Macho Clove を吸ってみた

喫煙に関する内容を含みます



 概要:葉巻「マッチョ・クローブ」の喫煙感想

Macho Clove

 丁子煙草の中でも非常にマイナーな存在感となっている銘柄。葉巻「マッチョ・クローブ」を吸ってみた。


 丁子煙草といえば、ガラムやジャルムなどといったブランドで有名なインドネシアの地煙草ですね。字の如く丁子(クローブ)の成分を使用したエキゾチックなキャラクターで、クローブシガレットやクレテックなどとも呼ばれています。

 そう、多くの丁子煙草は紙巻煙草であるか、もしくは紙巻向けのシャグである場合が殆どかと思います。しかしながら、このマッチョ・クローブはハンドメイドのミニシガーとなっていて、区分は葉巻となる丁子煙草なのです。

 ちなみに、マッチョというブランドそのものは特別に丁子煙草のブランドというわけでもありません。他のバリエーションとしては、バニラフレーバーを採用したマッチョ・バニラなる銘柄もラインナップされていますから。
 

Macho Clove

 マッチョという名の真意は分からないものの、向日葵や太陽を思わせる燦々とした印象が素敵なパッケージデザインですね。マッチョ・バニラとは異なり、このマッチョ・クローブはアクセントカラーとして緑色を彩色していますが、特にメンソール製品ということでもないのでクローブをイメージしているのでしょう。

 ちなみに、警告文はマッチョ・バニラと同様に一面のみのレイアウトとなっています。
 

Macho Clove

 パッケージサイドもマッチョ・バニラと同じように表示がレイアウトされています。左右に全く同じ表示を配するというのも少し珍しい印象ですよね。

Macho Clove

 ミニシガー10本詰めという仕様ということもあり、パッケージサイズは小振りとなっています。胴回りはホープ銘柄やショートピースなどと同じ程度となっていて、背丈はキングサイズ銘柄よりも少し短めといったパッケージなのです。特殊規格ながら明るい印象のデザインと相まって、中々に可愛らしい印象を覚えさせるパッケージですね。

Macho Clove

 開閉方法もホープ銘柄などと似ています。異なる点といえば、フラップ部分が糊付けで固定されている代わりに、受けの部分に切れ込みを入れて折り曲げるようなスタイルとなっていることでしょう。あまり精度は良くないのでフラップ部分の糊付けは簡単に剥がれてしまいますし、切れ込みも受けの素材が硬いために機能しない点は少し残念なところ。

Macho Clove

 パッケージには、ミニシガーの他に日本語のメッセージカードも同梱されています。内容はマッチョ・バニラのものと同じとなっていて、クローブというスパイスの解説やマッチョ銘柄の扱いに関することが主な内容なのです。マッチョ・バニラでは印刷精度が悪く文字が飛んでいたりしましたが、こちらでは特に不備は見受けられませんでした。


Macho Clove

 10本のミニシガーは丁寧に包装されています。吸い口に向かって細くなっているコニカル形状を採用しているため、上下を交互にして詰められている点が印象的ですね。クローブ系といえば強烈な香りが印象的ではありますが、この時点ではマッチョ・クローブは少し香りが弱い印象を覚えるでしょう。

Macho Clove

 一般的なキングサイズシガレットと比較してみると、長さは大差も無いことが分かります。太さに関しては着火側こそ一般的な巻きのシガレットと大差は無いものの、吸い口側はスリムサイズのシガレット程度に細くなっていることが分かりますね。このような仕様から、非常に小振りな印象を覚えさせるミニシガーとなっているのです。

 ちなみに、巻きは弾力こそないもののカッチリと硬い印象で、特に乾燥過多などで脆くなっているような印象は受けませんでした。葉の詰まり方も比較的ぴっちりとしている印象です。


味・香りについて感想



 この煙草は、ほんのりとクローブの香りを楽しめる軽快なミニシガーとなっているのです。

 まず、シガーそのものの香りですが、クローブフレーバーと謳うわりには控え目な印象ですね。確かに、同ブランドのマッチョ・バニラと比べれば香りは分かりやすくフレーバーを感じるものの、クローブ系の大御所であるガラムやジャルムなどと比べればクローブの香りは薄めとなっています。甘さは控え目に丁子の一癖ある香りとなっているため、ガラムなどのようにフルーツ系の香料などは目立って使用はされていない感じなのです。

 喫味の方は、マッチョらしく超軽快。ほんのりとクローブのフレーバーが配されていますね。特にマッチョ・クローブではマッチョ・バニラとは異なり「えぐみ」や苦味もクローブの香りで抑えられているため、中々に喫しやすい仕上がりとなっています。

 私的には、このマッチョ・クローブもバニラと同じように、葉巻ながらシガレットのように肺喫煙にて楽しむ方が良いような気がします。マッチョ・バニラよりも軽快なボディと味わいは、まるでシガレットのような感覚なのです。

 総じて、わりとクローブのフレーバーは控え目なので、ガラムのシグネチャーやジャルムのブラックなどといった程度のフレーバー感が良いとする方には向いているかも知れませんね。がっつりとした丁子煙草の味わいを求めるには、少し不足と思う煙草でしょう。

 また、クローブのフレーバーは香りとして活かされるに留まっているため、甘さの少ない味わいは丁子煙草としても少し新鮮な感じです。

 私的には、マッチョ・バニラと同じように、少し物足りない感じは否めないかな。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar---mg Nicotine---mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol


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