IQOS Marlboro Heat Sticks Menthol を吸ってみた

IQOS Marlboro Heat Sticks Menthol

Include the following / 抽烟印象・喫煙の感想 / Smoking impressions / Табачные впечатлени

 フィリップモリス社がリリースした「アイコス」の専用銘柄はメンソール版。

 「マールボロ・ヒートスティック・メンソール」を吸ってみた。

 以前より国内主要都市にてスポット的に展開はされていたものの、2016年は4月より全国拡販となり話題となっている「アイコス」という電子タバコ。それは世界最大の煙草企業として知られる「フィリップモリス」というメーカーが長年の開発期間と多額の開発費用を投資し、満を持して登場した製品ですね。従来の「煙」を楽しむ煙草とは異なり、煙草葉を「加熱」することにより発生する「水蒸気」を楽しむといった製品なのです。同じく電子タバコとして少し前から局所的に流行っている「ベイプ」とは異なり、このアイコスは煙草企業の製品らしく「煙草葉」を使用している点がポイントだったり。

 ちなみに、アイコスというのは電子タバコ本体を指し、ヒートスティックというのはアイコスで使用する専用シガレットを指します。

 アイコス本体の紹介や開封の様子やらレビューやらは「IQOS アイコスを買ってみた」にて触れているので、無駄に長ったらしい記事ですが良ければ読んでみてくれると嬉しいのです。

 そして、この「マールボロ・ヒートスティック・メンソール」は、そのアイコスの専用シガレットとしてラインナップされてる四種の銘柄の内の一つで、その名の通りにメンソール製品となっています。ノンメンソールのフラッグシップ的存在である「レギュラー」に対して、こちらはメンソールラインナップのフラッグシップ的存在ということですね。バリエーションとしては、この「メンソール」よりも少しメンソールを抑えたというライトバリエーション的存在である「ミント」もラインナップされていて、これらによりメンソールラインナップが構成されているのです。

IQOS Marlboro Heat Sticks Menthol パッケージは一般的なシガレットボックスと同じくフリップトップボックスなのですが、サイズは比べて小振りとなっています。ベイプなどとは異なりフォーマルな印象が強いアイコスにとっては、中々に程好くスタイリッシュな感じが好印象。控え目に品の良いメタリック仕上げが、何とも良い塩梅なのです。

 今までの電子タバコとは段違いの人気を得るアイコスは、このフォーマルさも人気要因の一つなのかと思います。

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 パッケージにて「DESIGNED FOR USE WITH IQOS」と謳われている通り、このヒートスティックという銘柄はフィリップモリスが開発したアイコス専用のシガレットとなります。同じように専用の煙草を使用して楽しむ日本たばこ産業の電子タバコは「プルーム」や、リキッドを使用して楽しむ「ベイプ」などなど、他の電子タバコとは互換性が全く無いので要注意。

また、他のヒートスティック銘柄と同様にパッケージ背面では、使用のための簡単なガイドラインが設けられているので、そう迷うこともなく使用が可能と思われます。

 ちなみに、アイコスを開発したフィリップモリスが擁するグローバルブランドは「マールボロ」のラインナップとしてリリースされているヒートスティック各種ですが、実際にはブランドの借用と言った範疇なので、本質的にはマールボロと味わいなどのキャラクターを共有しているわけではありません。要するに、ヒートスティックはマールボロですが、煙の出るマールボロとは関係性が無いということですね。

IQOS Marlboro Heat Sticks Menthol 他のヒートスティック銘柄と同様に、内包された20本のシガレットは10本ずつ個包装されているのです。香りを活かすためなのかデザイン的都合なのか、理由は定かではありませんが、開封後は劣化が分かりやすいメンソール製品であるために、これは中々に嬉しい仕様と言えるでしょう。

 と言うか、火を使う一般的なシガレットのパッケージも、メンソール製品なら是非とも採用してほしい仕様ですよね。

IQOS Marlboro Heat Sticks Menthol 先の通り、一応はマールボロブランドの製品なので、フィルターチップにはマールボロらしいデザインが施されています。白色のフィルターチップと相まって、ぱっと見はマールボロのライトメンソールを思わせるシガレットデザインですね。新進気鋭の製品ながら、ものすごく既視感を覚えるチップなのです。

 ちなみに、スモークレスゆえにタール調整などを行う必要も無いからか、空気穴は無い様子。

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 シガレット構造はフィルターに巻紙と巻かれた煙草葉と、このヒートスティックも言葉にすれば一般的なシガレットと同様ではあるものの、その一般的な火を使用するシガレットとは大きく異なる使用方法であるためにシガレットも特殊な外観となっています。アイコスのホルダーの差込口に最適化された少し細身なシガレットは長さも非常に短く、巻紙に巻かれた煙草葉も「刻み」ではなく、まるで一枚の葉を折りたたむようにして巻紙に巻かれているのです。太さ的にはスリムシガレットと同じような感じであり、長さ的には吸い殻みたいな感じ。

喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、中々にメンソール感の強い、と言うかビックリするくらいメンソール感の強い味わいの煙草となっているのです。

 まず、シガレットの香りですが、ビニール包装を取り除いた時点で漏れだすはロッテのグリーンミントガムを思い起こさせる香りとなっています。そのミント感に溢れる香りに、ふんわりと甘いバニラのような香りをプラスアルファしたような香りがシガレットの香りとなっていますね。全体的に香りの量感は多く、このバニラのような甘い香りには少し意表を突かれました。

 喫味の方は非常にメンソールの清涼感が強いものとなっていて、恐らくは火を使う煙草製品でも数多くリリースされている全てのメンソール製品と比べても、これは断トツで「強メンソール」と言えるのではないでしょうか。水蒸気という媒体とメンソールの相性が良いのか、鼻腔を通して水蒸気を吐き出せばスースーする清涼感は抜群です。うだる暑さの日本の夏には心強い嗜好品となりそう。

 逆説的に、これほどまでの清涼感は、寒い冬場において敬遠されそうなくらい。近くなった尿意を我慢しきれなかった挙句に、適当に凍え死にそう。

 ただ、そのメンソール感も香りとしてはミントの苦味や青臭さを誤魔化すことなくストレートに味わえる、至ってスタンダードなメンソールフレーバーとなっているため、取っ付きは非常に良い感じ。何よりも感心したのは、これだけ強力な清涼感を全面に押し出しながら、その中身には確かにアイコスらしい「煙草らしさ」が内包されていると分かるのだという点です。清涼感に苦味や青臭さと、メンソールによる味わいが非常に強いながら、しっかりとノンメンソールの「レギュラー」で感じられたアイコスらしい香ばしさも豊かに感じられるのです。

 その「アイコスらしい煙草感」と言うのは、ほくほく感のある「モナカ」のような味わいです。モナカの皮の香ばしさと、包まれた小豆の風味が豊かな上品に甘さの際立つ餡。いやいや、モナカの感想じゃなくて、アイコスの感想ですからね。

 兎にも角にも、これほどまでに味わい甲斐のあるメンソール製品というのは中々に稀有ではないでしょうか。ちょっと私的にはメンソールの苦味と青臭さが強すぎるような気もしますが、他の要素も非常に豊かでありパワフルなので、これくらいが塩梅としては良いのかな。

 総じて、やはり「アイコスすごい」と言うに、それはメンソール製品となっても変わらずなのでした。メンソールシガレットを好む方には是非とも知ってもらいたい嗜好品であり、これを知ってしまったら従来の「煙」を楽しむメンソールシガレットには戻れなくなってしまうのではないでしょうか。

 私は、今のところ「それは嫌」なので、程好く楽しんでいこうと思います。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar—mg Nicotine—mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol


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