WR250Xツーリング 奥多摩・名栗湖へ行ってきた

バイクに関する内容の記事です



 概要:WR250X「奥多摩・名栗湖ツーリング」の感想

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 今でも使用しているNV-U37に圏央道の一部データが入っておらず、ルートガイドで横浜経由の奥多摩を案内され時代を感じた今日この頃。ツーリングの定番は奥多摩方面へツーリングに行ってきました。

 スマホが欲しい!

 何を隠そう、私はスマホ童貞なのだ。

 その「奥多摩・名栗湖ツーリング」の非スマホ・de・ツーリングな記録。


 ということで、代替案である真鶴・小田原での敗北による傷も癒えぬまま、奥多摩方面へツーリングに行ってきました。

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 お日柄も程好く、気温も過ごしやすい良きツーリング日和となった当日。いつものコンビニに御仁と集合で、相方のハーレーも気が付けばヤマハ車でコンビなのです。ほんと、この人の付き合いの良さには非常に感謝ですね。無茶振りも事前に告知さえしなければ、結果としては色々と付き合ってくれますから。


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 で、ぱぴゅーんと寒川南インターから圏央道を使って青梅インターまで向かいます。とりあえず奥多摩へ向かう前に道すがらで、御仁希望の名栗湖を目指すこととなりました。青梅は初めてだったのですが、感覚的には平塚の街中を上品にしたような街とでも言ったところでしょうか。道中は郊外へ向かうにつれて穏やかなところだと体感させてくれるあたりも、どことなく平塚っぽい感じで、非常に住みやすそうな街なのではないかと思いました。


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 そこそこの距離を走れば名栗湖に到着です。いやはや、何となしに予想はしていましたが、やはり特に何がある場所ではありませんでしたね。それでも観光スポットということで、車にバイクに自転車と多くの方々で賑わっていました。


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 雰囲気に飲まれて惚けていても仕方が無いので、とりあえず名栗湖を一周してみることにしました。周りの皆様は意味深に解放されている門の前で引き返していたため、本当に先へ進んでも良いのか御仁と相談してみたものの、特に進入禁止の触れ書きも無いため進んでみることに。

 結果としては、特に何のことも無い少し細く見通しの悪い舗装路が続いていただけでした。野鳥観察なのかは知りませんが、道中ではカメラや望遠鏡を三脚にセットして待機している年配の方が大勢いましたね。私感としてはワクワクすることも無ければ快適でも無い道だったので、特に進入しなくても良かったかなと言ったところなのです。

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 名栗湖を去れば、ささっと奥多摩駅周辺を目指したのですが、そこには特に面白いものも無くスルーという結果に。給油だけ済ませたなら、予備昼食スポットである都民の森を目指します。しかし、画像は道中の休憩所なのですが、お腹もペコペコなのに中々と都民の森は姿を現しません。本音を漏らすと、わりとグロッキーでした。

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 ようやっと都民の森に到着した頃には、腹の虫も鳴り止んでいました。道中もヒュンヒュンと手練れなライダーが多く、何だか色々と疲れてしまいましたね。でも、曲がって加速して減速してと、WR250Xだとシフトが少し忙しないのですが、やはり市街地では出来ない走り方が許されるというのは非常に楽しいものなのです。

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 程好く皆様のバイクを眺めながら一服を終えたなら、重い腰を上げて都民の森のレストラン「とちの実」と目指すのですが、これがまた長い坂道です。どうりで麓に人が集まっているばかりで、上り行く者が少ないわけですね。バイク装備でレストランを目指す輩は私たちしかいませんでしたから。皆様とも麓で団子を食べてましたよ。

 ちなみに、昼食画像も無い時点で察してほしいのですが、このレストランは異様な空気に包まれていました。明かりが落ちた施設は廃墟のように運営している気配を一切と漂わせず、レストランのフロアは客も程よく席を埋めているのにも関わらず異様と言う他も無いほどに静まり返っています。若夫婦に学生グループなどなど、皆が重く沈んだ空気に飲まれてヒソヒソと会話をする中で、御仁がすする蕎麦の音がうるさいと感じてしまうほど。あれは一体、何だったのでしょうか。

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 私たちは異様な空気のレストランで老け込んでしまったため、何に目をくれることも無く速やかに帰路へ着くこととなりました。バイクも多い穏やかな檜原村を通り、あきる野インターチェンジへ進入する前にコンビニで一服です。何だかんだ言って、スマホも電子マネーも縁は無しだけれど、やっぱりコンビニは落ち着きますね。

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 何だか走ることに関しては楽しいツーリングでしたが、まるでロクなものを口にしていないことに気が付いたため、今回のシメはコンビニではなく寒川のコメダ珈琲に寄ってみました。はっきり言って先のレストランのこともあり、ものすごい御褒美的な空間に感じてしまいましたね。やっぱりコンビニと同じくらい、喫茶店も落ち着きますね。


バイクツーリングを終えて



 いやはや、今回は走ることに関しては非常に楽しいツーリングと相成りました。しかしながら、観光要素としてはイマイチな結果となってしまいましたね。それでも、今回のツーリングでは圏央道にてパワーバンドの素晴らしさを体感することが出来たという点。その他にも、わりと優しめのコーナーが続く奥多摩で良き練習が出来たという点。このような点で、試験的要素において非常に充実したツーリングとなったのです。

 今まで市街地での走行では加速に何と不満も無かったのですが、やはりパワーバンドに入ると「まだ発揮していなかったのか」といったように上々の加速を見せてくれました。不意を衝かれたことと風を大々的に受け止める乗車姿勢とが相まって、それはもう体が置いていかれそうになるほどです。

 コーナーに関しては、奥多摩で多く走っていたベテランライダーさんたちが非常に参考になりましたね。なるほど、その速度域でもバイクは曲がってくれるのかと。バンクに関してはビビリミッターが発動して非常に足りていないと痛感した次第ではありますが、これが今の自分の限界でしょう。命あってのバイクライフですから、無理は禁物なのです。

 シフトは結構ガチャガチャですね。こればかりは軽排気量バイクですから仕方も無いことですが、緩やかながらアップダウンとともにコーナーが頻繁に続く奥多摩の道では加速と減速もコーナーの数だけ頻繁になりますから、それに合わせてWR250Xなりにシフトも細かくコントロールしなければいけないと実感した次第です。

 まぁ、私的にガチャガチャと運転するのは楽しいので問題も無いのですが、やはり今後の課題は如何にスマートなバンクを行えるかということでしょう。もうちょっとバイクとタイヤを信用してあげれば良いことなのですけれど、どうもビビってしまいます。技量も無いので我ながら情けない。

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 今度は奥多摩ではなく、秩父の方に向かうのも良さそうですね。その際は、のんびりまったりと観光ツーリングと入り浸りたいところです。やっぱり私の性分としてはピューンと走るよりもドロドロと走るのが向いているようです。それはもう、私にはWR250Xは向いていないのではないかと思うくらい。

 何はともあれ御仁とも一致したのですが、今回の反省点は都民の森のレストランという一点に尽きますね。申し訳も無いのですが、はっきり言って二度目は無いかなと言ったところです。ほんと、あの沈みきった異様な空気は何だったのでしょうか。またの際は麓の団子を喰らうに留めておきましょう。

 うん、ピューッと走っても良ければドロドロと走っても良しと、やっぱりWR250Xは楽しいバイクなのです。

 ただ、しばらくは死にかけの本田ゴリラというポンコツ原付に手間を取られそうです。こいつが本田翼だったら、どれだけ幸せなことか。


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