Macho Vanilla を吸ってみた

Macho Vanilla

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 色々と特徴的なバニラフレーバーのハンドメイドミニシガー。
 「マッチョ・バニラ」を吸ってみた。

 かなりマイナーな印象を覚えさせるマッチョというブランドにラインナップされている、ハンドメイドなミニシガーなのです。こちらはバニラフレーバーとなっていますが、バリエーションとしてクローブフレーバーのマッチョ・クローブという銘柄もラインナップされていて、その関係か日本での取り扱いはガラムのインポートで有名な昇陽物産が行っているようですね。

 何はともあれ、メジャーなバニラフレーバーのシガーという銘柄ながら、何ともマイナーなバニラフレーバーのシガーといったところでしょうか。

Macho Vanilla ちなみに、警告文はパッケージの一面にのみ表示されています。必要十分な警告文とでも言ったところでしょうか、デザイン性と警告性のバランスも良く考えられていますね。警告文に関して私的には、不要とまでは言わないものの無駄も過ぎるとは常々と思っていましたから。誰かも知らん臓器の写真とか、如何なものかと。

Macho Vanilla Macho Vanilla
 シンボルのようにデザインされているものは、ヒマワリでしょうかね。それとも太陽でしょうか。いずれにせよ、燦々とした陽気な印象のパッケージは中々に素敵なものなのです。小さな文字で「Handrolled 100% Tobacco」と記されているように、職人の手作業で作られている混じりっ気の無いシガーであることがアピールされています。

 しかしながら、Macho:マッチョとは何を意味しているのでしょうか。

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 パッケージサイドにはブランドやメーカーに関する表示や、入り本数と葉巻製品であることを示す表示などがレイアウトされているのです。葉巻製品なので、タールやニコチンの計測値は表示されていませんね。左右ともに全く同じ表示をレイアウトしているというのも、珍しいように思えます。

Macho Vanilla パッケージはミニシガー10本という仕様ということもあり、多くの20本詰めシガレットのパッケージよりも小振りとなっています。ざっくりと例えるのなら、それはホープ銘柄のパッケージキングサイズ程度に少し長くしたようなサイズ感なのです。あまり類の無い、特殊なサイズのパッケージですね。

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 パッケージの開閉は、それこそホープ銘柄と同じような感じとなっています。天面のフラップは糊付けされているためにホープ銘柄のようには開かないのですが、その代わりに受け部分に切れ込みが入っているので一応は似たような感じで開閉が可能です。しかしながら、フラップ部分の糊付けが非常に弱い上に切れ込みが殆ど機能しないので、中々に壊れやすいパッケージという点には注意が必要でしょう。

 というか、そもそものパッケージのクオリティは決して高くはありませんね。

Macho Vanilla パッケージにはシガーとともにメッセージカードも同梱されています。その内容はというと、マッチョにはバニラとクローブの二種類があることと、クローブについての説明。その他にも、マッチョは折れやすく乾燥しやすいデリケートな製品であるため、開封後しばらく吸わない場合の最適な扱い方が紹介されているのです。
 とりあえず、このメッセージカードは印刷精度というのか、文字が飛び飛びとなっていることの方が気になる感じでしょうかね。一部は解読不可能となっています。

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 手作りのミニシガーは、10本が一つのビニールで包装されて箱に詰められているのです。コニカルのように吸い口に向けて巻きが細くなっているため、上下を交互にして詰められている様が印象的ですね。

 そんなミニシガーは着火側こそ一般的な太さのシガレットと大差の無い太さとなっていますが、吸い口側に向けて無段階で細くなっていき、末端はスリムサイズほどの太さとなっています。長さは一般的なキングサイズよりも少し短めということもあり、中々に小振りな印象のシガーとなっていますね。作りに関しては脆い印象こそ無いものの、あまり弾力は無く硬めな印象でしょうか。先のメッセージカードでも警告されていたように、やや流通の過程で乾燥気味となっているようにも思えますが、だからと言ってボロボロと崩れるわけでもないのです。

喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、個性的な印象を覚えさせるわりにはフレーバーも極めて控え目なシガーとなっていますね。

 まず、葉巻本体ですが、そこそこに厳重な包装を取り除いても香りは強く漂うことはありません。弾力は無いもののカッチリと硬めに巻き上げられた葉巻は、鼻を近づければ微香といった程度に甘い香りが感じられる程度となっていますね。その香りも、バニラフレーバーと言うよりは不思議な薬草のような香りに思えるところです。

 何というのか、焼き芋のような香ばしさをベースに、何とは言えないハーブ感を付け加えたような香りなのです。嗅覚が香りに慣れると煙草らしい鰹節のような香りが全面的に感じられるようになるので、あまりフレーバーシガーとは思えない仕上がりと思うでしょう。

 喫味の方も、やはりフレーバーは殆ど感じられませんね。まずは葉巻らしく口腔喫煙にて喫してみましたが、やや「えぐみ」や焦げのような苦味が目立つものの、旨味やコクも確かに感じられる非常に軽快な喫味となっています。

 また、紫煙は少しだけ甘い香りとはなっているものの、やはり程度は非常に控え目です。室内で喫しても、甘いルームノートで満たされるほどではありません。あまり強烈なフレーバーで室内が満たされるのは嫌という方には向いているかも知れませんね。

 ちなみに、この葉巻は私的にシガレットと同じように肺喫煙で楽しむ方が良いと思っています。あまりパワーのある味わいでもないですし、相応にボディも軽快ながら無駄に濃い印象を覚えるため、肺喫煙にしてマイルドに楽しむ方が味わいとボディのバランスが良いと思えるからです。無茶苦茶な吸い方をしなければ、そこまで苦しいということも無いでしょうから。

 総じて、やや外観によるキャラクターと実の内容が合っていない気はします。かなり大人しい味わいのシガーであり、それゆえに楽しみやすさを覚える感じですね。しかしながら、あまりフレーバーが効いていないという点に期待した楽しみを求められないことは多いと思われます。

 確かに肺喫煙にて楽しめば、うっすらと鼻腔を抜ける煙に柔らかな甘さを感じることは出来ます。それでも、多くは「どこにバニラが?」となること請け合いでしょう。

 ちょっと拍子抜けながら、こういうもんだと割り切れば粛々と良い煙草なのでした。かなり小振りなミニシガーではありますが、一本あたりの喫煙時間は並みの口数で葉巻の半分まで15分ほどと、そこそこ楽しむことが出来ますよ。コニカル形状ながら意外と起伏の少ない平坦な味わいの傾向も、取っ付きの良い感じなのです。

 少し加湿して喫してもみましたが、目立って味わいに変化が見られることもありません。あまりシガーだからと神経質にはならず、シガレットのようにフランクに楽しむことが良いかも知れません。

 あとはですね、この煙草はラッパーのニコチンが強いのか、私の場合は喫した時に唇の内側がラッパーに触れて軽度の炎症を起こしてしまいました。もしかすると、コニカル形状で吸い口が非常に細いために限定的に口腔粘膜に触れてしまったのかも知れませんが、今までの葉巻では無い経験であったため一応は注意喚起させていただきますね。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar—mg Nicotine—mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol


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