Dunhill Lights Fine Cut を吸ってみた

Dunhill Lights Fine Cut

Include the following / 抽烟印象・喫煙の感想 / Smoking impressions / Табачные впечатлени

 昔の地域限定ダンヒルと同じく「ファインカット」を冠するダンヒル銘柄。

 「ダンヒル・ライト・ファインカット」を吸ってみた。

 ところで、この煙草の銘柄名になっている「ダンヒルのファインカット」というと、以前に地域限定で発売され廃止となった製品を思い浮かべる人もいるのかも知れません。しかし、こちらはダンヒル・ライト・100という100’sライトシガレットの後継として新たに全国発売された別物のファインカットとなります。ややこしいところですが、名称も旧ファインカットは「ダンヒル・ファインカット・ライト」で、この現ファインカットは「ダンヒル・ライト・ファインカット」と微妙に違ったりします。

 また、昔のファインカットはオリジナル・ライト・ウルトラの3種類を展開していたことに対し、Tar6mgであったダンヒル・ライト・100の後継として充てられている現在のファインカットはというと、順当にTar6mgのライトのみの展開となっているのです。

 ただ、この煙草は旧ファインカットシリーズはおろか、ダンヒル・ライト・100とも仕様や生産国が異なるため、実際には何の後継製品とも言えない感じですかね。しかも、この煙草は他の現行のダンヒルファミリーと異なり、韓国製ではなくスイス製となっているのだそうな。

Dunhill Lights Fine Cut パッケージ背面では、オリエントとバーレーを使っていることや、その葉をインチあたり46回もカットしスムースな喫味を実現していること、鮮度維持のためのリロックを搭載していることなどが記載されています。至って普通な製品解説ですね。と言いつつ軽く読み流してしまいましたが、その「インチあたり46回」って凄くないですか?

 ちなみに、原文は以下の通り。

 This refined blend. is made with superior Virginia balanced with Oriental and Burley tobaccos, cut beyond ordinary standards into 46 cuts per inch, to release a smooth taste experience. To keep for longer, we feature our resealable Reloc. Exclusively DUNHILL.

Dunhill Lights Fine Cut パッケージは現行のダンヒルファミリーらしくコーナーカットされた八角形パッケージとなっています。また、この煙草は特殊なシガレットサイズを採用しているため、少し珍しいサイズ感が特徴的な外観を演出しているのです。とっても手に馴染む、程好いサイズ感が見た目も機能もともに素敵なのです。

 その特殊なサイズとは、一般的な100’sサイズより少しだけ短い全長94mmで、巻きの太さは一般的なスリムサイズより少しだけ太めという国内では珍しい仕様となっています。

Dunhill Lights Fine Cut Dunhill Lights Fine Cut

 この煙草に搭載されている特徴的な「リロック」という仕掛けは、こんな感じです。ファインカットの象徴的数字である「46」がシールディング部にデザインされていますね。

Dunhill Lights Fine Cut このリロックという独特な仕掛けは、要するに気密性の高い内ぶたのような役割のシールで、私のように喫煙頻度が比較的低めでシガレットの消費速度が遅い人間には願ったり叶ったりの仕掛けなのです。保存効果自体は、通常の銀紙と変わらないと思われますが、見た目からして確かな保存効果がありそうな感じ。

 具体的に説明すると、リロックという名の通りシールは適度な粘着性で何度も張り直しが可能となっています。パッケージ開封後のシガレットの鮮度管理に非常に役立つので、メンソールシガレットだと更に有益な仕掛けかも知れませんね。そんなリロック機構のデメリットとしては、お察しの通り「シガレットの取り出しに一手間が増える」という点や「取り出し部が少しだけ狭い」という事が挙がりそうですが、私にとっては特別に嫌と感じる程のことでもありません。単純な仕掛けですが「嗜む程度」の人間にとっては素晴らしいことこの上ない仕掛けなのです。

Dunhill Lights Fine Cut フィルターチップのデザインは以前のダンヒルのライト製品からの据え置きといったところで、空気穴は大きめのものが控え目に2列で配されています。フィルターはチャコールフィルター仕様です。また、やや細身のシガレットはスリムサイズよりも僅かに太いため、そう細いからと意識は必要も無さそうなのです。

 ちなみに、昔のファインカットシリーズのようなシガレットの点火側のシールディングは施されていません。ちょっと、期待した手前で残念。

喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、TASTEK仕様の旧ケントに近いキャラクターの味わいで、見てくれはダンヒルでも中身は完全にBATといった仕上がりの銘柄となっているのです。

 ただし、そのまんまケントということではなく、何だろうなぁ、ケントをスタンダードとするなら、こちらは同系統でも高級志向といったような感じかな。取り分け甘味に違いがあり、具体的にはケントの穏やかな甘味に対し、その甘味に華やかさがプラスされているような印象がブランド物らしいリッチな印象を与えてくれる気がします。華やかな分だけ甘味にプッシュ感がありますが、決して嫌みにならない程度が心地の良い味わいであり、正にダンヒルというブランドらしい上品な仕上がりといったところ。

 この味わいには苦味や酸味に紙臭さなども無く、とってもスムースで「まろやか」な質感の煙は吸い心地が良く、何とも気持ちを穏やかにさせてくれるのです。リロックという個性的な仕掛けも相まって、一日に何箱も吸うというよりも「嗜む」といった程度の人に打ってつけな、お上品な銘柄なのでした。

 スリムサイズ100’sという規格も、何とも淑やかな雰囲気を演出していますよ。何というか、ダンヒルらしく紳士を演出するアイテムなのです。

 ちなみに、昔のファインカットシリーズのような独特の「ヌルッ」とした喫味は全く感じませんでしたので、踏襲されているでもない別物であると思います。

 ・・・で、何となくリロックが気になり「開封後に一月ほど経過」した状態で喫煙してみたのですが、やはり香気が飛散したのか少しの酸味と紙臭さが感じられました。華やかであった甘味も平凡に落ち着いていましたね。しかし、まるで開封後から一月も経過してるシガレットとは思えない程に程度が良かったので、このリロックって仕掛けは中々にスゴいものなのかも知れないと思います。

 また、この状態まで達すると面白いぐらいに「まるでケント」な味わいなので、気になる方は是非お試しあれ。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar6mg Nicotine0.6mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol


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Dunhill Lights を吸ってみた

Dunhill Lights

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 ファッションブランドとして有名なダンヒルの名を冠した少しマイナーな銘柄。

 「ダンヒル・ライト」を吸ってみた。

 イギリスのファッションブランドである「ダンヒル」を冠したシガレットで、ここ日本ではBATが取り扱っている銘柄なのです。ダンヒルで喫煙関連といえばパイプやシガーの方が有名かも知れませんが、そちらの方はインターコンチネンタルが取り扱っているようですね。

 ちなみに、このパッケージデザインのダンヒル・ライトはアメリカ製なのですが、2011年中頃以降よりパッケージデザインが変更された現在のダンヒル・ライトは韓国製なのだそうな。言われて成る程、現代アジアチックなデザインでメタリックレッドのような深紅色のパッケージのやつです。

Dunhill Lights パッケージ背面にはシンプルに製品の謳い文句がデザインされています。この文章はアバウトに翻訳してみると「とっても上質な煙草と独特な丸い縁のパッケージはダンヒルの証」みたいな感じの内容となっているのです。

 ちなみに、原文は以下の通り。

These superb cigarettes in their distinctive rounded edge pack are made with superior quality tobaccos to Dunhill’s unique standards of perfection

 今となっては、ラウンドボックスそのものは広く普及する一般的なパッケージ形状となってしまいましたけれどね。

Dunhill Lights そんな仰々しくも「証」とされているということで、パッケージはラウンドボックスとなっています。

 ちなみに、ダンヒルはダンヒルでも、ファインカットシリーズなんかのパッケージはラウンドしていませんが、あちらも正真正銘のダンヒルなので、あしからず。

 私的には、このパッケージデザインの方が生産移管後のパッケージデザインよりもダンヒルらしい雰囲気であるように思えるため、今のパッケージデザインよりも好きでした。

Dunhill Lights 白色のフィルターチップにはダンヒルとBATのロゴが共存しているのです。少しだけ作りの精度が良くないのか、何となく品がありながらも野暮ったい印象を受けるシガレットデザインとなっていて、非常に素敵な雰囲気を帯びていると思います。空気穴は分かりやすい小さめのものが2列で配され、チャコールフィルターが使用されてます。

喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、見てくれは完全にダンヒルのイメージしかないものの、やはり中身は完全にBATといった感じで、喫味の方はBATらしく「ほっこり」とした優しい味わいとなっているのです。

 ただ、ちょっとマイルド過ぎる気がしないでもないです。ものすごく雑に例えると、ケントから甘味を減らして後味などの癖を無くしたような味わいで、素朴な甘さの軽めなボディと乾いたような質感とが相まって少し淡白気味かも。

 ダンヒルというブランドを冠していますが、特別なラグジュアリー感を持ち合わせているかというと、そういった印象はありません。至ってスタンダードな「大人しい系」で万人に受け入れられるような仕上がりが紳士的な印象の銘柄となっています。

 中々に「レア・ブランド・洋モク」といった日本人に好まれそうな要素を持ち合わせていますが、それらとは裏腹に日用品のような気軽さで楽しむことがベストのように思える銘柄ですね。そうなると、流通の現状とのギャップが残念な気がしなくもないのです。シガーやパイプのダンヒルイメージを望むと、とってもマイルドで軽快な喫味の「まるでシガレット」な煙草なので、もしかすると面食らうかも知れません。

 また、燃焼速度は速めですが、これがBATの基準という気もするので大して気にはなりません。

 なんなんだろうなぁ~、なんだか「寡黙が紳士の美学」みたいな煙草なのです。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar6mg Nicotine0.6mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol


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