Djarum Super 16 を吸ってみた

[✓] Include the following : Smoking impression

 概要:紙巻:「ジャルム・スーパー・16」の喫煙感想



 ガラムとともにクローブシガレットの二大ブランドとなっているジャルムで、そのフラッグシップとなる煙草。紙巻「ジャルム・スーパー・16」を吸ってみた。


 ややガラムの高い知名度に隠れがちではありますが、このジャルムもガラムとともにインドネシアの地煙草は丁子煙草の有名ブランドであります。そのジャルムのフラッグシップ的ポジションとして売られている煙草が、こちらのジャルム・スーパーなのです。

 また、フラッグシップ的ポジションが缶詰入りであるガラムと異なり、ジャルム・スーパーは箱詰めとなっています。しかしながら、タール数値はTar40mgと缶詰入りのガラム・スーリヤに近い仕様となっているため、対抗銘柄はガラム・スーリヤであるという認識で間違いはないでしょう。

 ちなみに、この煙草はTar40mgという異様なタール数値ではありますが、丁子煙草では特に珍しいことではありません。使用している煙草葉によるのか添加物によるのかは定かではありませんが、丁子煙草は軒並み頭抜けてタール数値が高い点も特徴となっていますから。

 ただし、ジャルムはガラムよりも更に低いタール数値の製品やフレーバータイプなどもラインナップしているため、ガラムと比べれば非常にフレンドリーなブランドと言えるでしょう。下はTar15mgで打ち止めとなっているガラムとは違い、このジャルムはTar8mgと並みにライトな銘柄までラインナップしていますからね。

 そして、このジャルムも属している丁子煙草というカテゴリーは何かというと、それは丁子(クローブ)の抽出油を煙草葉に添加したインドネシアの地煙草なのです。肉の臭み抜きや保存などの効果があるとかで古くから使われている香辛料であり、日本のスーパーでも調味料の売り場に細かく裁断されたタイプが並んでいたりしますね。今ではエスニック料理のための香辛料という扱いが多いようですが、丁子の実そのものは釘状の形状をしているらしく、昔は生肉に刺して使っていたとか。

 そんな丁子を「胸の痛みを和らげる」という目的で煙草にブレンドしたことが丁子煙草の起こりとなっているとかなんとかです。そのような効果が医学的に認められているかは疑問ですが、その丁子による独特の甘い香りやパチパチと音を立てて燃える火種が丁子煙草の特徴とされていますね。どうやら、現地ではパチパチと音を立てて燃える様を「KreteK」と表現しているようで、これらの丁子煙草は別称を「クレテックシガレット」などと言ったりもするそうな。

 何はともあれ、丁子煙草はガラムだけではないのだぞと。ガラムとはライバル関係であるジャルムですが、ここ日本ではガラムが買えるような店なら併せて取り揃えられていることも多いはずです。クレテックはガラムとばかり言っていないで、是非とも喫してみたくなった煙草なのですよ。



 パッケージデザインは、どことなくガラムのスーリヤとも似た雰囲気を漂わせるものとなっていますよね。赤色と金色が特徴的なパッケージですが、ジャルム・スーパーではガラム・スーリヤとは異なり黒色もアクセントカラーとなっているのです。



 パッケージ背面は、それこそ背面らしい控えめのデザインとなっているのです。とっても異国情緒の溢れるカラーリングが、余白とともに映える感じですよね。



 クレテックシガレットらしく特殊規格なパッケージは、それこそガラムのスーリヤ・マイルドと似たように平たいボックスパッケージとなっています。しかしながら、こちらのジャルム・スーパーは詰められているシガレットこそガラムのスーリヤと同じような特大サイズとなっているため、ガラムのスーリヤ・マイルドよりも大きな平箱となっているのです。

 これが中々に存在感のあるパッケージなのです。



 タール数値などの実測値は、しれっとパッケージサイドに記されるのみとなっていますね。これもクレテックシガレットならではと言えるものなのですが、そのタール数値は日本人にとっては異様とも言えるTar40mgとなっているのです。

 おおよその日本人喫煙者であれば、まずビビる数値ですよね。



 タール数値の表示と同じ面には、調子煙草(クローブシガレット・クレテックシガレット)の特徴の一つでもある「巻紙のシミ」に関するメッセージが記されています。慣れた方は気にすることも無いどころか、このシミが無いとクレテックシガレットとして少し疑ってしまうことでしょう。

 というより、私的にはクレテックシガレットでなくてもシミが浮いていたりするとテンションが上がってしまいます。何と言うのか「あ、この煙草は濃厚そうで美味そうだ」と思ってしまうのですよね。



 先の表示の反対側には、クローブシガレットであることと16本詰めであることが記されています。

 その他にはメーカーやインポーターも表示されていますね。ガラムとともに有名なクレテックシガレットのブランドであるジャルムですが、インポーターはガラムの昇陽物産とは異なり、高級シガーなどのインポーター業務を行うインターコンチネンタル商事が行っているようです。




 幅広の大きなパッケージは、内装も少し特殊なものとなっていました。ボックスの中で左右に8本ずつ分割されて中包装紙包まれているのです。何故に分割包装されているのかは知りませんが、順当に考えるのであれば幅広ゆえに耐久性の都合なのかも知れません。中包装紙だけでなく、それに合わせてインナーカットも分割されていますから。

 きちんとジャルムのロゴマークも二つですね。



 シガレットデザインは、クレテックシガレットらしく絢爛なデザインとなっているのです。ガラムのスーリヤと同じように大振りなシガレットと相まって、中々にリッチな気分に浸らせてくれますね。

 ちなみに、仕様としては空気穴の無いプレーンフィルター仕様となっています。フィルターチップには甘味料が塗布されているようですが、実際には非常に控えめなものとなっているようです。
 

[✓] 喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、日本で出回っている丁子煙草の中でも最も上品な仕上がりの丁子煙草となっているのです。

 まず、シガレットの香りなのですが、やはり丁子煙草らしい独特の甘さが印象的な香りとなっていますね。クローブの香りとフルーツミックス味のガムのような香りが特徴的な、何とも甘い香りとなっているのです。ガラムのスーリヤ系と大きな違いも感じない香りであるため、丁子煙草を知っている方にとっては馴染みの香りといったところでしょう。

 このシガレットの香りでは、特にジャルムだから何ということも無いようですね。強いて言うなら、ややガラムよりも華々しさを控えた穏やかな香りに思えたりもします。

 喫味の方は、何と言うか非常に上品な味わいの丁子煙草といったところです。ガラムも普及しているスーリヤ・マイルドと比べてフラッグシップのスーリヤは上品な味わいに仕上げられている印象でしたが、このジャルムのフラッグシップはスーパーの方は、より上品な味わいに仕上げられている印象ですね。

 ガラムの甘さは華々しすぎたかもと思えるほど、このジャルム・スーパーは上品かつ穏やかな甘さの丁子煙草となっています。味覚的にも甘さが際立っているガラムとは異なり、この煙草は香りによるフワッとした甘さが印象的です。ボディは豊かながら全体的には煙の質感も優しく、かなりマイルドな印象を覚える味わいと言えるでしょう。

 また、フィルターチップの甘味も非常に控え目となっているため、この点も上品な印象に拍車を掛けている感じです。ステレオタイプ的な煙草らしさをベースとしたような丁子煙草といった仕上がりですね。もちろん、独特な味わいであることは不変ながら、ガラムよりは一般的なシガレットに近いキャラクターに思えるのです。

 紫煙の香りも丁子煙草らしい個性がありながら、ガラムと比べれば幾らか癖の抜けたフワッと甘い香りとなっています。

 総じて、ガラムのスーリヤ・マイルドとスーリヤを比べた時にスーリヤの方が上品と感じたことと同じく、このジャルム・スーパーは更に上品な仕上がりとなっているのです。丁子煙草らしい個性は少し控え目に感じてしまうかも知れませんが、もとより個性が強い丁子煙草です。これくらいの塩梅でも十分に個性を感じとることが出来るでしょう。

 やはりジャルム・スーパーもガラムのスーリヤと同じく大きなシガレットサイズを採用しているからでしょうか。下属のタールバリエーションで細身なシガレットであるバリハイなどと比べるとタール数値のわりには喫しやすく感じますね。辛味が突出しにくい特性はガラムのスーリヤよりも強く現れているように思えるで、より喫しやすい印象の丁子煙草となっているのです。

 心なしかクレテックシガレットらしいパチパチも控え目なので、ガラムよりも丁子エキスの添加量が少ないのかも知れません。そうであるならば、このガラムとの味わいの違いにも納得が出来る感じです。

 とりあえず、Tar40mgという破天荒な仕様からの先入観よりは格段に喫しやすい煙草となっています。丁子煙草はガラムから入門するよりも、このジャルムから入門する方が良いかも知れません。私は、初めての丁子煙草ならジャルム・スーパーを勧めることとします。

 だからといって、このジャルム・スーパーが丁子煙草の初心者にだけ向いているのかというと、そうではありませんからね。この奥ゆかしい味わい深さは長く付き合うにも良い丁子煙草なのですから。

 何より、煙草らしく香りに重きを置いていると言える丁子煙草なのでした。

 あぁ、でも喫しやすく美味いからと口数が増えすぎると、しっかり後で重厚な吸い応えがズシッとくるのは、やはり丁子煙草ならではですね。気を付けなければいけませんが、それもガラムと比べれば穏やかなものです。ジャルムの方が日本人には向いているのかも知れません。喉の焼き付くような感覚も、ガラムより控え目ですよ。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar40mg Nicotine1.8mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol


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