Marlboro Box を吸ってみた

[✓] Include the following : Smoking impression

 概要:紙巻「マールボロ・ボックス」の喫煙感想



 世界的銘柄のボックスパッケージ版。紙巻「マールボロ・ボックス」を吸ってみた。


 言わずと知れた世界的に有名な銘柄ですね。フィリップモリス社の擁するマールボロで、ボックスパッケージ版なのです。

 ちなみに、世界的に有名であると同時に、世界で最も売れている煙草のブランドはマールボロであるとのことです。しかしながら、ここ日本では有名に変わりはなくとも、売れているかというと微妙なところだったりします。

 それこそ、最近の流行りであるIQOSの専用銘柄もマールボロとなっているため、それを含めれば日本での販売数もトップクラスなのでしょう。ただし、それも紙巻のみとなると、国産勢に劣ることも否めないところなのです。

 また、日本では洋モクの代表格のとして知られるマールボロですが、ここ日本で流通するマールボロは基本的に日本人向けにアレンジされているとのことです。それは過去に日本たばこ産業がマールボロの販売ライセンスを取得して販売されていた時期に事を発しているらしく、その日本たばこ産業が販売していたマールボロが日本人向けにアレンジされていたことによるらしいのですね。

 ライセンスがフィリップモリスへと帰属した際に、フィリップモリスは今までのアレンジされたマールボロの味わいを踏襲して販売を引き継いだのだとか。とっても古株な銘柄ながら、フィリップモリスからの再発売という意味では2005年の5月に発売したということです。

 このような経緯からも、マールボロは中々に面白い銘柄ですよね。



 2015年に大きく様変わりしたマールボロのデザインは、ほとんどの銘柄でシンプルなフラットデザインが基本となっています。これは60年ぶりの変更であるらしく、同ブランドのシンボルでもあるデザインは踏襲されているものの、変更当初は中々に戸惑うようなデザインでしたよね。

 しかしながら、今では何も違和感は感じません。それどころか、以前のデザインを思い返すと「野暮ったかったな」とすら思えるところです。それは非常に優秀なデザインであることの証明でしょう。

 ちなみに、この変更の主な思惑としては「マールボロというブランドを、よりグローバルアイコン化する」というものがあるようです。マールボロという言葉を無くしても、ぱっと見ただけで誰もがマールボロを想起することデザイン性を目的としているのだそうな。

 確かに、このデザイン変更により「Marlboro」の文字は非常に控えめとなり、より視覚的直感の印象でマールボロだと判断しやすいデザインとなりましたからね。もはやアイコンと言っても良いだろうデザインなのです。

 もちろん、多くの煙草のデザイン変更と同じように「古臭いと思わせないため」という旨も含んでいるようですね。これは「マールボロはあくまで現代的な銘柄」であるというメーカーのスタンスで、消費者への回答でもあります。



 また、このフラットデザインへの変更を機に、製品としての仕様も少しの変更が加えられました。その変更というのは「フィルターの変更」というもの、従来のフィルターの改良版となる「FIRM FILTER(ファームフィルター)」へフィルターを切り替えたとのことですね。

 具体的な内容としては、従来のフィルターと比べてフィルター素材の弾力を最適化することにより、シガレットを口にした時の質感が向上しているのだそうです。私は特に気にすることも無かった点なのですが、確かにフィルターの弾力に関して気にする方は過去にも出会いました。

 昔のハイライトのフィルターがフニャフニャで評判が悪かったなどという情報もあるようですし、意外と気になる要素なのかも知れません。今ではそう気になるフィルターもありませんが、ロングピースことピース(20)は比べるとフニャフニャなフィルターですよね。

 その他にも、フィルターの素材を改めたことによりフィルターが水気に強くなったとのことです。これは要するに、ドリンクを飲みながら喫煙を楽しむ場合などに水気でフィルターが目詰まりしたりするのを防止する効果があるのだそうです。こちらも、やはり私は特に気にしたことが無かったのですが、確かに水気でフィルターが目詰まりして煙の流れが偏ることもありましたから、ささやかながら気の利いた改良ですね。

 何と言うのか、かなり消費者側に立った配慮を思わせる改良と言えるでしょう。特に声を大にして上がるような不満ではなかったと思われますが、そこに気が付いて着手したという点は大いに評価すべきなのです。

 ただし、やはり気になることが一つ。それは、味や香りの変化についてですね。

 この点に関しては、メーカーは「変更はございません」とアナウンスしているようです。しかしながら、喫味に大きく作用するフィルターの変更ですから、結果的に変化が無いということはないのではないかなと思います。

 捉え方としては「フィルターは変えましたが、ブレンドその他は変えていません」という程度に受け取った方が良いかも知れませんね。このあたりに関しては先のラークの件もあり、このメーカーは少しグレーな印象となっていますから。



 ちなみに、フラット化したパッケージデザインですが、かなり控えめに「Marlboro」のロゴは立体ステンシルのようにデザインされています。同じマールボロでも銘柄によりロゴの目立ち方には大小ありますが、この煙草では意図的に存在感を抑えている印象ですね。

 見慣れると、このシンプルデザインは非常に良い感じなのです。

 あと、多くのボックス製品のオープンテープはフリップトップに合わせてレイアウトされている中で、このデザインになってからのマールボロはパッケージの中央にオープンテープをレイアウトしています。具体的な意図は不明ですが、パッケージ上のデザインの全ての要素の邪魔にならないようなレイアウトにも思えるので、デザインに自信があるからこそのこだわりなのかも知れません。




 パッケージ全面の素地は、何とも言えない触り心地の良さが印象的なマット仕様となってます。感覚的に例えると、シンクパッドのピーチスキンのような感じですね。本当に触り心地が良く、いつまでもなでなでしていたい感じなのです。もしかすると、このスキンの露出を増やしたいがためにオープンテープのレイアウトを下部へ修正したのではと思えてしまうほどです。

 ただし、私はビニール外装を全ては取り払わずに上部だけ取り払うタイプなのですが、オープンテープだけ取り払うと上部のビニール外装が摩擦で非常に取り払い難かったりします。




 中包装紙はシンプルながら、一目でマールボロだと分かるデザインとなっていますね。フィルターチップのデザインも、控えめながらマールボロのロゴがデザインされたものとなっています。この煙草では、取り分け節目を感じさせない単調なデザインにも思えますが、全体的に方向性が統一されていて良い感じなのです。

 仕様としては、先の通りにファームフィルター仕様となっていて、チャコールを使用しています。


[✓] 喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、やはり人気も納得の煙草となっているのです。

 まず、シガレットの香りなのですが、これは甘辛い印象の煙草葉らしい香りとなっていますね。近いところだと、無添加煙草であるチェを思わせる香りなのです。香料を使用するアメリカンブレンドながら、あまり香料の存在感は目立たないといったところでしょうか。

 喫味の方は、意外と苦味や酸味が心地のよい程度に感じられる味わいとなっています。それらの奥に甘味か配置されているような味わいで、何ともバランスを良く煙草らしい要素を配している仕上がりとなっていますね。

 また、とても喫しやすいスムースな吸い心地ながら、しっかりとボディは厚みも感じられます。決して何かが突出している味わいではないのですが、それも無個性や淡白とはならずに味わい甲斐を呈してくれているのです。

 比べれば、甘味よりも苦味や酸味の方が目立ってしまうかも知れません。しかしながら、しっかりと丁寧に喫すれば甘味が上手にフォローしてくれるため、手軽に煙草の楽しみ方を教えてくれすらします。なるほど、初心者から長年より愛飲する者と幅広く指示されているわけです。

 それでいて、多少の吸い方の野暮さは許容してくれるといったところで、フランクに喫しても味わいはそう悪くもなりません。煙草らしさをソフトに教えてくれながらも、現代的ニーズに応える懐の深さもあるのです。

 総じて、かなりバランス重視といった仕上がりとなっていますね。飽きのこない味わいとでも言うのでしょうか、非常にバランス良く全ての要素を呈してくれる味わいは模範的と言うのか、教材のようにすら思えてきますから。

 ちなみに、ファームフィルター化が契機かは知りませんが、明らかに私が初めて喫したときよりもマールボロは格段とスムース路線へとキャラクターを改めている気がします。いがらっぽさといった質感の粗が印象に残っていたマールボロですが、今では全く感じられないほどに柔らかな吸い心地となりましたから。しっかりと時代に合わせて調整されているのでしょう。

 マールボロは好くことも少なかった私ですが、今のマールボロなら確かに好きと言い切れる煙草なのです。




 ここからは、おまけ。

 これは旧サイトに掲載していた、フラットデザインになる直前の同銘柄ですね。従来品より基本的なデザインは変えずに、マールボロのシンボル部分を表面加工したデザインでした。



 シガレットのデザインも、よくある古株銘柄らしいものでしたね。コルク柄のチップに、巻紙へブランドのインクスタンプをドーンなのです。

 以上、おわり。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar12mg Nicotine1.0mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol


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