、この楽器のアホみたいな重さがあったからこそ、私はヘフナーのバイオリンベースと出会えたのですが、お陰で、より重たく感じるという悪循環に陥っています。

Product Specification
Body : Solid mahogany body with white binding
Neck : Solid mahogany, H bar truss
Fingerborad : ebony fret board with MOP rectangle inlays
Scale : Short
Pickups : Passive Hagstrom double humbucker pickups
Control : 3-way pickup selctor, Phase switch, All passive 2-volume&2-tone