Marlboro HA-GA-NE を吸ってみた

 概要:紙巻「マールボロ HA-GA-NE」の喫煙感想

 いつぞやのマールボロの限定パッケージ。紙巻「マールボロ HA-GA-NE」を吸ってみた。

 この煙草、何となく、残っていました。

 第何弾まで続いたのかは分かりませんが、2008年の秋ごろから短期間的に何回かに分けて実施されたマールボロのHA-GA-NEというキャンペーンにて流通していた、缶ケース入りのマールボロなのです。

 基本的にセブンイレブン限定デザインと、それ以外のコンビニ・販売店のデザインに分けられていたそうで、これは「その以外」の方だと思います。

 店舗を回って集めていた方も多いのではないでしょうか。

 内容としては、普通にマールボロの20本詰めですね。

 その他にも、ライトやライト・メンソールもラインナップされていたようです。

 根気のあった方は、色々と探して、自分の煙草の好みは関係なしに全バリエーションを揃えたりもしていたのではないでしょうか。

 2008年と言えば、日本にiPhone(iPhone 3Gという世代的には第二世代のiPhone)が初上陸した年で、まだまだインターネットもパソコンかガラケーで(imodeとか)という時代です。

 全部集めようと思うと、大変ですよね。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar12mg Nicotine1.0mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol

Marlboro Menthol を吸ってみた

 概要:紙巻「マールボロ・メンソール」の喫煙感想

 マールボロのメンソールの親玉。紙巻「マールボロ・メンソール」を吸ってみた。

 言わずもがな、世界的に有名なマールボロブランドにラインナップされている、メンソールの親玉的存在のTar12mgですね。

 それのソフトパック版です。

 メンソール=ライトユーザーの流れが強くなっている昨今では、このフルフレーバー系のメンソールシガレットは中々に希少となってしまっていますね。

 三流政党の暗黒時代(民主●政権下)に局所的に大きく増税されてからというものの、各社ともパッケージの質感を地味に向上させていっていますね。価格に見合わせなければ、ということなのでしょうが。

 この煙草も、白地に模様が入ったり、単純にパッケージの素材の質感が向上したりと、少しずつブラッシュアップされていっていることが窺えます。

 ちなみに、私的にマールボロのパッケージは赤よりもメンソールの緑の方が好みだったりします。

 フィルターチップは、フルフレーバーのマールボロとお揃いで、コルク柄となっています。ロゴの印刷がメンソールカラーに合わせて緑色となっているのが良いですね。シンプルながら雰囲気に似合ったものなのです。

 この煙草は、高めのタール数値だけあってか清涼感は控えめのメンソールシガレットに仕上がっていて、オリジナルに通ずる甘味も控えめに、メンソールの苦味が良い感じにプッシュされています。

 ちょっと酸味も強いかな。

 中々に硬派な印象で、どことなくマールボロらしい「モッサリ感」も感じることが出来ますし、この点はメンソールとオリジナルテイストのバランスが優れていることに非常に感心してしまうのです。

 あとは「メンソールが添加されると吸い易くなる」というのも煙草の定説というか、お決まりなのですが、このマールボロ・メンソールに関しては、ノンメンソールのマールボロの方が吸い易く感じるかも知れません。

 甘味が控えめな分、普通のマールボロから「優しさ」が減ったような感じがしてならないのです。

 逆手に取れば、ややパンチがあるので飽きずに吸えるというポジティブファクターにもなります。

 どちらかと言えばオールドテイストなメンソールシガレットなのでしょうが、そこまで古臭いといった印象を与えない点は、やはりトップブランドといったところでしょうか。(実際に国内発売品としては、それほど古い製品でもないのですけれど・・・)

 ただ、まぁ、国内競合商品はクールあたりだと思うのですが、私はクールの方が好きかな。

 パンチのあるメンソールを吸いたいと思ったら、セブンスターのメンソールを選びますし。

 でも、パッケージはかっこいいんだよなぁ。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar12mg Nicotine0.8mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol

Marlboro を吸ってみた

 概要:紙巻「マールボロ」の喫煙感想

 世界的にも有名なマールボロのソフトパック。 概要:紙巻「マールボロ」の喫煙感想を吸ってみた。

 元は米国向けの女性向け煙草として1920年代に発売されたというマールボロですが、売上不振の末に1960年代に「男性向けカウボーイ煙草」としてイメージを改め、大きな成功を収めているそうです。この成功したイメージが、今のマールボロのイメージに繋がってくるわけですね。

 実際にはカウボーイはスヌースなどの噛みたばこを愛用することが多いということで、紙巻煙草を好まないことが定説のようですが。確かに、手綱と投げ縄を持っていたら、紙巻煙草なんて吸っていられないですよね。イーハーって叫べないですもんね。

 そんな世界でも、日本でも有名なマールボロの、親玉的ポジションとなるソフトパックの煙草となっています。

 あまりにグローバルに有名すぎる、特にこの赤いパッケージのマールボロは金などと似たような価値を持つためか、時も時なら通貨同然として取り引きに用いられることも多かったそうです。

 ちなみに、マールボロブランドの日本国内での発売は1973年からとなっていて、本家のフィリップモリスではなくライセンス契約による日本専売公社(後にJT)の製造・販売となっていました。わりと自由の利くライセンスだったのか、アメリカ等で出回っている本家のマールボロと比べると、かなり日本人向けにアレンジされたものとなっていたそうです。

 そして、そのライセンスは2005年4月いっぱいまで続き、その後はフィリップモリスによる製造・販売へと切り替わっています。

 長期にわたりアレンジされたマールボロが普及していた日本市場においては中々に特殊となっていて、ライセンス終了後も以前のJT製のマールボロを踏襲した味・香りで販売が続けられているそうです。(そのため、パッケージにはFOR SALE IN JAPANと記載されています)

 ということで、日本のマールボロは少し特別なのですね。

 この今に続くローカライズに関しては、人それぞれ思うこともあるかも知れませんが、結果としては良かったですよね。恐らく、マールボロと言えど専売公社のやり方が無かったら、今のように日本でも普及している未来も無かったでしょうから。

 マールボロの他にも世界的に有名な銘柄というのは多くありますが、ほとんどが思うように市場進出していない事実からも、マールボロは運が良かったとも思えます。

 往年の銘柄らしい、コルク柄のフィルターチップに巻紙のMarlboloのインクスタンプ。定番のシンプルデザインですが、貫禄と格好の良さが感じられますね。

 また、チャコールフィルター製品であるということも特徴と言えるでしょう。

 そして、この煙草は中々にスムースで喫しやすい仕上がりとなっています。質感だけで言うなら、同社のラークなどのように芯があるタイプではなく、あたりの柔らかい煙が量感を多めに呈されるタイプですね。

 フルフレーバーのわりには嫌なタール感というものも無く、特に何という面白いフレーバーが感じられるわけでもないので、スムースでマイルドという表現が合うのではないでしょうか。

 比較的のっぺりとした印象の喫味だと思います。広がりはあるのですが、ラークやらセブンスターなどのように包み込まれるほどの量感でもなく。霧の中というよりは、地べたを這うステージスモークのようなイメージなのです。

 苦味や辛みは無く、まろやかさと、ほんのりと甘い香ばしさ。やや淡泊な味わいも喫しやすさに買っていて、あらゆるシーン、他の嗜好品との組み合わせ等など。様々なシーンにマッチするだろう懐の広さを感じさせてくれます。

 強いてあげるのなら、シガレットの心地よい甘く青臭さのある香り。実際に喫してみても、やや青臭さを感じる点。静かな水平線の中で少し線の乱れにも感じなくもですが、これを異物と捉えるかアクセントと捉えるかでしょう。

 すっきりめのブラックコーヒーとの相性は抜群ですね。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar12mg Nicotine1.0mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol

Winston Filters を吸ってみた

 概要:紙巻「ウィンストン・フィルター」の喫煙感想

 アジアでは日陰の下なウィンストンの煙草。紙巻「ウィンストン・フィルター」を吸ってみた。

 1957年10月にRJレイノルズからリリースされた、とても歴史のある煙草だったりします。

 リリース当初はTar15mgの銘柄だったとか。

 その後、JTへの国外事業売却などがあり、国際事業部のJTIがTar13mgという仕様で国内製造・販売していたり、更に後に現在のTar12mgのものをJTが製造・販売するようになって現在にいたると、中々の変遷ぶりです。

 であるにもかかわらず、存続しているということは、それだけすごい煙草なのですね。(色々あった銘柄ですが、公式としてはオリジナルが世に放たれた1957年10月を発売日としているそうです)

 この煙草は日本向けチャコールウィンストンとは、基本的に別物なのです。ウィンストンブランドは世界で2番目に売れている銘柄らしいのですが、チャコールフィルターが主流のアジア諸国では、あまり「売れている」とは聞きませんね。

 この煙草は珍しい部類の煙草で、一度は消えたにも関わらず、復活をして現在に至る煙草なのです。

 RJRがJTに買収された後、この煙草(厳密には前身となるTar13mgのもの)は沖縄県限定扱いとなり、全国的にチャコールフィルター仕様のウィンストンが出回るとい事態が起こるのですが、マールボロなどの洋モクのようにローカライズ製品が主流になっている多くと違い、ウィンストンはローカライズ製品が戦線離脱するという事態が起こるのです。(沖縄限定というのも、はなから日本人相手にしていない感じが良いですね。)

 ウケなかったのか、世界流通との兼ね合いか。

 結局のところ、ローカライズ製品はワン100’sのみを残し、全滅してしまったのです。(※近年、ライトボックスが発売されました)

 その後、無事にウィンストンフィルターは全国販売に復帰し
アジア嗜好向けではなく、JTとRJRが世界志向で全世界販売しているのです。その証に、封緘紙には「International Quality Tobaccos」とあります。

 甘味も苦味も洗練されきっていない、モッサリとしたあの感じ。パッケージも価格が安い部類であるためか安っぽいのですが、なんだかアナクロな温かみを感じるのです。

 御高くまとわない敷居の低さが、広くに受け入れられる理由の一つかも知れません。(反面、スペック的な敷居の高さがファンの獲得に支障を来たしている気もしますが)

 余談ですが、このウィンストンフィルターは、カートンにミシン目が入っていません。(チャコール製品には通常通りミシン目があります)

 ちなみに、以前から日本に於いてのウィンストンは「ソフトパックがプレーンフィルター、ボックスがチャコールフィルター」というような具合で販売されているのです。本当のオリジナル(廃止)はTAR15㎎のRJR製なのですが、興味ありますね。

 以前は、メンソール製品とかもJTがラインナップしていたのです。

 そして、この煙草ですが、わりと好きで、よく買います。

 特別に上質な煙草というわけではないのですが、ちょっと野暮ったいくらいにアメリカンシガレットらしい香料をふんだんに使っているであろうシガレットの甘い香りと青臭さが心地よく、重めの吸い応えも充足感にばっちり。スムースというわけでもなければ苦みやタール感も程々に強く決して上品な喫味ではないのですが、単品での一服から他の嗜好品と併せた一服まで、幅広くマッチしてくれるのですよね。

 今となっては、この何のひねりもないキャラクターが良いのかも知れません。

 それでいて、他の非ローカライズ洋モクと比べれば、格段に煙の質は良いですし。

 不思議な魅力のある煙草なのです。

 マールボロやラッキーストライクなど、洋モク銘柄は数あれど、ローカライズされていない洋モクは非常に希少なので、この煙草は十分に存在価値があるのでしょう。

 故に、それら洋モクに親しんでいる方は、同じ洋モクなのに吸いにくさを覚えてしまうかも知れません。

 むしろ、近いところだと、そこらの洋モクよりハイライトとかの方が近いかも知れませんね。

 派手さや分かりやすい個性はないかも知れませんが、とても良い煙草なので、是非とも人生で一度は喫してみていただきたい銘柄なのです。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar12mg Nicotine0.8mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol

SevenStars Deep Menthol Box を吸ってみた

 概要:紙巻「セブンスター・ディープ・メンソール・ボックス」の喫煙感想

 セブンスター・メンソールの後継となる製品。紙巻「セブンスター・ディープ・メンソール・ボックス」を吸ってみた。

 こちらの煙草は、セブンスターのメンソールラインナップの刷新に伴い、Tar12mgのセブンスター・メンソールの後継製品として新たにラインナップされた煙草となります。

 なんとなく、かっこいいデザインになりましたね。

 それまでのノンメンソールのセブンスターのデザインを踏襲したものとは異なり、完全に異なる方向性のデザインで打ち出してきた感じなのです。

 ちなみに、この煙草はセブンスター・メンソールの後継製品となっていますが、珍しく公式も「香りや味わいに変更はありません」ではなく「味も香りも変わりました」と、完全に別物となったとアナウンスしていたりします。

 というのも、変更点がパッケージのデザインだけではなく、ACTフィルターというフィルターを新たに採用したりと、仕様自体も変更されてしまったためなのですね。一応は後継製品というポジションに就いていますが、もはや新製品も同然ということはコンセプトも含め変更された点からも明らかということなのでしょう。

 で、そのACTフィルターというのは「Advanced Characoal-Tec Filter」の略であり、要約すると「フレーバーシガレット向けチャコールフィルター」のことなのです。

 チャコールフィルターのチャコールはフレーバーを吸着してしまうため、メンソール製品などのフレーバー製品にチャコールフィルターは御法度だったのですが、チャコールフィルターを特殊な皮膜でコーティングすることにより問題を解決したのだそうな。

 そのチャコールフィルターにコーティングされた特殊な皮膜は喫煙と同時に破けるようになっていて、無駄にフレーバーを吸着することもなくスムースな喫味をメンソール製品でも楽しめるというのです。

 まぁ、同じくセブンスターのブラック・チャコール・メンソールでも採用されていた技術ですね。(ブラック・チャコール・メンソールもソリッド・メンソールという後継製品に変わりましたが)

 ちなみに、他にもメンソールスレッドの追加やニコチンが0.8mgから0.9mgといったの変更もあります。

 フィルターチップはセブンスター・メンソールと同じくコルク柄で、ACTのロゴは控えめにスタンプされているのです。

 ちなみに、ブラック・チャコール・メンソールのような「Checoal Filter」の文字はスタンプされていません。パッケージのデザインといい、チャコールフィルターである明記が全くないのは何故なのでしょう。

 ちなみに手前のプレーンフィルター部分には、ソリッド・メンソールと同じようにメンソールスレッドが仕込まれていて、完全にセブンスター・メンソールとは別物であることが窺えます。

 この煙草は、ACTフィルターの効果で非常にスッキリとした喫味に仕上がっていて、このタール数のメンソール製品としては、他のメンソール製品では決して味わえないスッキリとした喫味を味わうことが出来るのです。

 競合としては、クールやマールボロのメンソールとなるのですが、それらよりも格段に上質と言えるメンソールシガレットとなっています。その反面で、それらのような青臭さや酸味などが残留するようなオーセンティックなテイストは無いので、このタールクラスのメンソールユーザーが何を求めるかがカギになってきますね。

 昨今の流行りの強メンソールな向きとハイタールというのは、あまり組み合わせ的に合理的ではないのでしょうけれど、これは何かの突破口になりそうな気配を感じさせてくれます。

 セブンスターメンソールの後継製品とは言っていますが仕様を見ての通り、完全にブラックチャコールメンソール(現ソリッドメンソール)の高タール版で喫味もソレに傾倒していますね。

 以前のセブンスターメンソールの、あの独特の悶々感というか個性というか、それが無くなってしまった事は賛否両論かも知れませんが、これはこれで非常にスッキリ系として好印象です。恐らく、ほとんどのユーザーに受け入れられるのではないでしょうか。

 スッキリばかりで何も残らないかと思いきや、ほんのりとした甘みやメンソールらしい酸味も嫌と感じさせずに呈してくれるので、思いのほか楽しみ甲斐もありますし。

 一応は、ライトメンソールの方は変わらずの仕様でラインナップされているので、元の個性を味わいたければ、そちらを手に取るしかないでしょう。

 そのライトメンソールも、いつ変わるかは分かりませんが。

 とりあえず、コレはセブンスター・メンソールではないのです。

 そう、明らかに新製品、そして好印象。

 JTのチャコールに対する情熱は伝わってきますが、ACTフィルターの効果で軽快な喫味になっているので、以前のセブンスター・メンソールの方がディープな気がしないでもないですが、それは気にしないということで。

 追記:やっぱりセブンスターのライトメンソールは消えましたね・・・

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar12mg Nicotine0.9mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol