甲州ワインビーフポテトスティック(ステーキ風味) を食べてみた

部屋を明るくして離れてみてね



 概要:お菓子「甲州ワインビーフポテトスティック(ステーキ風味)」のレビュー



 バケツ型パッケージ生々しいステーキのフォトグラフがビジュアルだけで食欲を刺激するポテトスティック。お菓子「甲州ワインビーフポテトスティック(ステーキ風味)」を食べてみた。


 富士山方面にツーリングに行った際に道の駅で購入した御当地ポテトスティックです。あからさまに美味しそうなビジュアルにノックダウンさせられて、悩むまでもなく購入していました。

 ちなみに、商品名にもなっている「甲州ワインビーフ」ですが、いわゆる和牛ブランドなのです。山梨県の甲斐市にある小林牧場がワインの製造時に発生する葡萄の搾り粕を飼料にして育てられた和牛なのだとか。

 正直なところ、甲州に和牛のイメージは無かったのですが、ワインとなれば話は別ですからね。甲州と言えばワインというのか、日本のワインと言えば甲州というのか。信州や北海道などもワインは名産ですが、やはり甲州はワイン産地としての認知度も格段に高いですから。

 で、その甲州ワインビーフのパウダーで味付けされていることを特徴とするポテトスティックが、この「甲州ワインビーフポテトスティック(ステーキ風味)」なのです。ステーキ風味ということもあり、塩・胡椒やガーリックなどの味付けも活かされているようです。

 要するに、甲州ワインビーフのステーキをイメージした味のポテトスティックということですね。美味しそうと思わない人の方が少なそうです。



 このラベルに、やられちゃいましたよね。こんなの山積みにされたら、目を引かないわけ無いですし、手に取らない理由も無いのです。確実に「今日の晩酌の肴にしようかな」となりますよね。まわりを見渡して、地ビールも探しちゃいますよね。

 ちなみに、一応は「山梨限定」のようですが、たぶん山梨県の界隈で売っているのでしょう。もちろん、ネットでも買えるみたいです。



 あと、ラベル表示によると、甲州ワインビーフパウダーは全重量に対して0.3%使用しているのだそうです。この商品は内容量140gなので、甲州ワインビーフパウダーは0.42g使用されているということでしょうか。

 ただ、まぁ、まさか製品毎に個別で生産されているとは思えないので、あくまで生産ラインにおける全体量に対しての百分率なのでしょう。その場合は個別の製品ではムラも出るはずなので、そんな感じの表示のように思えます。



 内容量140gのパッケージは、大きいような小さいような、でもやっぱり大きいね、といった感じなのです。よく見かけるJagabeeは40gで、じゃがりこは60gなので、十分に大容量と言えるのではないでしょうか。

 あと、そこそこに日持ちする上に積める形状なので、ストックするにも便利そうです。これで、お菓子の家を建てたい。



 肝心のポテトスティックは、それこそJagabeeのようなタイプですね。思いのほか、ぱっと見ではパウダーの存在感は控えめな印象を覚えます。

 めっちゃ美味しそう。


味・香りについて感想



 このポテトスティックは、やはり不味いわけがなかったのです。

 もちろん、私はブランド和牛とは無縁なので甲州ワインビーフなんて代物は口にしたこともないのですが、そんなことは関係ありません。ばっちり美味しいのです。風味のスナックで上々なのですから、きっと甲州ワインビーフそのものも美味しいはずです。

 まぁ、高そうだし、食べたことないですけれど。

 お味の方は、それこそ菓子というよりも、どちらかと言えば惣菜のような感じですね。確かにスナック感覚なのですが、まるでカリッカリの味付きフライドポテトを食べているような感じなのです。

 ほどよくニンニクや醤油も感じられる味は中々に濃いですし、確かにステーキの付け合せのポテトにステーキの味が染み込むと、こんな味ですね。ほいほいと口に運んでしまう美味しさですが、味も濃く喉も渇くので、間違いなくビールが欲しくなります。

 というか、これでビールを欲さなければ、たぶん、ヘンタイですよ。エビスとかではなく、スーパードライとかバドワイザーみたいな薄くて軽いビールが欲しいですね。コロナのようなフルーティー感も要りません。ひたすら薄くて軽いビールが欲しくなります。

 ちなみに、私は手元にビールがなかったので、製薬特製サワーを用意しました。スピリタスで大量の氷砂糖とブラックチェリーと鷹の爪を漬け込んだ自家製ベースを適当なクエン酸とソーダで割った、甘い・辛い・酸っぱいの同時進行が究極に不味いと思ったけれど、飲み続けたら不思議と癖になってしまった謎液体です。

 いやはや、美味しいのです。最近は以前よりも味の濃いものを好まなくなったと思っていましたが、まだまだ好きなようです。じゃがいもの存在感も強いから、バランスが良いのかも知れませんね。

 う~ん、どんぶり勘定ゆえにドリンクの分量を間違えたか、思いのほかアルコール96度を適度に割り切れてはいなかったようです。

 もう、気持ち良い感じなので、終わります。

 とっても美味しいポテトスティックなのでした。

 また、山梨に行ったら、買う。

 地ビールも、一緒に買う。


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