YAMAHA WR250X を買った その経緯とか

WR250X ようやくバイクを新調しました。

 YAMAHA WR250X を買いました!

 そんなこんなで、まだ大した感想は述べれませんが、ドッキドキの納車から悶々の慣らし運転中な今、経緯とか第一印象なんかを記したいと思います。

 とういことで、YAMAHA WR250Xのファーストインプレッションなのです。


▼購入に至った経緯とか


 先の通りにSR400を手放してしまったので、手元に残るは下駄として使っているゴリラのみ。これでは、あまりバイクに乗らないにしても寂しすぎるので、自動車検査登録の必要が無い排気量250cc未満の適当なバイクを物色することに。

 SR400を譲り渡した兄弟の影響で、予てより「オフロードバイク」のデザインやら用途やらに関心ありだった私は「Kawasaki KLX250」がカッコイイと思ったので、お世話になっているYSPで・・・。

 KLX250って買えますか?

 そんな愚問に対してYSPお兄さんは「現行の新車で良ければ全く問題は無いですよ!」と爽やかに答えてくれましたが、YSPお父さんには「特に厳密な予算を設けてないなら止めた方が良いですよ」と言われ、YSPらしくヤマハの「WR」というバイクを軽く推される。その間に「おじさんね、SRに乗っていた君にはセローがピッタリだと思うけど」とセローをゴリ押しされるのですが、そもそもSRは性分に今ひとつ合致していなかったことや「セローを買ってしまったら二度とバイクを買わなくなってしまうと思う」と伝えると、やはりWRを推される。

 KLX250のカッコ良さが私の後ろ髪を引きながらも、それ以上に現場に置いてあった整備中のストロボなWR250Xが魅力的だったり、あとは「SRより速いですよ」とか「うちの客のWRユーザーでも大型との2台持ちは多いよ」とか「みんなWRは手放さないですね」とかいう営業台詞を被弾してで撃沈した次第。

 しかし、身体的都合というか車体的都合というか、お察しの通りオフロード向きのWR250Rの方は猛反対されたのでモタード仕様のWR250Xを購入しましたとさ。何はともあれ、人生初所有のセルフスターターで水冷エンジンで高回転型なバイクを手にすることとなったのです。

 ちなみに、私の周りのバイク乗りは揃いも揃ってリッターバイクがメインであるということも念頭に置いて選んだ次第でもあります。


▼ファーストインプレッションとか


 まぁ、このWRシリーズに対しては魅力もさながら、中々に気持ちを煽るような不安も多かったので、事前に色々と見たり訊いたりで下調べをしたりしたものです。その中でも「前評判の通り」と感じた点や「ちょっと違うな」と思った点なんかを、まだWR250Xに親しんではいない段階での感想として記したいと思います。

 まずは「足つき」で、こんなの見りゃ分かる。

audrey hepburn photo1 足なんて着くわけねぇ。(I’m 165cm tall.)

 先に述べると、サスペンションやシート高がノーマルの状態と思われる上記の整備中だったWR250Xのシートを拝借した際では、私の足は片足ですら着いたり着かなかったりという状態だったのです。

 SR400を購入する時も足つきの不安は感じていたのですが、そのSR400はスペックとは裏腹に良好な足つきだったので、WR250Xも意外と問題は無いだろうと高をくくっていました。

 しかし、世の中は、そんなに甘くない。ぐはっ。

 もっと言ってしまえば、この鬼畜なシート高に加え「予想以上に跳ね上がったデザインのテール部」が金棒となり、試乗の際に運動不足な私の股関節に「ウッ!」という衝撃が走ったのは言うまでもなく。女子力抜群で程良くレーサー体型な身長165cmで体重55kgの私の場合は、より高体重を基準としてハード傾向に設定されているであろうリアサスペンションの圧側減衰力も相まって、ノーマルの状態では靴を間違えただけでも致命傷になりそうな程にギリギリの接地感。

 というか、ギリギリアウトっすね。

 ということで、かっこいいWR250Xに跨がり両足をプランプランしながら「お兄さ~ん」と相談した結果、苦渋の決断でローダウンシートにローダウンリンクという短足ゴールデンコンビを用い、当問題を払拭することに成功したのです。それでも、そこそこ全力で背伸びをした時のような足の着き方なので決して足つきが良いとは言えず、納車後にリアサスペンションの圧側減衰力を3段階だけ弱めましたけれど、これにて不安は全く無くなりました。

 そこで、一つだけ分かりました。

 よく目や耳にする「ちょっとでも爪先が着けば大丈夫」という大概は高身長の輩が吐くヘッポコやチビの気持ちを全く理解していない台詞。

 あれ、あながち間違ってないな!

 思いのほか、フレームの良さなのか「ビシッ」と立つ車体は走行時はもとより爪先立ちの停止時でも安定感が半端ではなく、軽量さも相まって足つきの問題を巧くフォローしてくれています。信号などで減速からの停止をする時も、停止してジャイロ効果が切れたら直ちにフラフラするといった不安定さも全く無いので「足が足らなかろうが余裕」で停止できました。また、非常にスリムで軽量な車体はマスの都合までも良いのか、停止時にバランスを崩して思い切り車体が傾いてしまっても少しの気合いを使うだけで「おっとっと」と何ら問題を感じなかったのです。

 何でしょうかね、よっぽど両足ベッタリでもゴリラの方がフラフラして不安でしょうがない。

 しかも、堅物のように安定感抜群でビシッと立つくせに、納車の帰りに出くわした「ほぼUターン」といったワックワクのドッキドキなコーナーに出くわしてしまった時も、自分が誰だか分からなくなるくらいに思い描くように曲がることが出来てしまいました。はっきり言って、私自身の技術は何一つ向上していないにも関わらず搭乗者に不安を与えない車両は、確実にライディングスキルを向上させてくれます。

 この他にもインターネットを中心にチラホラと見かける「低回転低速時のパワー」ですが、どこもかしこも「無い」とか「スッカスカ」という前評判だったためにビビってYSPを退店する際の初発進時に少しだけ煽り気味に半クラッチで発進したら、まさかのフロントアップしそうになりました。

audrey hepburn photo2Shit!! Not have power, right!?
 おいッ!どこがパワーねぇんだよ!

 確かに、低速ギアを主にギッコンバッタンと猪突猛進のような扱い難さは多分に感じますが、恐らく慣れの問題です。まだ感覚が慣れていないのでギアミスマッチなんかによるエンストの不安はありますが、車両そのものに気配は全く無いと言って良いでしょう。

 パワーバンドとは程遠くても軽い街乗り程度ならトルクや加速に不安は全く感じませんし、これが本領発揮ではないと思えば大いに満足できそうな予感。

 ただ、やはり低速時のアクセルワークやギア選択なんかに関しては「単気筒らしからぬシビアさ」というか、粗雑なコントロールにも気合で応えてくれたSRとは異なり、中々にスパルタンな扱い難さを取っ付き始めに感じることは事実のように思えます。

 また、意見の多い「低速の粘りがない」という前評判を確かに感じる場面としては、コンビニ等に進入しようとして歩道なりの段差を低速で越える時なんかです。あまりにビビって減速しすぎると、ギアを正しく選択しない場合では段差を乗り越えるときの一瞬の失速でエンストしそうになることが数回ありました。どんな不都合や理不尽でも、バタバタしながら気合で前進してくれていたSRとは特性が大きく異なるのだと、そう痛感する場面なのです。

 まぁ、モノは捉えようで「粘りがない」と言えばバイクのせいに出来ますが、そもそもが「スパルタな許容」なのだと言えば、あとはバイクの特性を把握して合わせていく乗り手の技術ですからね。頑張ります。


▼予想外だったこと


 そうそう、全く予想していなかった問題の一つが「尻」。これが、まぁ、すっごーく痛くなります。

 ネットでの散見や兄弟の忠告などで「オフロード&モタードはスリムボディでシートも細く尻に優しくはない」ということは知っていたのですが、見た目の割に肉薄でスリムなSR400のシートが「尻痛」と巷で言われるわりには問題を感じなかったので、己の尻を過信していまいましたね。馴らしを早く終わらせたいがために「今から100kmは走るぞ!」と意気込んでいた最初の走行では、距離にして50kmが限界で、時間では1時間強くらいで尻がギブアップしました。

the judas cradle これは名実ともに三角木馬。

ローダウンシートを装着しているので何とも言えませんが、恐らくは純正のシートも大差は無さそうな感じで、尻が痛くなると下半身全体に疲労感が伝染する気がすることもあり、これは大いに考えものです。こまめに休憩を取るか尻を浮かせるかして尻を労らないと、翌日が辛かったりします。

 まぁ、数日ほど乗っていたら、ある程度の慣れが身に付いたのか、はたまた尻が強くなったのか、あからさまに尻が痛くなるということは無くなりましたが、やはり下半身には疲労が蓄積するようで、中々に辛かったりするのです。

現状で100kmそこそこは問題も無いので、常識的に休憩を取れば大して気になることではありませんが、そこはコンディションの次第といったところ。

 そして、もう一つの予想外が「熱」。

 初夏である今、まだ回転数控え目な慣らしの段階であるにも関わらず、ラジエターやらエキゾーストやらのパーツの排熱が激しいようで、右足の踝(くるぶし)から膝にかけて、その辺りが非常に熱い。SR400もエンジンが空冷で中々にモワモワと熱気の立ち込めるバイクでしたが、まるで次元が違う勢いの熱さにビックリしました。たまに股を開いて熱気を逃してやらないと辛い、けどダサい。とりあえずヒートガードは装着されていますが、装備品には気を付けないと、いとも簡単に溶けたり焦げたりしそうなので注意したいと思います。

 この二つの点は、本当に予想外だったというか、知ってはいたものの甘く見てましたね。


▼とりあえず、今のところは


 慣らし中なので、まぁ「モッサリ&ノッソリ」と走っていますが、それでも非常に楽しさを覚え、アクセルを「ちょん」としか回せない悶々感と同時にポテンシャルへの期待感も高まる、これからも楽しみなバイクなのです。

 ただ、慣らしと言ったところで、回転計も無ければ細かい指定も無いので「はて、どうしようか?」というのが本音だったりします。回転計も、あれば大して見ないけれど、無いのは無いで不便ですね。

 まめにオイル交換して、慣らしが終わって適当な距離を走ったら、またインプレッションしてみたいと思います。


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