湘南ゴールドサワー を飲んでみた

飲酒に関する内容を含みます



 概要:チューハイ「湘南ゴールドサワー」のレビュー



 神奈川県だけで販売されている夏の限定商品。チューハイ「湘南ゴールドサワー」を飲んでみた。


 神奈川県のプレミアム果実である「湘南ゴールド」を使用したサワー、もといチューハイです。全農かながわと神奈川県観光協会の協力を得て商品化され、これまた神奈川県の卸問屋である神酒連(しんしゅれん)が取り扱っているのだそうな。

 ちなみに、私は湘南ゴールド系の飲料は、そこそこ飲んだことがあります。しかしながら、肝心の湘南ゴールドという果実そのものは人生で一回しか食べたことがありません。

 理由は、そこそこ高価だからです。店頭でも常に並ぶような品物ではありませんしね。果物も、そこまで好き好んで食べる方ではありませんし。

 でも、どんな店でも並べば完売するような果実なのだとか。

 確かに、ほろ苦くも甘さが際立った美味しい果物ではあります。



 夏季限定チューハイということもあり、夏らしいパッケージですね。とっても好みの色使いで、良い感じなのです。

 ちなみに、湘南の海辺はトンビが人の手が握る食べ物を常に狙っているので、中々にハードな海岸なのです。ある意味では地元民か観光客かを見分ける指標になりますけれど、安全のためにもハンバーガーは素直に店内で食べましょう。

 というか、私もそうですが、地元の人間は殆ど海には行かないですよね。雰囲気はあるけれど、道は混むし、磯臭いし、何ならプールでいいし。海辺で遊んでる人たちって、たぶん他所から来た人たちですよね。うん。
 
 


  表示を見てみると、オエノングループの富久娘が製造していることと、それを先の神酒連が販売していることが分かります。

 毎年7月くらいになると期間限定でリリースされる商品とのことです。



 チューハイなので特に面白みはありませんけれど、お酒の色は無色透明でした。香りは鼻を近づければ甘さが強めの柑橘の香りがしますが、特に香り高いということもありません。

 まぁ、チューハイですしね。細かいことは何も気にせずに、冷やして缶のままグイっと飲んでしまうことが最も楽しいでしょう。


味・香りについて感想



 このチューハイは、普通に美味しい柑橘系チューハイなのです。

 甘さとともに「ビター感」も謳われているので苦味も強めに感じられるのかと思いきや、あまり苦味は無くスッキリとした柑橘の甘味と香りが爽やかな味わいに仕上げられているのです。

 ただ、爽やかで軽快な味わい相応しく後味のキレが非常に良いので、苦味は味わいというよりも後味で感じられるといったところですね。それでも、全体的には美味しい柑橘の甘さが際立っていますけれど。

 また、オレンジという点が肝なのだと思います。感覚的に言えば「グレープフルーツ系チューハイ」が好みの方にマッチするのでしょうけれど、それらとは異なり苦味よりも甘味がメインの味わいとなていますからね。4%と少し低めのアルコール度数でストロング感は無い代わりに、嫌に酒の風味が障ることも無く全力で柑橘の爽やかなフレーバーを楽しめることも良いところでしょう。

 みかんジュースが好きなら、絶対に気に入ると思いますよ。

 総じて、あまり酒という感じは無く、ジュースのように飲めてしまうチューハイなのです。

 私はビールと日本酒ばかりで、あまりチューハイは飲むことも少ないのですが、このチューハイは素直に気に入ったのです。何より軽くて飲みやすく、甘いのだけれどスッキリとしているところが非常に良い感じでした。

 チューハイも、意外と良いかも知れないです。


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