Natural American Spirit Menthol One を吸ってみた

[✓] Include the following : Smoking impression

 概要:紙巻「ナチュラル・アメリカンスピリット・メンソール・ONE」の喫煙感想

Natural American Spirit Menthol One

 ついに出たアメリカンスピリットのTar1mg。紙巻「ナチュラル・アメリカンスピリット・メンソール・ONE」を吸ってみた。


 ここ最近はシャグなどの新製品は出ていたものの、シガレットの新製品は久し振りとなるナチュラル・アメリカン・スピリットよりTar1mgのメンソールシガレットです。これまでのアメリカンスピリットのメンソールラインナップは下限がTar5mgまでと、あまり低タールユーザーに親切とはいえないラインナップでしたね。そこで、新たにラインナップされた待望のTar1mgメンソールシガレットなのです。

 もちろん、みんな大好きアメスピらしく「煙草葉には添加物を使用していない無添加仕様」で、葉っぱも何と比べてかは知りませんが25%増量の太っ腹な仕様となっているため燃焼時間が長めです。また、無添加とメンソールを両立するためにメンソールの添加はフィルターのみか、他に添加しているとすれば恐らくは中包装紙くらいとなっている様子なのです。

 ちなみに、昔のアメリカンスピリットのメンソールシガレットのような「メンソールを染みこませた石」は使われていません。Tar5mgのメンソール・ウルトラライトと同様に、フィルターにミント成分を染み込ませているタイプとなります。あの「石仕様」が面白かったのに、やっぱり作るのが面倒臭い仕様だったのですかね。

 それに、ボックス内でフィルターのメンソールが刻みにも移ると思うので、それで無添加というのは無理やりな気もしますが。

Natural American Spirit Menthol One

 パッケージの背面は、最近の他のアメスピと同じように製品特性などを説明した広告文章が掲載されているのです。かなりのバリエーションが存在しそうな感じで、これはこれで面白いとは思うのですが、これは一方のペルソナマーケティングの失敗例とも思えてしまいます。それとも、アメスピ好きはうんちくが好きなのですかね。

 まるで日曜生活用品のような特性は、一見さんには嬉しい仕様なのでしょうか。

Natural American Spirit Menthol One

 パッケージサイドには、もはや無添加煙草の伝統とも言える製品説明を完備していて、何気にフィルターチップの柄まで再現されているのです。今の情報化社会だからこそ、この程度の情報は記載する必要も無い気はしますが、何気ない親切ですよね。


Natural American Spirit Menthol One

 中包装紙には、コンドルを模したシンボルと「ゴミはゴミ箱へ」みたいな意味の英文。ただし、この意味がユーザーに伝わっているかは不明です。アメリカンスピリットは軒並み中包装紙をペーパーインナーライナーと呼ばれる紙タイプのものへ変更していっているのですが、メンソール製品は相変わらず銀紙タイプを採用しているようですね。 

Natural American Spirit Menthol One

 ラインとコンドルスタンプで仕上げられたフィルターチップやシガレットのデザインは相変わらず。メンソール・ライトはコルク柄のチップなので違うことが分かるのですが、ぱっと見ではメンソール・ウルトラ・ライトと区別がつきませんね。私的にはアメリカンスピリットはコルク柄のチップの方が好きなのです。

 空気穴は小さめのものが2列で、フィルターにはメンソールシガレットということもありチャコールは使用されていませんが、そのフィルターには天然ミントが添加されているのです。


[✓] 喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、なんだか「微妙」といった印象の仕上がりとなっているのです。

 着火して暫くは「ただスースーする空気が入ってくる程度」といった具合いで、まるで「煙草らしい味わい」が存在しません。しかも、新規開拓したTar1mgというスペックによる空気量の多さへ拍車を掛けるようにアメリカンスピリットの売りでもある「煙草葉25%増量」という葉の詰まりの良さも災いし、まるで火種から煙が入ってこないのです。これらの要素が、そもそものアメスピの淡白傾向な味わいに拍車を掛け過ぎてしまい、煙草としては非常に貧相な味わいとなっています。

 また、メンソール添加箇所がフィルターのみということもあり、何とかスースーする清涼感のみは楽しめますが「果たして、これで良いのか?」と疑問を抱いてしまう程の仕上がりなのです。

 しかしながら、燃焼剤無添加による長き喫煙時間に付き合い続けて火種が巻紙に刷られたコンドルのシンボルマークに到達した頃に、ようやくアメスピのメンソールらしい自然な甘味などの「煙草らしさ」が顔を出してきます。ただ、これまた空気量が非常に多いためか、同ラインナップのメンソール・ライトやメンソール・ウルトラ・ライトに比べると「薄っすら」といった程度なのです。

 総じて、この煙草を吸うと、何故に今までのアメリカンスピリットにはTar1mg製品がラインナップされなかったのかが何となく分かる気がします。この煙草は唯一の救いにして「メンソールだからギリギリで許可」といった具合で、メンソールの清涼感が無ければ本当に何を吸ってるのか分からないのだと思います。

 何だか右肩上がりの実績を更に一押しようとして人気の市場に投入したのでしょうけれど、私的にはブランドイメージを崩しかねない「媚」のみの製品に思えたのでした。これら欠点に思えることを逆手に取れば、喫煙という「カタチ」のみを求める場合には打って付けなのかも知れません。けれど、せめてものノンメンソールのラインナップと同じくTar3mgを採用していれば、他の多くのTar1mgと同じような感覚で吸えたのではと思えて仕方がありません。

 愛煙家は、これで満足するのでしょうか。

 この煙草は、ファッション的アイデンティティや自己顕示欲のみのアイテムでなければならないと私は考えるでしょう。口の寂しさを紛らわしたいだけ、という方には程好いかも知れません。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar1mg Nicotine0.1mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol


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