IQOS アイコスを買ってみた

IQOS

Include the following / 抽烟印象・喫煙の感想 / Smoking impressions / Табачные впечатлени

 フィリップモリスが開発して話題騒然の電子タバコはアイコス。

 その「アイコス」を買ったので、開封の様子と簡単な感想やレビューをしてみます。

 マールボロやラークといったブランドで有名な「フィリップモリス」が、足掛け開発二十年とか開発臨床試験費云千億円などなど、色々と物議を醸す噂とともに満を持して世に送り出した電子タバコは「アイコス」という製品です。これより先に流行りだした電子タバコは「ベイプ」と混同してしまいがちな方も多いそうですが、どちらも高熱を利用して発生させる「水蒸気」を喫するという点は同じでありますね。しかし、熱する素材が「リキッド」と呼ばれる液体であったベイプとは異なり、このアイコスは特殊加工された本物の「煙草葉」を熱して水蒸気を発生させます。

 そんなベイプの「リキッド」に対して、アイコスはマールボロブランドとして販売されている「ヒートスティック」なるカートリッジを使用し、より煙草らしい風味に重きを置いた電子タバコとして注目を集めているのです。

 また、ベイプのリキッドは従来の喫煙者からしてみれば煙草とは逸脱したフレーバーばかりが目立ちますが、アイコスのヒートスティックは至って煙草らしいキャラクターで売られていますね。ヒートスティックは煙草葉を使用しているために「たばこ税」の対象となっているから未成年の使用や購入は全く認められませんし、従来の喫煙マナーを守る必要があることもベイプとは大きく異なるところでしょう。

 しかしながら、ここ日本では発売より伸張も著しいのは確実に「アイコス」であるように思えます。ベイプは煩雑とした展開を見せる市場に「若者・中国・粗悪品」というネガティブなイメージの存在も否めず、それに比してアイコスは国際的な大企業である「フィリップモリス製」というブランドバリューや「スイスにて開発」という安心感がありますからね。何より「フォーマルなキャラクター性」を打ち出しているあたりも、働くオトナの人気獲得に繋がっていそう。

 しかも、何も燃やさない「非燃焼方式」により副流煙を含む煙の一切は発生しないのです。同時に「体への負担が少ない」とも謳われ、それでもベイプとは異なり煙草葉を使用する「正しく煙草」ときたもんですから。

 とまぁ、前置きは取り敢えず終わりにして、そんな話題の「アイコス」を購入してみたので、開封の記録と感想を記したいと思います。この記事では「アイコス本体」を扱うに留めているので、ヒートスティック各種を使用した喫煙感想は個別に各個撃破で行いますね。

 ※各ヒートスティックの感想記事を作成しましたので「PM Products」にリンクをインデックスしました。よければ御覧ください。

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 パッケージの正面と背面の様子です。パッケージのサイズが分かりやすいように「一家に一個」で御馴染みの真空管は「12AX7」と並べてみましたから、お手元の12AX7を手にとって参考にしてみて下さい。はっきり言って「煙草関連グッズ」な感じ全く無く、もはや家電製品みたいな見てくれは「フィリップモリス製」というより「フィリップス製」みたいな感じ。

IQOS パッケージには添付物が二つで、一つはアイコスの専用アプリの宣伝冊子。

 もう一つは画像を省きましたが、ニューデイズでの購入に限り付属するという、噂の「キャッシュバックキャンペーン」の申し込み書類なのです。

 ちなみに、このアイコスキットの正規販売価格は一万円弱と、それこそベイプやらと比べると高価な製品となっています。しかし、その代わりに期間限定となってはいるものの「キャッシュバックキャンペーン」が実施されているようですね。これらのキャンペーンはアイコスがコンビニでの販売に注力していることと相まって、基本的に「コンビニ購入」を対象としたキャンペーンとなっている様子ですが、細かな内容は利用した店舗によって異なるとか。

 具体的には、購入の後に「スマートフォンでアイコスのウェブ会員に登録する」などの手続きを行うことでキャッシュバックが受けられるのだそう。私はスマートフォンを持っていないので、書類上の申請のみで作業が完了し「スマートフォンでの作業が不要」な内容でキャンペーンを展開している「ニューデイズ」で購入しました。

 ただ、2016年の4月からアイコスとヒートスティックは全国発売となったものの、どうやらアイコス本体の方は製造が間に合わずと嬉しい悲鳴をメーカーが上げているようで、一時的に出荷が強く制限されているそうです。人気と相まって極度な品薄状態が続いている様子で、便乗転売と言わんばかりにネットを中心に「正規の倍以上」という非常に高価で販売している少し悪質な売り手も出てきているのだとか。

 購入の際は、必ず少しの思慮を巡らさなければなりませんね。いずれはJTのプルームのように、正常に販売される時が来ますから。

 あと、このようにチャージャーとホルダーがセットになった「アイコスキット」という商品の他に「ホルダーのみの商品」もあるので、コンビニなんかで店員さんがアイコスを熟知していないと「アイコスください」と言ってもホルダーのみの製品を渡される場合があります。ホルダーのみの商品は箱も小振りで、価格もチャージャーなどの付属品が含まれない分だけ半値ほどと安いので、もし購入される場合は気を付けて下さいね。危うく私はホルダーのみの商品を売られるところでしたから。

 店員さん、律儀で可愛かったから気にしないけれど。

IQOS いざ、開封です。ビニール包装を取り除いてインナーボックスを押し出すと、質感も程好い青い箱が現れました。アイコスのロゴとともに「HEAT NOT BURN TECHNOLOGY」と、アイコスの製品特性を謳うキャッチコピーが記されているのですが、一般的な煙草のように燃やすのではなく「熱する」のだ、ということですね。

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IQOS 素敵な青い箱の中は多層収納となっていて、やはり、何だか最近のエレクトロニクスのパッケージみたいです。いわゆる「アイコス本体」であるホルダーとチャージャーの他にも、一通りのサプライが付属していますので、使用にあたって特に他の機器を用意する必要は無いはず。ヒートスティックは付属しませんよ。

 具体的な同梱物はUSBケーブルとコンセント向け変換アダプター、さらには専用のクリーニングブラシまでが付属しているのです。

IQOS チャージャーとホルダーのサイズも分かりやすいように、例の真空管と比較してみました。何だか末期のガラケーと黒板で使うチョークみたいな感じのサイズですね。どれも作りは非常に良い感じに、表面の質感はマット仕上げで触り心地も抜群となっています。煙草企業の製品とは思えぬクオリティなのです。

IQOS これで分かる方がいるかは知りませんが、メビウス・スーパーライトとアイコスを比較してみました。チャージャーは100’sシガレットのボックスと大差も無いサイズ感と小気味の良い重量感で、ホルダーは一般的なシガレットを一回り太くしたような感じとなっています。詰まるところ、100’sシガレットを携帯するのと同等かと。

 ちなみに、アイコスの基本カラーバリエーションは、このホワイトの他にブラックっぽいネイビーカラーも展開されていますが、これらはカラーだけではなく表面の質感も異なる仕上がりなのだとか。ホワイトはサテンフィニッシュでサラサラとした表面のプラスチック素材となっていて、ネイビーは滑り止め効果がありそうな表面のゴムっぽい素材とのこと。今後はサードパーティー製のスキンシールなんかも色々とリリースされそうですし、私感としては、人間は同じ重量でも色が黒いと重く感じるという特性があるらしいので、少しでも軽く感じるホワイトの方が良いように思えます。

 ただ、そのホワイトは「汚れ」が中々に目立つのですよね。バイクいじりをしながら使うと黒い指紋だらけになります。アイコスの色選びは悩めるところですが、品薄の現状では出くわしたら何色でも買うが良しです。

 あ、そうそう、限定カラーのアイコスは尋常ではないほどに法外な値段となって第三者より売られていますね。スキンシールのラインナップが充実してきた今では、非常に滑稽な品物と思っています。あんな値段で買う人、いるのかな。

IQOS チャージャーの側面には、チャージャーの開閉スイッチと各種インジケーター、電源ボタンと自動加熱クリーニングボタンなる各ボタンが配されています。ホルダーは電源ボタンのみのシンプルな構成ながら、先端にはバッテリー接触面があり、その反対にはヒートスティックの差し込み口があります。

 また、ヒートスティックの差し込み方などといった使用方法は、各ヒートスティックの感想記事にて取り扱うこととしますね。

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IQOS ホルダーを充電する際は、画像のようにチャージャーへセットして充電を行うようです。キャップの開閉防止シールに図解が入っているので、その通りの向きにホルダーをチャージャーへ差し込み、キャップを閉じると勝手に充電が始まります。携帯しながら収納と充電が行える仕組みは中々に便利なものですね。

 ちなみに、このアイコスはヒートスティック一本を消費するたびにホルダーの充電が必要となるので、一服のたびに充電のためホルダーをチャージャーに収める必要があります。取扱説明書によると「チャージャーを満充電するとホルダーの充電を約二十回ほど行える」という旨が記載されているので、チャージャーをフル充電すれば1箱20本詰めのヒートスティックをキレイに消費することが出来るという算段なわけです。

 また、一服を終えたホルダーの充電にはチャージャーに収めて約6分ほど時間を要するそうで、立て続けに喫したいという方は別売りのホルダーを買い足したりして二刀流や三刀流という使い方をしているそうです。チャージャーの方は45分ほど充電すれば持ち運べる程度にはバッテリーが回復するそうですが、20本のヒートスティックを再充電せずに使い切りたい場合はフルチャージが必要なのだそうで、そのフルチャージには90分ほどの時間が必要とのこと。就寝前に充電開始しておけば十分ですね。

 あと、忘れてはならないのがホルダーにも「バッテリーの持ち」があり、いくつかの制約があるということ。まず、ホルダーにヒートスティックを差し込んで電源ボタンをオンにしてから「20秒」の加熱待機時間を待たなければなりません。そして「約6分が経過する」か「14回ほど吸い込む」かでホルダーのバッテリーは切れます。

 ホルダーそのものは小振りなわけですし、仕組みの都合で「電気を超高熱に変換する高負荷が発生」という特性を鑑みれば、これは致し方ないところでしょうか。前者の待機時間は少し煩わしいかも知れませんが、後者の「6分か14回か」は大概の煙草と大差も無いため気にすることも無さそうです。


要約すると

 1,チャージャーは最大90分の満充電でホルダーを20回ほど充電することが可能。

 2,ホルダーはヒートスティック一本を消費するたびに6分ほどの充電が必要。

 3,吸い始めるまでに数十秒の待機が必要。

 4,以上を踏まえ、このキット1つではチェーンスモークは不可で、次の一服まで10分弱。

 5,ホルダーの重量の都合上「くわえタバコ」は不可。

 こんなところでしょうか、私は差し障って気になることでもないような気もしますが、ヘビーユーザーともなれば二台持ち三台持ちは必然となってくるのでしょう。ただ、決して安くはないのです。

IQOS ということで、充電しまーす。
 
 ワックワクのドッキドキだよね!

 USBケーブルはおろか、コンセント充電用のオリジナルアダプターまで付属しているので、充電は楽々。

 気になる方は、後々にヒートスティック各種の喫煙感想も更新していきますので、良ければアナタの夜長のオトモにでもドウゾ提供。

 ※各ヒートスティックの感想記事を作成しましたので「PM Products」にリンクをインデックスしました。よければ御覧ください。


 そうそう、長ったらしい記事で申し訳ないついでに、先にも少し触れた「自動加熱クリーニングボタン」についてです。どうやらアイコスはヒートスティックをワンパック消費するたびにホルダーのクリーニングが推奨されているそうなのです。

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 ヒートスティックをワンパック使いきったら「自動加熱クリーニング」という機能を使用し、煙草葉を熱するパーツである「加熱ブレード」をクリーニングしなさいとのこと。そして、気が向いたら付属の専用クリーナーブラシでホルダー内に溜まった葉屑や汚れを掻き出せとのこと。

 これらはパイプみたいで面倒臭そうだなと思いきや、取扱説明書を見るに数分もしくは数十秒で終わる非常に簡単な作業のようです。重大なことと言えば、このクリーニングブラシの単品販売は無いと思われますので、意識が向きにくいサプライであるものの無くさないように気を付けなくてはいけませんね。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar—mg Nicotine—mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol


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