glo Kent Neo Sticks Smooth Fresh を吸ってみた

喫煙に関する内容を含みます



 概要:グロー「ケント・ネオスティック・スムース・フレッシュ」の喫煙感想



 グローの全国デビューとともに加えられた新たなフレーバー。グロー「ケント・ネオスティック・スムース・フレッシュ」を吸ってみた。


 2017年の10月に全国デビューした、BAT社製の電子タバコはグロー。その全国デビューとともに専用銘柄であるケント・ネオスティックへ加えられた新フレーバーが、このスムース・フレッシュなのです。

 ちなみに、このグローの全国デビューにあたって宮城県限定で数種類の新フレーバーがリリースされたそうですね。ただし、このスムース・フレッシュだけは同様に新フレーバーながら全国展開からスタートしたようです。(現在は全ての新フレーバーが全国展開中。)

 このスムース・フレッシュの特徴は「ひんやりミントとバニラのような甘さが絶妙のバランス。なめらかで心地いい爽快感。」とされていて、謳い文句は「なめらかメンソール」となっています。簡単に言ってしまえば「甘い香りのメンソール」ということなのでしょうか、グローでは初のフレーバータイプと言えるのかも知れません。

 ※グロー本体に関する内容は「glo グローを買ってみた」に記しています。良ければ参考にしてみて下さい。




 あまり銘柄を主張しない傾向のネオスティックらしく、銘柄のスムースフレッシュよりも目立つように「なめらかメンソール」という表現がセロラップ外装にデザインされているのです。

 これは戦略なのかは知りませんが、本気で切り替えを視野に電子タバコへ手を出しそうな方って、勝手な偏見ではあるものの煙草に明るいイメージは無いですし。下手に銘柄を伝えるよりも良い手段なのかも知れませんね。



 パッケージ背面は他のネオスティック銘柄と基本的に共通のデザインとなっています。それぞれで異なる商品特性の部分は「タバコ本来の味わいとなめらかなメンソールがもたらすバランスのとれた心地よい爽快感」となっています。

 あと、気になった点としては、警告文上部の「温度変化により、まれにメンソールの白い結晶が発生することがありますが、味や品質には問題ありません」という文言ですね。先のインテンスリー・フレッシュやフレッシュ・ミックスを喫した時には、特にパッケージには無かった文言なのです。

 もしかしたら、順次追加されていく文言なのかも知れませんね。ネオスティックには他にもメンソールタイプが多いですし、このスムース・フレッシュだけとは思えないですから。



 新しいネオスティックでも、中包装紙は共通のものとなっているようですね。グローのイメージカラーでもあるオレンジ色なのです。




 差し色こそ異なりますが、おおよそ共通化されたシガレットデザインとなっています。

 ちなみに、ぱっと見はシガレットの半分ほどがフィルターのように見えますが、実際にフィルターが仕込まれている全長は5mm程度となっているのです。アイコスのヒートスティックと比べて中空部分が非常に多く、ネオスティックには空気穴もありますので、空気のブレンド量が多いだろうということも察することが出来ますね。

 また、グローはアイコスと比べるとシガレットの加熱温度も低いと思われるので、全体的にマイルドな印象を覚えさせるような仕様が目立つ気もするのです。


味・香りについて感想



 この煙草は、ややメーカーによる製品特性の紹介に疑問を感じる味わいとなっているのです。

 まず、シガレットの香りですが、どことなく昔ながらのラムネ菓子やスペアミントガムを思わせる香りとなっていますね。甘さと清涼感が心地の良い、私的に好みの香りとなっています。

 ネオスティックはアイコス用のヒートスティックと異なり、意外とシガレットの香りも楽しめるものとなっているので良い感じなのです。

 そして喫味の方ですが、結論から言うと、これにはメーカーの「ひんやりミントとバニラのような甘さが絶妙のバランス。なめらかで心地の良い爽快感。」という謳い文句に少し疑問を感じてしまいました。

 まず、メンソールによる清涼感は同ブランドのインテンスリー・フレッシュ(強メンソール)やフレッシュ・ミックス(さわやかメンソール)よりも控えめで、なるほど「ひんやりミント」という表現が程度を良く伝えていると思います。先の2つのメンソール銘柄は両方ともメンソールによる清涼感は強いと感じるものでしたから、取り分けスムース・フレッシュが清涼感が弱いとは思わないものの比較すると穏やかな清涼感ですね。

 しかしながら、バニラのようなと甘い香り立ちを想像させながら、こちらは目立って体感は出来ないだろう程度となっています。それというのも、これはネオスティックのメンソール銘柄に共通なのですが異様にメンソールの青臭さや苦味が強いのですよね。そのメンソールの苦味や青臭さが「甘い」とは何一つ感じさせないバランスとなっているのです。

 確かに、開口一番のシガレットではバニラとは思わせないものの、ふんわりとした甘さを味覚にて感じることが出来ました。それでも、その甘さは直後にインテンスリー・フレッシュなどでも顕著に感じる強いメンソールの苦味にかき消されてしまいます。

 あとは「なめらか」という特性なのですが、こちらも確かにメンソールの清涼感が控えめという点ではスムースに喫することが出来ます。しかしながら、先の通りにメンソールらしい苦味や青臭さが目立つので、あまり全体像としてはスムースという印象も覚えないかも知れません。

 総じて、メーカーが「バニラのような」とフレーバーライクなキャラクターを漂わせてはいますが、実のところはフレッシュ・ミックスと大きな差は体感も難しいだろう仕上がりとなっています。それでも微香といった程度には甘い香りが含まれていることを感じさせるので、それを判断材料にフレッシュ・ミックスと比較選択すれば良いのかと思うところなのです。

 比べれば、さわやかメンソールのフレッシュ・ミックスよりもメンソールの清涼感は少しだけ穏やかとも思えるので、グローのネオスティックで「メンソールが強すぎる」と思う方は試してみるのもアリかも知れません。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar---mg Nicotine---mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol


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