Gauloises Blondes を吸ってみた

Gauloises Blondes

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 黒煙草が有名なブランドのアメリカンブレンドなシガレット。

  「ゴロワーズ・ブロンド」を吸ってみた。

 ゴロワーズと言えば、フランス伝統の「黒煙草」という堆肥発酵させた色黒な煙草葉を使用する独特の煙草という印象が強いかと思います。しかし、この「ブロンド」と冠するシリーズは、その名の通りに比べて明るい色の刻みを使用したアメリカンブレンドを採用するシリーズとなっているのです。それ故に、このブロンドと冠するシリーズでは黒煙草の個性的な味わいをを楽しむことは出来ないので、あしからず。

 ちなみに、このゴロワーズのブロンドシリーズはタールバリエーションとして、このTar8mgの下にTar6mgのライトバリエーションもラインナップされていますね。フランスブランドの競合であるジタンと同じような展開をラインナップに見せてはいるものの、日本ではゴロワーズの方が親切なラインナップとなっていることも特徴の一つでしょう。

Gauloises Blondes 黒煙草であるカポラルやレジュールとは異なり、アメリカンブレンドを採用したブロンドシリーズはボックスパッケージにて展開されてます。まるでジタンのような青色が映える、グラデーションのパッケージですね。相変わらず、どうして「Gauloises」で「ゴロワーズ」と読めるのか不思議でしょうがないのです。

Gauloises Blondes Gauloises Blondes

 黒煙草シリーズとは印象も変わるパッケージデザインではありますが、ブランドロゴや兜のイラストはブロンドシリーズでも健在です。その他には、フィルターにチャコールフィルターを使用していることも記されていますね。

 ちなみに、パッケージサイドに記された「LiBERTÉ TOUJOURS」というのは、どうやら「Freedom Forever(自由よ永遠に)」という表現なのだそうな。それは第二次世界大戦中のヴィシー政権下におけるフランス兵のスローガンでもあったようで、当時はゴロワーズを喫することをフランス愛国心の現れとしていたとか。ゴロワーズは、その文化とも強く関連するブランドなのですね。画像検索で「Gauloises 1939」と検索すると、戦時中のパッケージとかがヒットして歴史を感じさせてくれますよ。戦争は二度と起こってはならない文化ですが、過去として記憶しておかなければならない大切な文化でもあります。

Gauloises Blondes Gauloises Blondes

 ゴロワーズ・ブロンドのフィルターチップはコルク柄のものが採用されています。巻紙にはインクスタンプで意匠がデザインされていて、中々にオールドライクな趣を漂わせているのです。そのフィルターチップには極小の空気穴が設けられていて、フィルターは先の通りチャコールフィルターとなっています。

喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、個性的な黒煙草とは打って変わり、確かにソレとは異なる個性はあるものの、何とも親しみやすいアメリカンブレンドシガレットへと仕上げられているのです。

 まず、シガレットの香りは普遍的な印象の甘い香りとなっていますね。黒煙草のような要素は皆無と言って良いでしょう。特に何が誇張されているわけでもない、ナチュラルな感じのアメリカンブレンドらしい香りです。やや甘さに際立つ印象ではありますけれどね。

 喫味の方も尖った要素は全く無く、甘い香りが心地の良い穏やかな質感といった味わいとなっています。まるで苦味は無く、マイルドながら香ばしい甘さが絶妙なアメリカンブレンドらしさに溢れる味わいなのです。ブロンドと謳うフランス銘柄にしてはタール数値が少し高いにも関わらずサラッと軽快な質感ですので、ブロンド・ライトやジタン・ブロンドよりも親しみやすい味わいかも知れません。それらは、やや後に引く癖がありますから。

 これは本当に親しみやすい味わいです。黒煙草だけではブランドを保持することが出来ず、脅威となっているマールボロやラッキーストライクなどといった海外銘柄を意識しているのだろう様は、誰でも容易く察することが出来るかと。

 紫煙の香りも、特段に何と特筆することも無い普遍的な印象の甘い香りです。巷でステレオタイプ的に語られる「黒煙草は香りが変わっている」といったような印象も無く、流石はアメリカンブレンドといった遍在感ではないでしょうか。

総じて、黒煙草という個性が強いゴロワーズの一派ながら、その実は親しみ馴れたアメリカンブレンドにより非常に吸いやすい質感と味わいを兼ね揃えた煙草となっています。ゴロワーズ・ライトとは異なる、さらっとした甘味が心地の良い、これはこれで優秀な仕上がりなのです。

 この煙草は普遍的な印象ながら、あえてコレを選ぶ理由があるのかと言うと、意外にもコレでなければという感じは存分に感じられるから不思議なものです。さらっと軽快ながら甘味が豊かな煙草というのも、意外と無かったりしますからね。一見は没個性的なようで、実は非常に個性的であるような感じなのです。

 案外として、分かりやすい個性の黒煙草という存在に埋もれがちかも知れませんが、何気に通な要素に溢れる健気な煙草なのでした。ちょっとアクの強い印象なジタンのブロンドやゴロワーズ・ブロンド・ライトよりも味わいや香りのバランスが好みであるため、私的にはブロンドならゴロワーズ・ブロンドが好きなのです。ボディをライトにして香りを際立たせたければ、ゴロワーズのブロンドはライトの方が良いと思われますが、ボディを増して香り立ちとのバランスを重視したければ、この煙草の出番といったところなのでしょう。

 ゴロワーズ・ブロンドもゴロワーズ・ブロンド・ライトも、カポラルやレジュールに負けじと中々に甲乙をつけがたい個性に溢れていて、非常に良いことです。これは「黒煙草じゃないんだろ?」と無下に忌避せず、一服の価値がありますよ。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar10mg Nicotine0.9mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol


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