Private Comment大御所はマーチンの変りダネなアコースティックギターで、その名も「バックパッカー」。
バックパッカーとは、「バックパック一つ(低予算の意)で旅する
馬鹿で無謀で粋な人」のことですが、日本人にとっての定番の地はタイやインドネシアといった東南アジア方面なのかな?
ヨーロッパとかは高く付きそうだし・・・、なんとなく、そんなイメージ・・・。
ということで、その名前の通り「携行用」として特化されたマーチンのバックパッカーは、シャモジというか、バチというか、ピールというか・・・、人によって連想するものは様々でしょうが、あまりに斬新過ぎてアコースティックギターには見えません。
トーンは・・・、見てくれの通り「アコースティックギターにとって大事な部分」を見事に削っているので豊かさには欠けますが「実直まさにストレート」なので、これはこれで面白い音ではないかなと思ったり。
(不器用なりにストロークをザクザクと弾けば、なかなかに派手な音を出してくれます。)
低音弦は「ビヨ~ン♪バイ~ン♪」、全体としては「カリッとサクッと、でもジューシではない」そんな感じ。
この音、中々に大好きで、私は上手く弾けないから、よく他人に弾いてもらっています。
もちろん、高価な楽器の豊かな音も素晴らしいですが、この楽器の安~い音も素敵なのです。
マーチンのバックパッカーシリーズは、このスチールタイプの他にもガットタイプやピックアップ付きのものもあったりしますが、コストパフォーマンス優先の為か見た目で分かる木材のバラつきが目立つものの作り自体は非常に丁寧である点は、やっぱり腐ってもマーチンのギターで、とっても優秀。
そこらのボディが無いトラベルタイプと比べれば、多少はボディがあった方が良いことも分かりますし。
いつか、ギター弾けるようになって、これ持って海外を一人旅とかしてみたいな。
でも、これ、飛行機での移動には耐えられるのかしら?
まさか・・・、現地調達!?
Product SpecificationBody : Solid Spruce TOP, Solid Mahogany SIDE&BACK
Neck : Solid Hard Wood
Fingerboard : Select Hardwood, 15 Frets, None-Double Side Dots
Width At Nut : 1 15/16"(41.3mm)
Bridge : Select Hardwood
Tuning Machines : Chrome w/ Small Knobs
Finish : Hand Rubbed Finish TOP, Hand Rubbed Urethane SIDE&BACK