Gauloises Légères を吸ってみた

Gauloises Légères

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 フランスの黒煙草はゴロワーズのフィルターシガレットバージョン。

  「ゴロワーズ・レジュール」を吸ってみた。

 いわゆる「黒煙草」の代名詞でもある「ゴロワーズ」のフィルター付きバージョンです。このレジュールは本家のカポラルに下属する銘柄ではありますが、同じく黒煙草として有名なジタンとは異なり確かな黒煙草となっているそうです。ゴロワーズのカポラルは両切りであり、あくまでレジュールはフィルター付きという区別のようですね。

 ちなみに、フィルターが付いたことによるのか、Tar10mgのカポラルに対してレジュールはTar8mgとなっています。フィルター付きであり、マイルドバリエーションであるといったところでしょうか。

Gauloises Légères Gauloises Légères

 ゴロワーズ・カポラルのパッケージを踏襲したデザインとなっていますが、白を差し色として使用したり、ライトという意味の「Légères」という表記が足されていたりと、ライトバリエーションらしい変化が見られるパッケージデザインなのです。また、レギュラーサイズであったカポラルに対してキングサイズとなったレジュールは、おおよそ一般的なシガレットと同じサイズ感のソフトパッケージとなっています。

 このレジュールも黒煙草ということで、カポラルと同様に「BRUNES(ブリュネ)」という表現がデザインされていますね。褐色という意味のフランス語で、黒煙草の色黒な煙草葉を表現しているのだと思われます。

Gauloises Légères これね。このパッケージには「Légères」という表現が含まれているため「大人ッテ、コウイウモンダ」みたいな感じの言い訳がパッケージサイドに印刷されています。毎度のこと思うのですが、伝えたいことがあるのなら「云々を意味するものではありません」という言い訳ではなく「云々を意味するものです」という理由を述べなさいと。

 そもそもさ、この煙草に限っては「Légères」というフランス語を使用しているわけですよ。皆が知りたいのは「ではありません」ではなく「というものです」だと思うのですが、如何なのでしょう。そんなに語学堪能博学だらけの国でしたっけ、日本って。いい歳こいた大の大人の中に下らない言い訳を欲する馬鹿がいると思うと、何だか非常に気分も悪いのです。

 とはいえ、共存していかなければならないもの同士です。互いに共存し合う気持ちがあるのかは甚だ疑問ですが、一方的では何も始まりませんから。仕方のないことなのです。

Gauloises Légères Gauloises Légères

 シガレットサイズは現代的にキングサイズとはなったものの、ソフトパックであることはカポラルと同じくです。シガレットの方もフィルターが付いた他に、巻紙が一般的な筋入りのものであったりと、ちょいちょいカポラルとは異なる点が見受けられます。しかしながら、趣のある雰囲気には大きな異なりも感じませんね。

 仕様としては極小の空気穴が3列で配され、フィルターは付いているもののシンプルなプレーンタイプとなっています。ふと思うのですが、カポラルが両切りなのにTar10mgというのも違和感を覚えるところではありますが、レジュールはフィルターと空気穴まで付けてTar8mgというのは少し不思議な感じがしませんか。

喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、何ともマイルドに黒煙草の味わいを堪能することが出来る仕上がりとなっているのです。

 とりあえず、シガレットの香りはノンフィルターのゴロワーズ・カポラルと同じといったところですね。このレジュールも同じように黒煙草とされていますし、大きくキャラクターを変えるようなレシピアレンジは加えられていないのでしょう。主張は控え目ながら中々に独特である、とっても香ばしい香りなのです。

 喫味の方は、確かに黒煙草らしい味わいでありゴロワーズ・カポラルを踏襲していると感じる味わいではあります。しかしながら、やはりフィルターや空気穴の効果なのか、印象は大きく異なるものとなっていますね。何というのかな、両切りであり黒煙草らしい豊かなコクとキック感のようなスパイシーさが軽快ながら「攻め」といった印象であったカポラルに対して、このレジュールは味わいに質感にと、非常に大人しい印象を強く覚える仕上がりとなっているのです。

 確かに、マイルドながらカポラルに通ずるコクは豊かと感じるものとなっていますが、レジュールでは鋭いビター感やスパイシーさが鳴りを潜めているため、一変して口当たりの良さを持ち合わせている様子です。かなり取っ付きの良い吸い心地にて、個性的な黒煙草らしい豊かなコクを楽しめるバリエーションといったところでしょうか。

 同じくフランスの黒煙草はジタンと比べると、甘味を少し抑えたようなバランス感はカポラルと似たような感じですが、ビター感なども抑えられているために相反して甘味が際立っている感じですね。フィルターシガレットらしいマイルド感ながら、確かなコクと甘味を有する素敵な味わいなのです。

 もとより、味わいには芯がありながらキレの良い質感により軽快な吸い心地である黒煙草は、実際のタール数値より少し軽く感じることも多いだろうカテゴリーです。このレジュールはキレの良さという要素は少ないものの、やはり軽快な吸い心地であることには変わりありません。それにより、実際のTar8mgという仕様にしては比べて軽く感じると思います。

 喫煙後の余韻も、中々に豊かな味わいであるわりには残らず淡白なものですし、より軽快さに拍車を掛けている感じですしね。

 総じて、カポラルとは異なる趣を見せながらも、その味わいには確かな黒煙草らしさを感じさせてくれる、とても現代的な印象の強い煙草です。黒煙草の豊かなコクは好きだけれど、ちょっとアタリの強さが気になる方や、両切りや短いシガレットは勘弁という方には打って付け。ゴロワーズ・カポラルが頑なに不変であろうとしたものならば、このレジュールは現代に合わせて黒煙草を昇華したものとなるでしょう。

 また、味わいにシガーのオルタナティブのような要素多分にも感じられる黒煙草ですが、さらにマイルド傾向のレジュールはというと、オルタナティブのオルタナティブといった感覚でも楽しめるかと思います。この点に関しては、今のところ唯一の存在であるのではないでしょうか。

 単なるマイルドバリエーションのようでありながら、色々と個性の光る煙草なのでした。

 何となく思ったのですが、葉巻のオルタナティブとしても好まれる黒煙草です。フランスでは日本のウイスキーがコアな人気を集めているとも聞きます。煙草とウイスキーの相性は言うまでもなくですので、葉巻ではなくフランスの黒煙草と日本のウイスキーで演出する時間も面白いのではないでしょうか。特に、このレジュールはフィルターが付いていますので、蒸留酒の濃いアルコールや煙草の煙で舌がやられやすい方なんかには向いているのかも知れません。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar8mg Nicotine0.6mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol


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