Chunankai Lights を吸ってみた

Chunankai Lights

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 中国の漢方煙草は中南海のライトバリエーション。

 「中南海・ライト」を吸ってみた。

 痰の切れを良くすると謳われる「甘草」のエキスや、血流をスムースにすると謳われる「羅布麻草」のエキス。それら「漢方エキス」を独自の特許技術にて煙草葉に添加していることで有名な中国のブランドは「中南海」のTar8mgです。これは私感ですが、あまり漢方エキスに関して謳われている「効能」に偏執するのは良いことではないと思いますので、あくまで嗜好品らしく「個性」として捉えた方が良いかと思います。

 ちなみに、この中南海というシリーズは日本展開にあたり「ブレンドを日本人向けにローカライズ」しているらしく、漢方エキス配合と個性的な仕様ながら素直で癖の無い味わいに仕上げられているのだとか。

 また、この中南海に限った仕様ではないのですが、煙草葉は自国で賄うことが多い中国銘柄においては中南海も例外ではなく、中国産の煙草葉のみを使用しています。よくある表現なので真意は定かではないながら、この中南海も「厳選した煙草葉を使用」だとか謳われる手前で「質が良いとされる雲南省の煙草葉」を使用していると察するのかも知れません。しかし、中南海は雲南省の紅塔集団系ではなく、首都の北京は上海煙草集団系の製品な上にブレンドも特殊なので、広大な中国の何処の葉が使われているのかは不明ですね。

 専売制が始まる以前、詰まるところ新中国に移る前の名残もあり、広大な中国では「地方の御当地銘柄」というのも多く見られるそうですが、そういった銘柄という感じでもなさそうですし、従って地方特産の葉というわけでもなさそう。

 というか、北京ですしね、日本で言うなら東京なので地方ってこともないでしょうし。きっと、良い葉なんて各地からゾロゾロとやってくるのでしょう。やはり雲南省の煙草葉かも知れませんね。

Chunankai Lights Chunankai Lights

Chunankai Lights 以前のデザインには無かったと思われる贋作対策のためのホログラムや、シガレットに刻印されたロット生産の管理番号など、独特の仕様が見受けられるデザインが随所に溢れています。何気に手間の掛かっていそうなパッケージですが、いつになったら中国の贋作イメージは無くなるのでしょうか。

 ちなみに、ボックスの底面に記載された輸出用であることを示す「专供出口」という中国語は、中南海で御馴染みの表示ですね。

Chunankai Lights 白色基調のフィルターチップは非常にシンプルなデザインとなっていて、以前の行書体のようなフォントを使用していたデザインとは異なり、異国情緒は薄らいだものとなっていますね。パッケージと同じようにゴシック系のフォントとなっています。中国らしさを感じさせない中南海は、私的に嫌いなのです。

 また、フィルターはチャコールフィルター仕様となっていて、空気穴は小さめが1列で配されています。元々の中南海はプレーンフィルター製品なのだそうで、これらチャコールフィルター仕様は遅れて開発されたのだとか。

喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、確かに謳い文句の通り「ローカライズしている」という感じが満々に感じられる味わいの煙草となっているのです。

 シガレットの香りは特別に不思議を覚えるような香りではなく、極々普通といったように少しの甘さが感じられる香りとなっていますね。やはり癖は抑えられているのかなと思える感じ。

 喫味の方も、これといって何がと特筆するような内容の要素は特にありません。至ってスムースな煙の質感とTar8mgらしい煙の量感に、ほんのりと感じられるリコリスの甘味の中で少しだけTar15mgの中南海と似た個性の味わいを感じることが出来るようなもの。やはり、以前に喫したTar15mgの中南海と比べると格段に個性は抑えられているどころか、ほぼ個性の無い「至って優秀な煙草」という、突っ込みどころのない煙草ではないでしょうか。

 いや、確かに中南海らしい甘味は奥の方に感じられるので個性もあるのですが、やはりTar15mgの閃光のようなイメージが先行してしまい個性が潜行してしまう線香・・・、いや、煙草。

 総じて、とってもスムースな質感の煙で吸いやすく、味わいとしても「ほんのりとした甘味」が感じられる、何とも「日本人向け」に良いと思える煙草なのです。しっかりと意識すれば、そこそこに個性的な甘味も感じることが出来ますし、良いのではないかな。何だか、ローカライズ感を強く覚える味わいには物足りなさも否めませんけれど。

 たま~に思うのですが、外国の煙草企業って一流も三流も関係は無く、漏れ無く「日本人向け」というものを誤解しているというか、ものすごく投げやりなことをやってばかりいるように思ってしまう時があるのですよね。何も日本人は「癖が無くてスムースなもの」を好むのではないと思うのです。日本人の嗜好性を語る上で欠かすことは出来ないはずである国内最大手は「日本たばこ産業」の製品を見れば「それこそが答え」だと思うのですが、スムースな特性を持ち合わせる製品が多いことは確かであっても、癖が無いものってありますかね?

 あの会社って、世界的観点で見れば見るほど、めっさ「変なもの」づくしだと思うのですが、外国煙草企業の方々って、きちんと「日本人の嗜好性=日本たばこ産業の製品」を調べているのでしょうか。たまに疑問に思うことがあります。

 まぁ、個性を認めさせることよりも癖という個性を消してしまうことの方が簡単でしょうし、それを努力の結果として得た「良質」として謳い文句にしてしまえば、何だか良い感じはしますけれど。良くないと思う、個性を消してしまうなんて。それこそ、癖もしくは個性という本質的な良さを捻じ曲げてしまえば、その結果はキャメルのように没するということも、そういえば日本たばこ産業が既に答えを出していましたね。

 Tar15mgの中南海に感動したからこそ思うのですが、だからこそ中南海は本当に勿体無い。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar8mg Nicotine0.7mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol


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