富士山頂コーラ を飲んでみた

部屋を明るくして離れてみてね



 概要:ご当地コーラ「富士山頂コーラ」のレビュー



 富士山サイダーと一緒に買ったホワイトコーラ。炭酸飲料「富士山頂コーラ」を飲んでみた。


 先の「富士山サイダー」と一緒に、ツーリングで富士山方面へ行った際に買ったホワイトコーラなのです。あちらが「ご当地サイダー」なら、こちらは「ご当地コーラ」でしょう。

 ちなみに、この富士山頂コーラは「からだにうれしいカロリーゼロ!」だそうです。

 正直なところ、何と言うか「そこ?」と思わなくもなくも・・・。




 レトロデザインへ傾倒していた富士山サイダーと比べ、独特ながらも古臭さは感じさせないラベルデザインとなっているのです。そのラベルには「富士山萬年水使用」や「カロリー0」などといった製品特性が記されていますね。

 ちなみに、メーカーのウェブサイトによると、製品名は「富士山頂コーラ」のようです。しかしながら、文節は「富士山・頂・コーラ」なのか「富士・山頂・コーラ」なのか分かりません。シンプルに富士山コーラとして出回り、認知されているようなので、あまり気にすることでもないですけれどね。

 また、ボトルは無色透明なので、白濁した色味は正にコーラによるものです。




 ラベルサイドによると「富士山頂に降る真っ白な雪をイメージした白いコーラです。」とのことです。

 あと、使用されている富士山萬年水という湧き水もモンドセレクションを金賞を受賞しているようですが、きちんと富士山頂コーラもモンドセレクションで金賞を受賞しているのだそうです。

 ところで、日本人はモンドセレクションとかって好きですよね。実際のところ、食品関連はモンドセレクションやITQIのPOP広告の有無で売り上げが大きく変わることは知っていますからね。購買意欲を刺激していることは間違いないことでしょう。

 ちなみに、このような付加価値を消費者の私はニヒリズムのように悲観はしていません。これらの表示を切っ掛けに素敵な商品と出会えたのなら、それは良いことですからね。どちらかと言うと、後で知ることの方が多いことを悲観しています。

 しれっと飲食して、周りに言われて「え!?あれ、そんなに良いやつだったの!?」みたいな。まぁ、しらふで気が付かなければ無価値と同義とも思いますけれど。



 話が逸れましたが、こちらが白いコーラなのです。これがまた、何とも例え難い白さで、白濁と言うには濁りを感じさせず、乳白と言うには透き通った印象が強く、気難しい白なのです。私的に的確と思うのは「固形石鹸を溶かした水の色」という表現ですが、あまり食欲をそそりませんからNGです。

 しかしながら、間違いなく白色のコーラですね。見た目は完全にコーラ感もゼロですが、グラスに注ぐとフワッとコーラの香りがするので、しっかりとコーラだと認識が出来ます。もしかすると、それこそ大手のコーラ飲料よりもコーラの香りは強いかも知れません。


味・香りについて感想



 このコーラは、色こそアレですが、しっかりとコーラの味がするコーラなのです。

 お味の方は、普通にコーラです。香りの方も、普通にコーラですね。

 かなり後味のスッキリとした、確かにコーラなのです。大手のコーラと比べて、口の中がネバネバしたりモチャクチャする感じは非常に控えめですね。

 やや全体的にスッキリ傾向で、大手のコーラと比べると味の濃さやインパクトは薄いかも知れませんが、すっきりと飲みたい時や大人にとっては「ちょうど良いコーラ」と思える感じなのです。

 何と言うのか、味はコーラというよりも「コーラ味のキャンディ」といったような印象を覚えました。どこか懐かしい味のするコーラだなぁ、と。

 アクの強いコカ派には向かないかも知れませんが、甘味の強いペプシ派には向いているコーラに思えたのでした。

 晴れた暑い夏の道の駅の表で、これを飲み干したら気持ち良いのだろうなとは思います。しかしながら、富士山周辺って、そんなに暑くならないですよね。残念。

 どうでも良い話なのですけれど、私はコーラって好きなのですが、いざ「飲みたい!」と思った時に用意が無く飲む気の失せることの多い飲み物の上位だったりします。それの食べ物バージョンはアイスクリームですね。

 基本的に、あまり食への関心が無いので、食べたい飲みたいに対して実直かつ迅速に行動する人って凄いなと思うけれど、たぶん、仲良くなれない人種だとも思う。

 そうめんを面倒だから茹でずにポリンキーする人とは、たぶん、きっと仲良くなれる。


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