Lark Ultra One KS Box を吸ってみた

Lark Ultra One KS Box

Include the following / 抽烟印象・喫煙の感想 / Smoking impressions / Табачные впечатлени

 100’sに負け気味なラークのTar1mgはキングサイズ。

 「ラーク・ウルトラ・ワン・KS・ボックス」を吸ってみた。

 赤色のイメージが強いラークでも、Tar1mgの製品は何故かグレーがイメージカラーとなっていますね。何と言うのか、一周して微妙が絶妙に昇華されるようなカラーコーディネートとでも言いましょうか。

 そんなラークのTar1mgですが、やはりTar1mgということで人気は100’sシガレットに集まっている感じですよね。このキングサイズの方は、ちょっと微妙な存在にも思えたりすることは否めません。サイズバリエーションが用意されている中で、あえて100’sではなくキングサイズを選ぶ方は何となく何事にもコダワリが強そうな気がしたりするものです。

Lark Ultra One KS Box Lark Ultra One KS Box

 旧来のラークのスタンダードラインナップでも、このウルトラ・ワンはラウンドボックスとなっていますね。ラークが採用し続けている封緘紙を模したデザインの部分には、旧フィリップモリスのラインナップと区別するようにラークの王冠ロゴと「ORIGINAL TASTE LABEL」という意匠が施されているのです。

 また、他のタールバリエーションでは「TRIPLE BLEND」と記されている部分がウルトラ・ワンでは「QUATTRO FILTER」という表示となっています。これはウルトラ・ワンだけが他のラーク製品とは異なるフィルター構造を採用していることをアピールする表示なのです。

Lark Ultra One KS Box ラークらしく銀紙の中包装にもラークの王冠ロゴがデザインされています。この煙草は旧フィリップモリスであるラーク・ワンとの銘柄統合が決定していますが、統合後の銘柄は環境に優しいペーパータイプの中包装紙が採用されているので、この中包装紙を見ることも無くなってしまうということですね。

Lark Ultra One KS Box フィルターチップはウルトラ・ワンの売りとなっている「クアトロフィルター」という仕様をアピールするために少し込み入ったデザインとなっていました。中々にオシャレなデザインが良い感じなのです。チップの仕様としては、極小の空気穴が6列での配置という至ってTar1mgらしいものとなっています。

Lark Ultra One KS Box ちなみに、クアトロフィルターは画像のような構造のフィルターとなっています。一般的にはチャコールフィルターとプレーンフィルターを二分割で配することが多いのですが、その名の通りにクアトロフィルターは四分割で配しているのです。何となしに、昔のケントのTASTEKを思わせるものではないでしょうか。

 ※フィルター部分を分解したシガレットは、スタッフが両切りシガレットとして美味しく頂きました。感想としては、ラークはフィルターありきで完成品なのだと実感した次第なのであります。確かに吸い応えは強くなりますが、意外とフィルターを無くしても香りは思いのほか強くならないので淡白な印象でした。

喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、Tar1mgながらラークらしい個性が感じられ、尚且つ他のタールバリエーションには無かった指し味が魅力的な煙草となっているのです。

 まず、シガレットの香りなのですが、これがまた少し意外なものとなっていますね。ラークらしい青臭さにも思える要素を含む独特な香りではあるのですが、このウルトラ・ワンには他のタールバリエーションには無かった松脂のような酸っぱい香りも含まれているように思えるのです。これにより、少しだけラークらしからぬフレッシュな印象を覚える香りとなっています。

 喫味の方は、Tar3mgまでは色濃く残されていたラークのキャラクターが、やはりTar1mgでは相応に薄まっているといった印象を覚えるものとなっていますね。それでもTar1mgという極軽量なタールバリエーションらしからぬくらいには個性が活かされているわけですが、その個性もラークとは少し異なる気がしてきます。

 何と言うのか、やや酸味が目立つ気がしますね。それも、他のラークのタールバリエーションに含まれる酸味とは少し異なり、決して嫌ではない味わいの内に含まれるような酸味です。モサモさとしたラークらしい味や香りに、まるでフレッシュなアクセントのように酸味が含まれているのです。この独特な酸味により、全体的にはラークらしいモサッとした歯切れの悪い味わいながら、一方で軽快な印象も覚える仕上がりとなっています。単に空気で薄まっただけのTar1mgには成り下がっていない点こそ、この煙草の魅力ではないでしょうか。

 総じて、香りに癖がある点はラークらしい仕上がりとなっているため、Tar1mgにしては吸い応えも上々であるように思えるのです。それでいて、空気感に偏らない軽快さは中々に良い感じです。残念ながら、このラークのウルトラ・ワンという煙草は旧フィリップモリスから合流したラーク・ワンとの銘柄統合により事実上の消滅となってしまいますが、是非とも記憶に留めておきたい煙草なのです。昔のラークのTar1mgは、こんな感じだったのだよと。Tar1mgでも癖という個性が顕在している、何とも良い煙草だったのだよと。

 ちなみに、統合後のラーク・ウルトラ・1mg・KS・ボックスは旧フィリップモリスからのラーク・ワンに完全傾倒した煙草といったところですので、このウルトラ・ワンとは全くの別物となっています。銘柄統合については別記事にしていますので、良ければ御覧になって下さい。

 ※関連記事:ラークは味が変わったか検証してみた

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar1mg Nicotine0.1mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol


▼あわせて他銘柄どうぞ▼
小目録「PM Products」へ戻る
大目録「TOBACCO」へ戻る