MEVIUS Premium Menthol Option Red 5 を吸ってみた

喫煙に関する内容を含みます


 概要:紙巻「メビウス・プレミアム・メンソール・オプション・レッド・5」の喫煙感想

MEVIUS Premium Menthol Option Red 5

 プレミアムメンソールのオプション第三弾は中間タールのTar5mg。紙巻「メビウス・プレミアム・メンソール・オプション・レッド・5」を吸ってみた。


  今度のオプションは、その名にレッドと冠した「りんご」のフレーバーを採用する新製品。それの中間タールを担うTar5mgなのです。

 他のオプションシリーズと同じように、タールバリエーションはTar8mgから始まりTar5mgとTar1mgがラインナップされています。メーカーにバイタリティがあるのか、他社とは異なり律儀なバリエーション構成も魅力の一つでしょう。

 同時に、過激なキャラクターという印象の強いオプションシリーズにおいて、このレッドシリーズは中庸的なキャラクターを狙ったシリーズであるということも特徴となっています。要するに、これまでのオプションシリーズとは異なり、メンソールやフレーバーは穏やかに味。香りが作られているそうなのです。


MEVIUS Premium Menthol Option Red 5

 紫や黄色に続き、今回は赤色のオプション。紫や黄色とは異なり赤色というのはアップルの他にもストロベリーやらチェリーやら、色々なフレーバーを想像させる色となっていますね。

 てっきり私はストロベリーなのかと思っていました。

 また、Tar5mgに対してニコチンは0.3mgと少なめの割り合いなのです。今回のオプション・レッドは、タール数値に対してニコチンが一般的な割合よりも少なめである傾向となっています。

 これは、リンゴフレーバーを活かすための策なのでしょうか。

MEVIUS Premium Menthol Option Red 5

 インサーターではウェブ連動のキャンペーンが広告されていました。煙草製品に関する景品事情が変化していきそうな兆しもあり、今後はウェブでコードを貯めて参加するキャンペーンに注力が増していきそうです。

 よくコンビニとかで見かけるライター付きキットも、お役所の作った「総付景品」という項目のもと淘汰されてしましましたしね。コレがダメなら、ぶっちゃけアルコール飲料に付属している肴や御猪口なども禁止するべきとも思ってしまいますけれど。

 まぁ、形振り構わず日本市場で景品行為をエスカレートさせていった外国煙草企業と片棒を担いだ全国コンビニチェーンの影響で、煙草の景品付きキットは姿を消してしまったことは少し悲しいことですね。

MEVIUS Premium Menthol Option Red 5

 フィルターチップは御覧の通りです。空気穴は1列で配され、その空気穴よりも口元側にカプセルが配置されています。

 JTはカプセルを極口元側に配する傾向が強く、カプセルのキャラクターが輪郭をハッキリとして感じられるものが多いですよね。私的にBATはカプセルをフィルター中央に配する傾向が強く、JTは真逆なイメージだったりします。

 実のところ、煙草そのものの味・香りの作り方が少し微妙なBATこそ、カプセルを極後段に配してカプセルに依存した味の作り方を実施した方が向いている気もしますけれど。カプセル一つ取ってみても、メーカーの個性が窺えて面白いものです。


味・香りについて感想


 この煙草は、謳い文句となっている林檎のフレーバーよりも、妙な甘味が強い仕上がりとなっているのです。

 まず、シガレットの香りはTar8mgと同様に、特にフレーバー感を覚えるでもないスタンダードなメンソールシガレットの香りとなっています。この時点で、やや甘い香りは含まれているものの、おおよそは至って普通にメンソールシガレットらしい香りなのです。

 ただし、それに少しだけフワッと甘い香りが付け加えられているような印象も覚えました。

 そして、カプセルを潰して楽しむ喫味の方は、わりと順当にTar8mgのライト版といったところでしょうか。やはりオプションシリーズにしてはフレーバーの匙加減が控えめであり、メンソール感もスースーひんやりというよりは、どちらかというとヒリヒリする感じで青臭さもあります。

 特徴的な林檎のフレーバーも確かながら、それは比べて控えめに添えられているような程度なので、非常に取っ付きの良い仕上がりと言えるでしょう。

 何というのかな、全体的に今回のオプション・レッドは、フレーバーが支配的な主役ではなく脇役に徹している印象ですね。これはコンセプトの通りというのか、今までのオプションとは味わい要素のバランスが大きく異なるものとなっているようです。

 ただし、このTar5mgはTar8mgと比べると、先の通りに何だかフレーバーとは異なる印象の甘い香りの方が強いように思えます。ラフに喫するとヒリヒリが強いものながら、わりと相反するマッタリな甘い味わいも強く感じる煙草となっているのです。

 そのため、中々にタールバリエーションながら中々にキャラクターの違いを感じとることが出来ますね。アップルフレーバーもさることながら、比べて甘さも強い印象を覚えることでしょう。

 総じて、タールバリエーションの中では最もハフレーバーが控えめな印象を覚える仕上がりとなっています。妙な甘味が強いこともあり、林檎の風味はタールバリエーションの中で最も弱いかも知れません。

 私的には、せっかくレッドシリーズの個性を楽しむという名目であるのならば、穏やかながら林檎の風味が生き生きとしているTar8mgの方が良い感じでしょうか。何というのか、Tar5mgは濃いのに求めるものが濃くない感じに違和感を覚えてしまう煙草なのでした。

 ややオプションらしからぬバランスが印象に悪い感じですね。甘い香りを楽しむことを重視し、ほどほどにフレーバーを楽しみたいという場合にはベストかと。

 個性・味・香りともに、丸みを帯びている煙草なのです。

 やっぱり、丸くなったのかしら。オプション。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar5mg Nicotine0.3mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol


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