Winston XS 10 Box を吸ってみた

Winston XS 10 BoxInclude the following / 抽烟印象・喫煙の感想 / Smoking impressions / Табачные впечатлени

 大胆に拡張されたウィンストンの新ラインナップはTar10mgの煙草。

 「ウィンストン・XS・10・ボックス」を吸ってみた。

 マールボロに次ぐシェアを誇る世界的ブランドであるにも関わらず、てこ入れされては消えてゆきを繰り返しながら今一つ日本では奮わないウィンストンというブランド。今になって過去に無い勢いのラインナップ拡張が行われ、この煙草は、そんな新ラインナップのタールバリエーションであるTar10mgとなっています。この他にも、タールバリエーションとしてTar8mg / Tar6mg / Tar3mg / Tar1mgが同時に展開され、満遍なく揃えられた様には中々の本腰な様相が窺えますね。

 ちなみに、このシリーズの発売と同時に行われた「キャスターとキャビンのウィンストンへのブランド統合」により、過疎状態と言っても過言ではなかった状態がウソのように賑やかなファミリー構成へと打って変わったウィンストンファミリーです。旧キャスターが「スイート系」で旧キャビンが「ビター系」という役割を担わされている中で、このウィンストンシリーズは「スッキリ系」と謳われているのです。

 もちろん、今までの「ウィンストンはソフトパックだとグローバル仕様でボックスだと国内仕様」という例に倣ってか、この煙草はソフトパックにて展開されているオリジナルウィンストンとは別系統ではあります。

 また、えげつないとも言える展開と併せて価格帯の設定なんかも見るに、ケントやラークといった外国主要銘柄にアタックする狙いもあるのでしょう。またまだ未着手なメンソール製品を中心に大きなファミリー拡張の予定が打ち立てられているそうなので、非常に注目のブランドですね。

Winston XS 10 Box パッケージの形状は最近の流行りでもあるラウンドボックスとなっていて、深いブルーの色味とも相まり、かなりメビウスを意識しているように思えるパッケージなのです。

 JTはメビウスとウィンストンを二大巨頭に仕上げる気らしいので、あえて揃えたのでしょう。

 ちなみに、統合されたキャスターやキャビンのボックス製品も後々にラウンドボックス化するのだとか。

Winston XS 10 Box Winston XS 10 Box

 初回のパッケージでは、ビニール包装にて「ロングテイスト」という機能について説明がされているのですが、ざっくりとしか書かれていないので中々に要領を得ない感じは否めませんね。

Winston XS 10 Box その「ロングテイスト」という新機能は、新生ウィンストンのラインナップより実装されている機能なのですが、どうやら「特別な巻紙により、長時間たばこの味が楽しめる」といった内容の機能とのこと。

 他のウィンストン銘柄も順次搭載するとか。

 詰まるところ「特別な巻紙により燃焼時間が伸び、一服を長く楽しめる」といった、手法は異なれどアメリカンスピリットと似たような感じの機能なのです。

Winston XS 10 Box 銀色の中包装紙にも「Winston」のロゴとイーグルマークがレイアウトされているのですが、何よりも銀紙の質感が非常に良い感じ。

 あまり特別に気にする人も少ないようなファクターかも知れませんが、潜在意識的には中々に効いてくる要素かと。

Winston XS 10 Box オリジナルのウィンストンとは異なりフィルターチップは白色のチップとなっているのです。

 メタリックブルーで大胆に配置された「XS」のデザインが良いアクセントとなっていて、かなり良い感じのデザインですね。

 また、空気穴は小さめが1列だけ設けられていて、フィルターは今までの国内向けウィンストンらしくチャコールフィルターとなっています。


喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、もう、どストライクのドストエフスキー。

 まず、パッケージ開封とともに気になったシガレットの香りなのですが、どことなくキャスターに近いような非常に甘い香りとなっていますね。この香りからして、グローバルなウィンストンとは異なるキャラクター性を持ち合わせる煙草であることを察することも出来るでしょう。

 喫味の方も、香料感の強い甘味に際立つ喫味ではあるものの軽やかさと適度な硬さをを持ち合わせる煙の質感により程好くシャープでクリアなテイストとなっているため、スッキリ系という謳い文句も納得な非常に軽快な喫味となっているのです。Tar10mgというスペックに相応しい量感の煙と味わいを持ち合わせながら、この上も無く軽やかな吸い心地なので、もしかすると量感による充足感はワンランク下に感じるかも知れませんが、これだけ豊かな味わいを軽やかに楽しめるというのは非常に嬉しい限りですね。

 酸味や苦味といった要素は全く無く、香料を効かせまくったジャパニーズシガレットらしさ全開な味わい。とっても心地の良い甘味と香ばしさがクリアな質感とともに呈され、味わいの豊かさと同時に相反するような軽やかさも持ち合わせるという、正しく「スッキリ系」というキャラクターを見事に体現した煙草なのです。芯の輪郭も程好く、広すぎず狭すぎずな広がりも絶妙な塩梅。

 また、吸い心地の軽快さゆえに口を運ぶ回数も増えがちな反面で、ロングテイストの恩恵か嫌と感じない程度に燃焼速度は遅めと思えることもあり、比較的ゆったりとした一服が出来る点も非常に好印象。多くの煙草に感じるであろう「これでも不足は無いけれど、もう少しだけ長く楽しめれば」という非常に微妙なニーズに応えるような様の絶妙な燃焼速度は、正に「かゆいところに手が届く」といった感じ。

 いや、参った。

 セブンスターが好みの方なんかも、スッキリ系と謳うに差異はあるものの甘味に似たようなキャラクターと思える味わいであるためにマッチすると思われます。

 そう言えば、私はケントが没してからはセブンスターを選ぶことが多かったな。


Tar10mg Nicotine0.8mg
Strictly Not Take. Don’t smoke until you are 20 years old.lol

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