オイシイオヤツ ニューヨークマヨネーズ を食べてみた

部屋を明るくして離れてみてね



 概要:お菓子「ニューヨークマヨネーズ」のレビュー

オイシイオヤツ 自由の女神印 ニューヨークマヨネーズ

 胡散臭い見た目から駄菓子な臭いがプンプンする魅力たっぷりな菓子の90g詰め。お菓子「ニューヨークマヨネーズ」を食べてみた。


 まるで胡散臭さしか感じない製品ですが、東京都に本社を構え千葉県に工場を持つ「株式会社 三真」というアラレや煎餅などの和菓子を製造している歴としたメーカーの製品です。同社は和菓子メーカーらしく手堅い堅実な製品を製造する一方で、かなり奇抜なキャラクター性の製品も製造しているのですが、この製品は明らかに後者であることが分かると思います。

 製品名としてはパッケージにもデカデカとデザインされている通りに「ニューヨークマヨネーズ」とされているようですが、そのパッケージには「自由の女神印」という謎な印と、まるで証左と言わんばかりにセンターレイアウトされた自由の女神のイラストなどなど、中々に目を引くものばかりが散りばめられているため何が何だかな様相となっていますね。

 ちなみに、恐らくは最も胡散臭いであろう何の躊躇もなく謳うようにデザインされている「オイシイオヤツ」というのは、この製品を含むラインナップのシリーズである様子なのです。どうやら、このニューヨークマヨネーズは2015年7月に発売と新手の製品のようで、展開としては「セブンイレブン」を中心に40g詰めの小振りなパッケージが流通しているようです。私はツーリングの際に立ち寄った「西湘バイパスのサービスエリア」で90g詰めの大袋を見つけたので、そちらを購入しました。

 そんなニューヨークマヨネーズは、発売直後から中々にマニアックな支持を得ている駄菓子だそうで、見た目からは何だか全く分からない製品の実態は「ひねり揚げ」となっています。

オイシイオヤツ 自由の女神印 ニューヨークマヨネーズ

 何度も見返そうが決して覆ることのない胡散臭さですが、これを買ってしまう人とは友達になれそうですね。具体的に何なのかを勘付かせないパッケージではあるものの、同社製品にしては珍しく透けて中の見えるパッケージであることが唯一の親切設計となっているのです。

Oisiioyatu_Jiyuunomegamijirusi_New_York_Mayonnaise_03c

 ほらね、中身は作りに大きさにと、何とも見た目に普通な「ひねり揚げ」なのです。特に香りが何と強いわけでもありませんが、鼻を近付けると僅かにマヨネーズらしい酸味の利いた香りがするので、マヨネーズが大好きな私は洶洶な気分。

 このパッケージからの「ひねり揚げ」には、落胆なんてものは全く無く、感じるものは「安堵感」のみ。


味・香りについて感想



 このニューヨークマヨネーズは、これがね、また病み付きになるほど美味しいんだ。肝心なマヨネーズ感ですが、どうやら開発コンセプトとして「日本の酸味が強いマヨネーズではなくアメリカの甘味が強いマヨネーズを再現する」というものがあるらしく、なるほど酸味は程好い加減に抑えられていてマイルドな食べ心地。確かに「キューピーのチューブタイプ」ではなく、成城石井とかで売っていそうな「洋物の瓶詰めマヨネーズ」みたいな感じ。

 まぁ、間違ってもニューヨークマヨネーズは成城石井の売り場には並ばないでしょうけれど。酸味の加減だけで言えば、キューピーではなく味の素。このコンセプトを念頭に置けば、あのパッケージデザインも80%くらいは納得することが出来るかな。

 また、病み付き要素は控え目の酸味だけではなく、それによる軽い食べ心地ながらチーズパウダーと揚げ油によるのか「コクと奥深さ」が味わいにあるという点だと思います。少し辛子っぽいピリッとスパイシーな感じもあり、まったりに傾倒し過ぎない酸味の代替として機能しているアクセント感も含まれていますね。基本的に高級感は感じられないジャンキーな味わいなのですが、これが何とも堪らんのです。

 美味いのよ、本当に美味いのよ、何だかパッケージデザインも巧く思えてくるのよ!

 ニューヨーク気分は全く以て味わえませんが、ジャングリッシュ・ニューヨークな気分は存分に堪能することが出来る製品です。自由の女神もニューヨーカーも「完全非公認」な本製品は、マニアックなジャパニーズ菓子好きたちの公認を得て、千葉より出荷され日本全国のみで買うことが出来ます。

 日本人ならニューヨークマヨネーズ。

 何が何だか分からない馬鹿っぽさが、この製品の醍醐味なのでした。


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