Hope Super Lights を吸ってみた

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 概要:紙巻「ホープ・スーパーライト」の喫煙感想

Hope Super Lights

 ホープの最軽量クラスはスーパーライト級のホープ。紙巻「ホープ・スーパーライト」を吸ってみた。


 1957年に発売されたホープ(10)よりも遅れること約47年後の2004年に北海道にて限定発売され、そこから約1年のテスト販売を経た2005年に全国拡販となった煙草です。世の喫煙者たちにも「ライト志向」は浸透しきったはずですが、古株な銘柄のバリエーションらしく「ライトバリエーションの人気がオリジナルに追い付かない」という、何だか少し不憫な煙草でもありますね。

 寄り添ったのに抱いてもらえないという、中々のスループレイ。

 そんなホープのスーパーライトも、少し太めなレギュラーサイズという特殊なシガレットが特徴的となっています。しかしながら、プレーンフィルターのホープ(10)に対し、このホープ・スーパーライトは現代らしくチャコールフィルターを採用していたりもします。先に発売された「ホープ・ライト」は発売から数年こそプレーンフィルターでしたが、途中からチャコールフィルターへシフトしたという変遷でしたよね。このホープ・スーパーライトはというと、最初からチャコールフィルター仕様にてリリースされているのです。

 ということで、未だに高タール&プレーンフィルターな仕様を一貫するホープ(10)をオリジナルとするのならば、かなり異端なホープのようにも思えてきますね。

 ちなみに、バリエーションごとにテーマカラーを設定したパッケージの弓矢が印象的なホープ銘柄ですが、このスーパーライトは白黒のモノトーンがテーマカラーとなっています。

 やはり、少し不憫な気がします。


Hope Super Lights
Hope Super Lights

 このスーパーライトもライトと同じように、パッケージサイドには誰かが得をするメッセージが設けられています。毎度のこと思うのですが、このメッセージって非常に人間味に溢れていますよね。本来なら「~ではありません」ではなく「~するものです」と言った方が良いはずなので、きっと、このメッセージで伝えたいものはメッセージの中にはないのでしょう。


Hope Super Lights

 先にも述べた通り、ホープはチャコールを用いないプレーンフィルターにてリリースされてきた中で、このスーパーライトだけは初めからチャコールフィルター仕様にてリリースされた少し変わり種となっています。後にライトもチャコールフィルター化したり、期間限定味のホープがチャコールフィルター仕様にてリリースされたりなど、ある意味では未来的オリジナリティーを持つホープのようにも思えますね。

 また、このホープらしくはあるもののタールクラスにしては珍しく、フィルターチップにはコルク柄のものが充てられているのです。

 ちなみに、空気穴は非常に細かいものが2列で設けられています。


Hope Super Lights

 ついでに、画像は一つ前のクラフト調を採用した頃のパッケージとシガレットのデザインです。一時期はホープもオリジナルだけを取り残し、そのデザインをクラフト調にシフトしていた頃がありましたね。パッケージやシガレットに配された「HOPE」のロゴが従来のフォントとは異なるものへ改められていたりしますが、どことなくチャコールフィルターであることを隠すようなパッケージデザインに見えなくもないのです。


[✓] 喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、スーパーライトらしく相応にマイルドな喫味ではあるものの、最もホープの「甘さ」が分かりやすい煙草に仕上がっているのです。

 まず、シガレットの香りですが、なるほど蜂蜜な感じの、ややネットリとした豊潤な甘さが独特の香りですね。ホープのバリエーションの中でも、その特徴が最も分かりやすい香りではないでしょうか。

 喫味の方は、空気量の増加によるのか少しだけドライな印象の味わいとなっていて、ライト煙草らしく少しだけ煙の質感にトゲトゲしさを感じるのです。ただし、吸い方の次第で見えも隠れもしてしまう傾向の強いホープの特徴的な甘味は、空気量の多さからか比べて分かりやすく体感することが出来ますね。

 ざっくりと言えば、外れすぎない程度の範疇なら、どんな吸い方をしてもホープの特徴的な甘さを感じることが出来るのです。ホープ(10)のようなシビアさが緩和されているという点は、正しく空気量を増したライト化による恩恵でしょう。香ばしい砂糖菓子のように豊かな甘さの喫味を、手軽に楽しめる煙草となっています。

 やや、紙臭い嫌な味わいも見え隠れしますが、現代的なスーパーライトという仕様の都合上では許容範囲に思えます。先ほどの吸い方に対するキャパシティの広さもあり、紙臭さを回避するために気持ち強めに吸い込むくらいでも良いのではないでしょうか。手軽に美味しさを呈してくれる分だけ、その甘味はホープにしては控え目ではありますが、それでも単体で見れば不足はありませんから。

 ただし、短く太いホープということで丁寧に吸えば淡白気味で、強く吸い込むと加減の次第では簡単にヤニっぽさが強まります。こればかりは、ある意味でシビアかも知れませんね。どちらかに寄る方が、よっぽど間を狙うよりも簡単でしょう。

 総じて、スーパーライトらしい手軽さがありながら、ピークの低さと本領発揮の打点が中間というピンポイントなあたりに気難しさを覚えてしまう煙草です。メリットとデメリットが表裏で、どちらを好むかで好き嫌いも大きく分かれる煙草でしょう。

 私的には、ふくよかで広がりのあるボディ感は良い感じである一方、やや芯を据えない広がり方に少しだけ不満を覚えるところです。スーパーライト仕様だから致し方無いのかも知れませんが、豊かな味わいながら「実像性」を少し欠いていると思えてしまい、ちょっと気持ちの悪い薄ら気味の悪さを覚えてしまいます。これはチャコールフィルターによる効果かも知れませんね。

 ホープらしい重量感が無い分、比べて「ふんわり」と味わいが感じられるため、ライト志向が勝れば良い煙草なのですが、そうでなければ微妙な煙草となるでしょう。

 ホープを知っていると、もう少し塊感のようなパンチが欲しくなると言ったところでしょうか。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar6mg Nicotine0.5mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol


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