Winston XS 6 Box を吸ってみた

Winston XS 6 BoxInclude the following / 抽烟印象・喫煙の感想 / Smoking impressions / Табачные впечатлени

 超グローバルなブランドなのに、何故か日本ではマイナー街道を地で行くウィンストンのTar6mg。

 「ウィンストン・XS・6・ボックス」を吸ってみた。

 元はアメリカのRJRというメーカーが擁していたグローバルブランドであるウィンストンというブランドは、同社が日本たばこ産業に買収されたということもあり、現在は主に日本たばこ産業が展開しているブランドなのだそうな。ただし、未だにRJRの地元ではRJRが展開しているらしいのですね。日本では非常にマイナーなブランドですが、世界ではマールボロに次ぐ展開力を見せるブランドらしいのです。

 ちなみに、ウィンストンは昔から「ソフトパック=完全洋モク」で「ボックス=国産ウィンストン」みたいな展開をしている様子。

 ソフトパックのウィンストンは封緘紙にて「International Quality」と謳うように、日本たばこ産業も特にアレンジを加えず国内で流通させていることもあり、国内流通する大手製品の中では唯一とも言える洋モクであるのですが、一方でボックスという形態で販売されているウィンストンは日本たばこ産業が独自に国内向けアレンジをした製品であることが常だったそうな。

 この煙草もボックスですし、同社の低臭気仕様であるD-specの改め型であるLSSを採用していることも踏まえて、国内向けにアレンジしていると捉えて良さそうなのかな。(LSSはLess Smoke Smellの略。)

Winston XS 6 Box パッケージ背面では、ビニール包装にて味わいの豊かさと軽快な吸い心地がアピールされているのです。

 現代では当り障りのない「ありふれた印象」を抱かなくもない特徴ではありますが、ソフトパックのグローバルウィンストンからは想像も出来ない内容の謳い文句ですね。

 その内容から大胆なアレンジが施されたものであると察することが出来ます。

Winston XS 6 Box Winston XS 6 Box

 同梱のリーフレットでも同じ内容の説明がされていました。先に述べると、この煙草は過去に発売されたライト系のウィンストンとは全くの別物で、味わいも大きく異なります。

Winston XS 6 Box フィルターチップは、かなり現代チックなグレー基調のものとなっていて、ウィンストンのオールドライクなイメージは全く感じられないデザインとなっているのです。

 色々な新製品に多く見られるグレーのフィルターチップは、最近の流行りなのですかね?

 確認しにくい空気穴は小さめのものとなっていて、チャコールフィルターが使われています。


喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、かなり甘味に傾倒した喫味に仕上げられているのです。

 まず、シガレットからは甘い香りが強めに漂い、火を点けずに吸ってみるとパンのような心地の良い甘い風味を感じることが出来ます。この時点で私の頭に浮かんだのは、みんな大好き「カニパン」だったり。

 喫味の方も、ややヌメッとした独特の軽い質感が印象的な煙ですが、それ以上に甘味の印象が強めであるため、ふんだんに香料を用いていると容易に察することが出来ます。また、日本たばこ産業らしい喫味に雑な要素も全く無い仕上がりで吸い易い煙草なのですが、かなり大味な印象の喫味は同社にしては少し珍しい気もするのです。

 奥ゆかしさなどは全く無く、非常に分かりやすい喫味の煙草ですね。

 スイート系ドライシガーのような甘い煙草が好きなら何が障ることもなく気に入るとは思いますが、やはりD-specの改めはLSSと謳うだけあり甘さにはD-specっぽい独特な感じも多分にするので、苦手な人もいそうかな。

 ちなみに、紫煙も量こそ普通ですが心なしか甘い香りなのです。

 総じて、以前のTASTEK仕様のケントやセブンスターのようなモッサリとした甘味のシガレットが好きな方、もしくはスイート系ドライシガー好きなんかには、意外と取って代わることも有り得そうな煙草です。また、この煙草に辛味は無いのですが、軽いのにモッタリした喫味であるためにラークが好きな方なんかにも向いているかも知れませんね。

 日本たばこ産業の製品らしい吸い易さとアメリカンブレンドの洋モクらしい味わいとを、正に良いとこ取りをしたような仕上がりは非常に好印象ですし、私はTASTEKのケントを主喫していた頃もあるので、この甘味に傾倒した喫味は懐かしい気持ちにもなり意外と気に入っているのです。

 キレとかシャープさは全く持ち合わせていないので、辛党な志向の方には向かない煙草でしょう。

 ちなみに、以前に赤のモノトーン調で販売されていたウィンストンのライトと比べると、謳い文句の通り喫味のキャラクターは全く異なりますが味わいは格段に豊かになっていますね。ソフトパックのウィンストンを愛する方にとっては味わいの個性が全く異なるがゆえに向かないこと請け合いですが、そこはコンセプトの範疇ではないように思えますし、そもそも論外なのかも知れません。

 あくまで、ケントやフィリップモリスなどの「スタンダード」として認知されている銘柄を主喫する方々に焦点を絞っている様は、パッケージなどのデザインから香りや味わいにまで、この煙草が持ち合わせる全ての要素から察することが出来るのです。

 私がそうであるように、TASTEKのケントが好きでJETFILTERのケントを受け入れられずにいる方なんかは気に入りそうに思うので、試してみると良いかも知れませんよ。


Tar6mg Nicotine0.5mg
Strictly Not Take. Don’t smoke until you are 20 years old.lol

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