Marlboro W-Burst 5 Box を吸ってみた

Marlboro W-Burst 5 Box

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 世界で初めてフィルターにメンソールカプセルを二つ搭載したということがウリの煙草。

  「マールボロ・ダブル・バースト・5・ボックス」を吸ってみた。

 流行りということもあり、各社よりメンソールカプセルをフィルターに仕込んだ製品が色々とリリースされていますね。この煙草は、今まで当たり前のように搭載される数は1つだけであったカプセルを、世界で初めて2つ搭載していることが特徴となっている製品なのです。発想としては小学生みたいに無邪気も過ぎるレベルですが、そう言われると他に無かったね、と大人が大人に贈る煙草です。

 また、ブラックメンソールやアイスブラストとは異なりタールバリエーションは無く、このTar5mgのみのタールラインナップとなっています。

 カプセルが2つだからか発売当初こそ通常のマールボロより少し高価に設定されていましたが、後の増税や価格の見直しなどを経た今では他のマールボロと同価格にて販売されていたりします。今に思い返せば、一時期はマールボロも価格設定に迷走していたりしましたよね。それは今を結果として見るに失敗だったのかと。

 ちなみに、長らくポツンと寂しい展開であったダブルバーストシリーズですが、ようやくの2016年になって「アンバー」と「パープル」というカプセルバリエーションがリリースされましたね。このスペアミントの甘みがフレーバーのような役割を担う元祖ダブルバーストに対して、それらは分かりやすいフレーバーのカプセルを搭載しているのだとか。

Marlboro W-Burst 5 Box パッケージ背面には二つのカプセルについて軽く触れられています。緑色のカプセルがフレッシュボールで、青色のカプセルがアイスボールというらしい。そんなダブルバーストシリーズはフレッシュボールをシリーズで共有しつつ、もう一方のカプセルが銘柄ごとに異なる仕様となっていたりするのです。

Marlboro W-Burst 5 Box インナーはブラックカラーで統一されていました。煙草製品が高騰する近年では、パッケージへの気遣いが伝わってくる銘柄も増えてきましたよね。

 ちなみに、パッケージテクスチャーもピーチスキンのようで良い触り心地。

Marlboro W-Burst 5 Box フィルターチップのデザインは、発売当初と比べると非常にシンプルなデザインへと落ち着きましたね。当時は込み入ったデザインのチップが流行っていたように思えますが、今はシンプルなデザインが流行りなのでしょうか。ここ最近のマールボロは、デザインの面でアップルの影響受けまくりな気もします。

 また、画像を見ての通り、フレッシュボールは巻き側へ配され、アイスボールは口元側に配されているのです。基本的にダブルバーストシリーズは巻き側のフレッシュボールというカプセルは固定であり、口元側のカプセルが特有のものとなっています。ざっくりと発売時のメーカーアナウンスを借りて言えば、この元祖ダブルバーストのカプセルは「メンソール感を強化するフレッシュボール」と「スペアミントによるメンソール感を付加するアイスボール」という組み合わせとなっているそうな。

喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、なるほどバーストな表現がピッタリな煙草となっているのです。

 まず、シガレットの香りですが、かなり甘い香りとなっていますね。火を点けずに吸ってみると、まるでロッテのグリーンガムのような風味が楽しめますし、葉そのものにも強めに加香していることが分かるのです。この時点の印象では、甘い香りがラークのアイスミントと非常に似通っていると思うでしょう。

 そして、火を点けて吸ってみるのですが、ダブルカプセル仕様ということもあり楽しみ方は以下のように多彩となっているわけですね。


 1,カプセルを一つも潰さずに吸う、ちょっと勿体無い気もする吸い方。

 2,メンソールカプセルを潰して吸う、単純にメンソールを強めたい時の吸い方。

 3,スペアミントカプセルを潰して吸う、メンソールというよりも甘いミントが好きな方のための吸い方。

 4,どっちも潰して吸う、この煙草ならではの吸い方。

 5,喫煙の途中でカプセルを潰す、壊したと思っていたら壊せてなかった場合の残念な吸い方。


 以上のように、ダブルだからと言っても楽しみ方は二通りではないのです。ちなみに、5番の「途中でカプセルを潰す」という吸い方は、おおよそのカプセル入りメンソールシガレットで不本意に実践してしまった方も多いかと思いますが、非常にカプセルの個性を殺す吸い方です。カプセルの良さを100%で楽しめないため実践しません。

 喫味の方は、まずカプセルを潰さないで喫してみると、これが意外にもシガレットの甘い香りからの予想とは裏腹に甘いスペアミント感は控え目。清涼感も穏やかであり、何とも香ばしい甘味が心地の良い喫味となっているのです。苦味や青臭さも程好くマイルドですし、カプセル無しでも甘さに際立つ味わいは意外にもアリですね。ただし、マールボロのメンソールらしく、やや酸味は目立ちます。

 この煙草は「ダブルカプセル」がウリの煙草ですが、ベースとなるノンカプセルの味わいも良い感じであることは好印象に他なりません。

 次に、まずは緑色のフレッシュボールというカプセルを潰して喫してみますが、こちらを潰すと苦味と清涼感が増して喫味がシャープになる印象ですね。カプセルが吸い口より離れた位置に配置されているためか、あまり香りが付加される印象はありません。どちらかと言えば、先の苦味と清涼感の付加によりノンカプセルで喫した時の甘味が掻き消される感じでしょうか。

 このフレッシュボールというカプセルはを潰すと、かなり一般的な印象の味わいに様変わりするので面白味には欠けるかも知れません。

 で、続けて青色のアイスボールというカプセルを潰して喫してみますが、こちらはカプセルが吸い口に近く配置されているためか非常に香りの変化を大きく感じることが出来ました。清涼感も増しますが、それよりも目立ってスペアミントに全力傾倒な爽やかな甘さが際立っています。これは完全にアイスブラストを彷彿させる喫味なので、こればかりは確実に同じカプセルを使っているとしか思えないでしょう。

 この時点で感じたことは、フレッシュボールはヒリヒリとした苦味に傾倒する清涼感を付加し、アイスボールは爽やかなスースーする甘味に傾倒する清涼感を付加してくれるということ。

 そして、2つのカプセルを潰してダブルバーストです。これがまた、確かにバーストな感じなのです。青色のカプセルで感じた甘さに溢れる爽やかなスペアミント感を緑色のカプセルのヒリヒリとした質感のメンソールテイストで少しマスキングしていますね。これが中々にカオス。

 何と言うのか、ノンカプセルや青色のカプセルだけの時と比べると甘い香り立ちは弱くなりますが、ゴチャゴチャっとマッシブなメンソールテイストへと昇華される様には確かなバースト感を覚えるのです。私的には香り立ちが弱まるのはネガティブな印象ですが、イマドキのメンソールユーザーの流行りは味わいや香りよりも刺激的な質感を求める声の方が多いのかも知れませんので、十二分に世俗に寄り添った味わいなのでしょう。

 総じて、私的には意外にもノンカプセルで喫する味わいが最も優秀に思える煙草となっています。2つのカプセルはオプショナルサービスである感じが強い煙草なのです。ダブルバーストするとパワフルにはなりますが、香りなどといった相殺される要素も少なからずありますので、気分で選んでカプセルを潰すという楽しみ方が良い感じかな。

 フレッシュボールが単独では個性に欠いているにも関わらず、アイスボールと組み合わさるとバースト属性全開でパワーバランスは上々に位置するという、何だかピーキーで隠しキャラみたいな存在なのでした。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar5mg Nicotine0.4mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol


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