Merilyn Vanilla を吸ってみた

Merilyn Vanilla

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 独特なパッケージが印象的なバニラフレーバータイプの煙草。

 「マリリン・バニラ」を吸ってみた。

 チェ・ゲバラをモチーフにした「チェ」と同じく、著名人をモチーフにした煙草は「マリリン」という欧州銘柄のバニラフレーバー仕様です。このバニラフレーバーはTar6mgのみですが、日本ではノンフレーバーのTar6mgとTar3mgも同時に展開されているようで、いずれも香料の使用量を抑えたバージニアリーフ主体のブレンドとなっているそうな。バージニアリーフ主体のブレンドでバニラフレーバーというと、正に国産では「ピース」が真っ先に浮かび上がってきますよね。これだけでも、中々に期待値は高まってくるのではないでしょうか。

 また、それこそ「チェ」と同じく、何故に著名人を関係させることが御法度な日本の煙草市場で販売されているのかは甚だ疑問な煙草には思えますが、そんなことはルールを設けることと同じくらいに知ったことではありません。

 ちなみに、みんなが知っているマリリンは「Marilyn」ですが、この煙草は「Merilyn」となっています。微妙にスペルが違うのですが、何か展開国の都合とか計らいでもあるのかな。それとも、先程の「著名人を使用することは避ける」という煙草市場のローカルルールが関係していたりするのでしょうか。

Merilyn Vanilla Merilyn Vanilla

Merilyn Vanilla Merilyn Vanilla

 このマリリンという銘柄は、何とも不思議なサイズ感のパッケージとなっています。厚みはカプリやヴォーグといったスーパースリムサイズのパッケージと変わらない程度なのですが、収められているシガレットはスーパースリムではなく「通常のスリム」なので、何とも幅広なパッケージとなってるのです。

 何だろう、かなり独特で違和感も満々な感じ。何より、警告文のスペースの違和感は半端ではなく、パッケージの幅が広いだけ警告文の面積も広く充てられてはいるものの「フォントの大きさは変わらず」となっているため、非常に余白感のある不思議な見た目となっていますね。

Merilyn Vanilla Merilyn Vanilla

Merilyn Vanilla やはり少し変わった配置で20本のシガレットが詰め込まれています。シガレットサイズとしては一般的な100’sスリムサイズなので、ピアニッシモやバージニア・Sなんかと同じはず。仕様に関しては、プレーンフィルター製品であるからなのかTar6mgの製品にしては空気穴は多めで、小さめのものが4列で配されているのです。

喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、日本人でも親しみやすい吸いやすさも持ち合わせながら、中々に洋モクらしいテイストの煙草となっているのです。

 まず、バージニアリーフ主体でバニラフレーバーという特性から気になるシガレットの香りですが、そこまで強すぎはしない程度に甘い香りとなっています。これはキャスターやフィリップモリスなんかの広がりが強い性質の香りとは少し異なる、比べて「カッチリ感」のあるシャープな甘い香りとなっていますね。キャスターなどのイメージで「バニラ」と言うより、少し華のある「フルーティー」な香りと言ったところでしょうか。そのフルーティー感により輪郭のハッキリとした香りと思えるため、確かなフレーバーシガレットらしさは覚えるものの、多くが思うよりは控え目と感じる香りの加減なのです。

 ざっくりと言ってしまえば、ピースの華を少し取り除いて、程好く素地の無骨さを押し出したような感じの質感です。ゴージャスなパッケージやバージニアリーフ主体という謳い文句と比べれば、シガレットの香りからは然程の高級感や絢爛さは感じないかも知れません。

 喫味の方は、それこそ洋モクらしいテイストと言うのか、プレーンフィルター製品らしい「濃さ」や「鋭さ」を持ち合わせた質感と味わいに仕上がっています。かなりカッチリとしたボディがベースとされているような感じかな。その輪郭のハッキリとしたボディ感をベースに、バニラフレーバーのフンワリとした甘い香りが質感に少しの柔らかさを添えている感じではあるのですが、やはりフンワリとした感じは控え目な印象です。中々に煙草らしい香ばしさに際立つ味わいですね。フレーバーシガレットというわりには、真っ当に「煙草」を演じてしまっている気がします。

 これは日本人でも特に違和感は覚えない程度に親しみやすい味わいと質感ではあるのですが、やや多くの国内向けシガレットとは毛色の異なるテイストとなっていますね。硬質感に中々の煙草感を覚えさせてくれる味わいと、それらにバニラフレーバーが差し色のような程度に香ばしさをプラスアルファするような仕上がりは、同じような多くの国内製品とは異なる、それこそ洋モクらしいパワーバランスの「濃さ」を演出しているのでしょう。

 喫煙後の余韻も、バニラ感と言うよりは「煙草感」と言った様ですし、紫煙の香りも比べて煙草らしい香りとなっています。

 何と言うのかな、この煙草は味も香りも非常に「香ばしい」といった煙草なのです。バニラを「フンワリ」のために活かして全体をフンワリに傾倒させたようなキャスターなどよりも、迫力のあるボディにバニラをエッセンスとして添えたような、それこそアークローヤルなどの味わいや質感が好みである方がマッチしそうな味わいなのです。Tar6mgというスーパーライトなスペックや空気穴の多いフィルターチップのわりに、かなり濃い味わいですしね。

 総じて、バニラと言うことでキャスターや旧フィリップモリスを連想しそうな煙草ではありますが、その実はバニラと言うよりもフルーティーな感じがベヴェルに近いものであると思わせるような味わいかも知れません。パッケージなどからして、至極と言って良いほどに女性向きな志向性の煙草ではありますが、ここ日本においては味わいに男性向きな印象が強いような気もしなくもない、ちょっと男勝りな煙草。

 女性は女性でも、勝ち気な女性が目に浮かぶ味わいの、何とも素敵な煙草なのでした。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar6mg Nicotine0.6mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol


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