Очаково Оригинальное を飲んでみた

Очаково Оригинальное

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 ロシアの「オチャコボ」という大手ビールメーカーが製造しているというビール。

 「オチャコボ・オリジナル」を飲んでみた。

 父が勤める大森ベルポートに行った際、近くに「やまや」という輸入酒類をメインに取り扱うスーパーがあったのですが、そこで衝動買いしてしまった「オチャコボ」というロシアのビールなのです。そのオチャコボというビールも何種類か買ったのですが、その内でスタンダードっぽいキャラクターを漂わす「オチャコボ・オリジナル」というビールになります。

 ちなみに、ロシア語はキリル文字を使用する言語文化なので「Очаково」という銘柄ですが、アルファベットで表すなら「Ochakovo」となります。キリル特有の「ча」が使われていたり、ロシア語は「V」が存在しないためにチグハグな感じとなりますが、検索する時は「Очаково」より「Ochakovo」の方が有意義な情報に辿り着けるかも知れません。また、ロシア語の「C」はアルファベットの「S」と同じような発音となるため、勝手に「Ochakovo」を「Ochacovo」なんて変えちゃうと天才グーグルに「ちがくね?」と茶化されます。

 佐藤はロシア語で「Сато」で、それは加藤じゃないのです。ロシア語の勉強、興味再燃だし久し振りに再開しようかしら。

Очаково Оригинальное このイラストの人物がオチャコボであるのかは知りませんが、そのオチャコボという人物はドイツでビール造りを学びロシアに持ち帰った人物なのだとか。まぁ、こんな島国でも楽しまれるビールですが、やっぱりロシア人もビールって飲むのですね。ロシア人と酒って、まるでウォッカしかイメージになかったので意外だったのです。

Очаково Оригинальное やまやの自作と思われる日本語表示ラベルには、要点を簡潔に記した商品説明も記載されています。このビールは、多くの日本人が「ビール」としてイメージするだろう「ピルスナータイプ」のビールであることが記されていますね。日本人にとって馴染みやすいビールであるとも記されています。また、副原料としてコーンを使用しているようです。

飲んでみた感想・味・香り

 このビールは表示ラベルに記載された説明の通り、日本人も親しみを覚えやすい味わいのビールとなっているのです。

 とりあえず、日本人のビールにおける嗜好性は欧州のソレとは異なるものであるとは思います。具体的には、日本人はビールに対して「冷えていること」や「のどごし」を求める嗜好性が強いですよね。しかし、本来は「冷えていること」も「のどごし」も、これらは全てのビールに対して求めるべきものではないとも思います。国産大手銘柄なら、スーパードライやキリンラガーなんかは冷えたものを喉で楽しむものだとは思いますが、エビスやプレミアムモルツなんかは常温で香りや口当たりを楽しむことの方が向いているはずですからね。

 そして、このオチャコボ・オリジナルはというと、私的にはプレミアムモルツと似たようなキャラクター性ではないかなと感じたりしました。もちろん、冷やしても美味しく頂けるビールではありましたが、それよりも温度が戻ってきた「少し冷えている」くらいが非常に美味しかったのです。とっても爽やかでクリアな味わいにて頂けるビールとなり、ビールの爽やかさって冷えていることやキレの良い喉ごしばかりに依存するものではないと再認識させてくれました。

 で、その時にポッと頭に思い浮かんだ銘柄こそが「プレミアムモルツ」だったのですが、そのプレミアムモルツと比べても非常に軽い飲み心地のビールといったところですね。このオチャコボ・オリジナルは苦味も少なく、甘味も少しだけ控え目となっていますが、それにより軽快さが増している感じなのです。ロシアって寒いでしょうからね、わざわざビールを冷やさなくても良いのかも知れません。

Очаково Оригинальное 今回は揚げ物とか濃い味のパンを用意してしまったのですが、このビールは涼しい環境の常温にて刺身などの淡白な魚とともにチビチビと晩酌すると最高な気がします。グラスもパッケージのオヤジが使っているようなジョッキではなく、画像のような小振りのグラスが私的にはベストですね。あっさり系だからこそチビチビと飲みたい感じなのです。

 総じて、私的には好みを体現したかのように良いと思えるビールでした。しかも、この味わいは多くの日本人にとっても親しみやすいものだと思うのです。とっても爽やかで軽快な飲み心地のビールなので、日頃はビールを好んで飲まない方なんかも取っ付きが良いのではないでしょうか。冷やしても美味しいのですが、私的には涼しい場所で飲むのなら常温で飲んだ方が美味しく感じましたね。

 正直なところ、やまやで見つけて買う時に「ロシアのビール?」という感じでしたが、飲んでみて思ったことは「ロシア人も日本人とビールに対する嗜好性はにているのかも知れない」ということなのです。

Очаково Оригинальное あんまり見かける機会も無かったと思われるオチャコボというビールですが、表示ラベルを見るに「やまや」なら基本的に買うことが出来るビールなのだと思います。ロシアらしいキリル文字の銘柄も然る事ながら、お探しの際には是非とも「客なのかウェイターなのか分からないヒゲ・ザ・ガイ」を目印に探してみて下さい。

 何というのかな、エビスビールとかみたいな芳醇系が好みなら物足りないことこの上なしでしょうけれど、その反面でバドワイザーとかが好きな方は間違いなく気に入ると思いますよ。私は漏れなく気に入りましたから。


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