Floyd 1 を吸ってみた

Froyd 1

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 特殊なフィルターを使っているフロイドのタールバリエーションはTar1mg。

 「フロイド・1」を吸ってみた。

 有名なところではアークローヤルという煙草を製造していることでも知られている、南米はモンテパスというメーカーの煙草です。このTar1mgの他にもTar10mgとTar6mgがタールバリエーションとしてラインナップされていて、そんなフロイドは「CelFX」という技術を用いた「スーパーチャコール」と謳う特殊なチャコールフィルターを採用していることが最大の製品特徴である銘柄なのです。

 その「スーパーチャコールフィルター」なる聞き馴染みの浅いフィルターとは、わりと名称そのまんまな効果のフィルターであり、何でも「従来のチャコールフィルターと比べて化学物質を80%以上も除去するフィルター」なのだそうな。ここで指されている「従来のチャコールフィルター」というのは、恐らく「アセテートフィルターにチャコールの粒を仕込んだフィルター」のことで、最も多くの銘柄に使われているタイプのチャコールフィルターを指しているのだと思います。

 化学物質を減らすことで煙草の風味を純朴に楽しめて、喉のイガイガを軽減し身体への負担を減らすなどのような効果を期待することが出来るのでしょう。

 要は、ものすごく現代的発想な仕様。

Froyd 1 Froyd 1

 パッケージ背面では、他のタールバリエーションと同様に製品特性であるフィルターについて軽く触れられています。基本的にタールバリエーションとはカラーリング違いとなっているだけなのですが、このTar1mgはパステルブルーのようなカラーリングにより垢抜けた印象を覚えさせてくれますね。

 何だか、こいつだけはカワイイ感じなのです。

Froyd 1 Froyd 1

 インサーターでも製品紹介がされていました。このインサーターにより簡単な説明は記されていますが、より詳しく知りたい方はフロイドのウェブサイトを訪れると良いかも知れません。

Froyd 1 フィルターチップのデザインも、Tar1mgはロゴがパステルブルーカラーとなっているためか、非常に可愛らしい印象を覚えさせてくれます。

 空気穴は非常に細かいものが6列で配置と、やはりフロイドは空気穴が少し多い印象。

喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、何だか色々と予想外だった煙草といったところ。

 まず、シガレットの香りは意外なことにも「ピース」を思わせるような甘酸っぱいものとなっていて、非常に品のある香りとなっているのです。これはピースやキャスター、もしくは旧フィリップモリスの現ラークなんかにも引けをとらないくらいに強めの甘い香りです。

 喫煙した感じも意外なことに、先に紹介したフィルターチップの空気穴の多さやTar1mgといった超軽量らしいスペックからは想像も出来ないほどの煙量感を持ち合わせていて、吸い応えを謳う銘柄ではないのに吸い応えは非常に上々となっています。

 そんな上々な吸い応えでありながら、キック感などアタリの強さで吸い応えを向上させている印象は全く無く、正しく「豊かさ」に吸い応えを感じる様は最軽量のTar1mgだからといって中々に侮ることも出来ません。紙臭さも多分に感じ、味わいとしてはクリアながらTar1mgらしい相応の薄さとなっているのですが、先ほどの不相応に豊富な煙量が程好くフォローしているのです。

 全体的に澄んだ印象でありながら、ほのかな甘味と香ばしさが「ほっこり」させてくれる喫味となっていて、苦味や辛味が全く無く、とってもシルキーな味わいが良い感じ。

 また、多くのTar1mgのシガレットというと、普通は多めに設けられた空気穴により流入する煙が細くなり、強く吸い込みがちなことと相まって、イガイガや刺々しさを感じたりするものなのですが、この煙草は、CelFXを使ったスーパーチャコールフィルターの恩恵もあり、煙の質感が非常に優しいために口当たりも刺々しさを全く感じない、とても上品な質感も好印象。

 紫煙の香りも程好く甘さを含んでいますし、ものすごく優しい味わいの煙草なのです。

 このような特徴の煙草にありがちな「充足感の不足」も感じませんし、それでいて喫煙後の後味も薄めに程好く香ばしいながら、スーパーチャコールフィルターの効果もあり至ってクリアでモチャクチャするような嫌忌要素が全く無いという素敵仕様です。何より、Tar1mgという仕様と相まって、後味はフロイドの中でも断トツでスッキリ。

 スッキリと言うか「軽やか」と言った方が適切かな。

 あと、これはフロイド自体の意外な長所なのですが、フロイドの「指に臭いが付きにくい」という特徴なんかも、女性や特定の職業の方々にとっては大きなポジティブファクターとなるのではないでしょうか。ノンメンソールのTar1mgシガレットでは、断トツでお気に入りです。フロイドのバリエーションの中でも、最も個性を感じやすいため、断トツでお気に入りなのです。味音痴が相手でもない限り、非の打ち所なんて無いのではないでしょうか。

 すごい煙草です。


追記

 発売より後日、フロイドは煙草葉を10%増量するという製品改良が実施されましたね。味や香りに変更は無く、あくまで煙草葉を増量することによるスローバーニング化が目的とのこと。

 ということで番外、改めて改良版のフロイド・1を吸ってみた。

 まず、シガレットの香りは相変わらずと加香感の強い甘さの際立つ香りとなっていて、ブレンドレシピに新たな意匠は加えられていない様を察することが出来ます。

 喫味の方も、Tar1mgながら中々に味わいも甘さが際立ち豊かとなっていて、ボディ感もTar1mgにしては豊かな煙量感で充足感を程好く得られました。なるほど、味わいや香りに特別と変化は感じられず、しっかりと以前のテイストが踏襲されていますね。

 しかしながら、煙草葉10%増量によるスローバーニング化は確かに実感することが出来るため、中々にシガレット1本の喫煙時間は長いものとなっているのです。比べて空気の流入量の多いTar1mgでは、より燃焼時間も長いように感じられる気がしますし、同じ特徴で有名なアメリカンスピリットに迫る喫煙時間の長さが確保されています。

 裏目として少しだけ吸い込みに力を要するようにはなりましたが、特に障るような程度でもないですし、これは中々の真改良ではないでしょうか。価格は据え置きですし、私的にTar1mgというカテゴリーではトップシガレットかも知れません。味わいに機能に価格も良しと、よりフレンドリーな煙草へと昇華されていたのでした。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar1mg Nicotine0.1mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol


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