字面だけのSR400(FI)インプレッション

私の教習卒業後の初めてのバイクであるSR400。

先日、兄弟に売りました。

ろくに関連する記事の一つも上げていなかったので、思い出がてらにインプレッションでも記しておこうかなと思います。

・・・とは言うものの。

インプレ出来るほど乗ってねぇ。ゴメンよ・・・。

ということで、かなり内容の薄いインプレッションと相成ります。

まず、教習所卒業したてホヤホヤのSR400購入希望者が最も気になるネガティブファクターは「シート高」と「キックオンリー」の二大仕様ではないでしょうか。

ん?気にならない?

そんな馬鹿な。

私は死ぬほど気にしたんだ!

まぁ、結論から言うと、どちらも大して気にする内容ではなく、こんなんで夜も眠れないほど悩んでいた自分を思春期の中二ばりに恥ずかしく思う次第であり、もっと早く告白をしていれば大人になった今に運命的三角関係の渦中に身をおくこともなく世界を世の裏から支配している秘密結社から世界も人々も大切な恋人も救えて究極の魔法を自分だけが覚醒して扱えr・・・。

emily
Melissa Dooley : Emily
私の体型とSR400の足つき性

私の身長は約165cmで、CB400SuperFourがシート高755mmで、教習中は足つきに不安を覚えまくりで、それより数センチも高いシート高790mmのSR400なんて、絶対に白鳥の湖。

・・・と思っていたら、SR400はスリムなボディ&シートにより素敵な足つき性で、私より背の低い教習所卒業ホヤホヤの兄弟でも何ら問題はありませんでした。

もし、シート高を下げるにしても、手段はローシートなど手軽に数を選ばないので問題はありません。

出るとこ引っ込めれば、ほとんど私と体型は同じと思われる参考にならない画像を参考までにどうぞ。

mirko cro cop
Sherdog : Mirko Cro Cop
私の老体とSR400の始動性

キック始動に関しても、キャブレター仕様は知りませんが少なくともインジェクション仕様のSR400なら、こんなマッチョでなくとも、プニプニの体重55kgで容易く始動させることが出来ます。

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Amazon.co.uk : Homefront Slim Pro-XV1000
SR400の振動トレーニング

単気筒400ccバランサーレスという仕様から懸念されている「振動」ですが、夜中に4時間とか乗りっぱなしでも特に手や尻が痺れる様子もなく、問題に感じることはありませんでした。

・・・が、やはり100km/hとかで高速巡航が続く場合は知らぬ間に手に疲労が蓄積するので要注意となり、別途にパワービームなどのパーツが欲しいところ。

ちなみに、兄弟は「流石に100km/hで流れる道が続くと振動は辛い」と言っていたので、それぞれの忍耐に拠るところが大きいかも知れません。

  heat_stroke
Keep Your Dog Cool
オーバーヒートしそうなSR400

一度だけ、ほぼ無風の真夏に三浦-江ノ島間の渋滞でオーバーヒートしたことがあります。

ただしそれはSRではなく乗っている人の方です。

beat the heat
ADC
維持と空冷単気筒

単気筒なので維持に易く、空冷エンジンなのでクーラントも要らないのですが、むしろ、夏場は乗っている人の方がクーラントを必要とするくらいエンジンが熱い。(熱は上昇し、ライダーを温めます。)

一時期、旭風防を装着していたのですが、ひどく熱気が溜まってしまい、とっても暑かった。

  no easy riding
There’s No Easy Riding for India’s Motorcycle Drill Team : THE WALL STREET JOURNAL
乗りやすいバイクはSR400

かなりの取っ付きの悪さを漂わせているSR400ですが、その実は非常に乗りやすいバイクで、それは趣きのあるスポーツスニーカーのよう。

なにより、SR400はモリモリバタバタと走るバイクでした。

「ぱぴゅーん!」ではなく「モリモリ」で、非常に乗りやすいバイクです。

確かに、順当に単気筒らしく高回転高速域は苦手としていて、80km/hを超える辺りからの加速は「頑張る!」とバイクから聞こえてきそうな状態で、風などの条件にも拠りますが100km/hちょっとが私的実用直進最高速なのです。

高速道路での追い越しは出来なくもないですが、追い越し車線に余裕が無いと気を使いますし、決して得意とは言えません。

でもね、あの停止状態から80km/h弱までの「バタバタ」と加速していく様は、機械なのに何とも言えない愛嬌があり、頼もしさもあり、私が最も気に入っているSR400の長所なのです。

ともあれ、細道&坂道のオンパレードな日本という土地には、非常に適しているバイク。

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TOTALPROSPORTS.COM
Picture Of The Day : Must Have Been A Rough Ride

おう!運転はヘタレだ!

くっそ雑なアクセルワークやシフトコントロールにも「ふんぬぅうわーっ!」と気合で応えてくれるSR400の懐の太さったら、華奢な見てくれでも実は体育会系。

速度を落とした時もモリモリと加速し、80km/hまで難なく引っ張れるポテンシャルを持つ、そんな4速が私的に一般道では最高に使い勝手が良いのです。

回転数を抑えなければならない慣らし運転でも、道の空いた地方は知りませんが神奈川県の街乗りなら全く事足りてしまいます。

・・・とは言え、スピードを出せるシーンでは「幻の6速」が幻として確かに実在します。

まぁ、車体は軽量なのに、走りに軽快さが全く感じられないけど、それでも可愛い。(笑)

よくステレオタイプのように「SRはのんびりと走るバイク」と言われますが、それは半分正解で半分不正解だと私は考えます。

「シュピーン!」とハイスピードで駆け抜けるものではないという意味では正解ですが、おっとりと落ち着いているかというと、中々にドタバタで元気の良い乗り味なので不正解。

決して荒くれ者ではないのですが、お転婆のような様は、2015年7月の今、タイムリーなところで例えると、まさに「ぴょん吉」のようなバイクだと思います。

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SAVEEVERYSTEP Family stories, past and present : ‘Life’s a Journey’ weekly nostalgia link-up (theme preview)
SR400を手放す理由

まぁ、とっても良いバイクが何であっても理由は人それぞれだと思います。

ちなみに、私がSR400を手放した理由は、思ったよりもバイクに乗る機会が無く定期車検のある車両は趣味としては割に合わないと感じたこと、兄弟がバイクに興味を持ち免許を習得はしたが金欠でバイクを買えないと知ったこと、とある峠道の中腹で休憩をした際に路面が悪くキックスタートに不安と手間を覚えたこと、という3点に尽きます。

SR400に限定して起因するところは3つ目のキックスタートに対する点のみですね。

それまでは何ら不安も疑問もなく、そもそもキックスタート車両しか手にしたことがなかったので何とも思っていなかったキックスタートが、急に億劫と感じるようになってしまったのです。

バタバタと走るSR400の走りのフィーリングは相変わらず大好きなのですが、キックスタートという仕様は、いくらインジェクション仕様となりスタートし易くなったとはいえ、面倒です、はい。

かと言って、じゃあセル付きのSR400が欲しいのかと言われれば、それも違う。

セルフスタートのSR400なんて、絶対に買う人いないと思うし、何でと言われれば知らないけれど、乗ったら分かる、こればっかりは断言できる、ええ、絶対に。

あ、そうそう、ただ一つ、ど素人ながらに疑問に思ったことといえば・・・。

フロントのフォークサス、柔らか過ぎね?

問題や不満もないのですが、モッサリ&フワンフワンと、何だか違和感を覚える感じ。

その反面で、リアのサスペンションは硬い気がするしね。(my weight is 55kg)

周知の通り、決して高性能なバイクではありませんが、初めてのバイクや最後に行き着くバイクとしてイメージが出来るSR400は、何よりも優れた「バイク」なのではないのかなと思います。

初めが最後で一生乗り継ぐも良し、飽きたと言って色々なバイクを乗り継いだとしても、一度でも乗ってしまえば帰ってくるところになりそうな魅力を持ち合わせているです。

あ、これは全くの主観で偏見なのですが、SR400が好きな人に悪い人間はいないと思われる。

もちろん、当社調べ。