WR250Xツーリング 山中湖へ行ってきた

バイクに関する内容の記事です



 概要:WR250X「山中湖ツーリング」の感想

07302016_Yamanakako_Touring_01c

 少し暑いけれど、正しく絶好のツーリング日和です。私は生来の出不精ながら、ここでツーリングに出かけなければバイクが泣くということで、ツーリングに行ってまいりました。目指すは神奈川のバイク乗りにとって鉄板のツーリング先である「山中湖」なのです。

 あ、画像は宮ケ瀬湖っすね。

 その「山中湖ツーリング」の日記のような記録。


 梅雨も明けて程よい頃合いの今日この頃。いつものように、バイクを勧めた私よりズブズブとバイクという沼に身も心も沈めていく御仁へ「そろそろ、どこかツーリングへ行きませんか?」とメールを送るところからことは始まります。

 そう、わたくし、まだスマートフォーンというものを使ったことがありません。みんな大好きという「既読」とか、未経験の童貞ヴァージンなのですよね。そんなに良いものなのでしょうか、既読って。

 とまぁ、それは置いといて、打ち合わせで上がったプランは冒頭の通り、神奈川県のバイク乗りにとっては鉄板のツーリング観光地であるでしょう「山中湖」へ決まりました。どうやら、御仁が「遊メディア山中湖」というU-MEDIA(ユーメディア)が営んでいるレストスポットに興味があったらしく、そこを目指そうというツーリング内容を決定した次第であります。前回の山中湖ツーリングが雪の残る冬に決行したもので、その雪と同じく不満も残るツーリングと相成ってしまったために、リベンジも兼ねたりするのです。

07302016_Yamanakako_Touring_02c

 さあ、いざツーリング当日は暑すぎるくらいにカンカンの夏陽気です。今回は珍しく午前9時30分に集合と日頃より早い集合時間ですが、珍しいことは重なるもので御仁が遅刻。その遅刻って私の専売特許であったはずなのに、こちらも珍しく時間より早く到着した私は炎天の中で小一時間ほど放置プレイなのです。

 しかし、私は疲れませんでした。なぜなら、今までアメリカンバイクまっしぐらな嗜好性であった御仁がですね、ハーレーダビッドソンのXL1200Xというスポーツスターを手放して、なんとヤマハのYZF-R25というバイクに乗り換えたばかりの今日だからなのですよ。

 今まで「この手のバイク」に関しては全く見向きもせず、いつも口を開けばアメリカン万歳であった御仁ですから、一体どの面下げて登場するのかなとか思いきや、何とも素敵にマッチしているではないですか。

07302016_Yamanakako_Touring_03c

 このバイク、手頃な値段でありながらヤマハらしく優れた機能性が評価も高く、中々に人気があるのですってね。

 御仁は何につけても「赤!レッド!ロッソ!」と言っていたので、てっきり赤色にしたのだとばかり思っていたら、まさかの青い車体で少し驚きだったりします。

 ちなみに、その車体色に関しては御仁曰く「赤は少しレーシーな印象が強かったから青にした」とのこと。私は赤という色は避けることも多く、青という色は好んで手に取る色なので万事OK。やっぱりヤマハは青が良きことなのです。

 そして、出発です。御仁が「慣らし運転も兼ねて」とのことだったため、前回の山中湖ツーリングとは道を変えて、ヤビツ峠と渋滞を避けるため寒川町と清川村の町村コースで国道413(道志みち)を目指します。途中で「分かれ道」という分かれ道(交差点)で進路を間違えたために、森の里へ迷い込み迷子になりますが、気にしない。

07302016_Yamanakako_Touring_04c

 予想はしていたけれど、やはり伊勢原市にてダンプカーの隊列に引っかかりグロッキーになってしまったため、途中のサンクスに寄って涼を取ります。

 が、今に思えば、この時点で既に道を間違えていたのですよね。あずきバーは森の里への切符だったのです。

 ある程度ふらふらとしながらルートに復帰したなら、あとは清川村を突っ切って宮ケ瀬湖です。手前でサンクスに寄ってしまったために立ち寄りはしませんでしたが、途中で清川村の道の駅があったので次回にでも立ち寄りたいと思います。

07302016_Yamanakako_Touring_05c

 これは昼食ポイントです。宮ケ瀬湖の東側は国道64号線の途中にポツンとある「カフェオギッソ」という、その名の通りにカフェなのです。

この時点で、時刻は正午過ぎだったかな。決して広くはない店内はテーブル席が一つ空いていたため、スマートに着席。

 ちなみに、このカフェオギッソですが、入り口のドアが非常に渋いのです。いや、趣とかの話ではなく開閉動作の方ね。立て付けがイマイチなのか、わりと強い力で引かないと開きませんので要注意。私たちの後の客人様は「あ、もう閉店?」みたいな空気になっていましたから、優しく「立て付けが悪いみたいで営業中ですよ」と教えてあげたりなんだり。

07302016_Yamanakako_Touring_06c

 こちらは一律1,500円のセットメニューの一つである「オムレツサンドセット」でございます。サンドイッチとコーヒーとデザートを選んで頼むセットメニューなのです。氷は澄み切ったロックアイスで、グラスもヒンヤリと冷やされていて、良き涼が取れますね。

 正直なところ、昼食に関しては特に重きを置かずに決めた今回のツーリングですが、このカフェオギッソでの昼食は正しく予想外だったのです。とりあえず「軽食を適当に済ませて休憩することが出来れば何でもいいか」という程度の気持ちで立ち寄ったら、何ということでしょう。非常に良い昼食となりました。素敵な店員に素敵な店の雰囲気、そして猛烈にオムレツサンドの美味いこと。もちろん、こだわりのコーヒーも美味いのですが、そのコーヒーに関しては残念ながら私のスペックが低いのですよね。

 というか、付け合わせのピクルスまで美味しく、画像の食事の後に出てきたデザートも美味しかったなぁ。何より立地柄なのか、店内には「ゆっくりしていってください」と、わざわざ案内が掲示されている点も非常にホッとします。

 あと、トイレがスゴカッタ。

 トイレ、広さとしてはフロアの半分くらいじゃないですかね。もちろん洋式一発。お立ち寄りの際は、是非ともトイレを利用した方が良いかと。

07302016_Yamanakako_Touring_01c

 美味い昼食を済ませたらば、宮ケ瀬湖を見ながら軽く一服をして出発です。

 やはり暑い夏はメンソールシガレットが涼も取れて良いですね。マールボロのアイスブラストが近いうちにマイナーチェンジしてしまうそうなので、それを楽しみます。

 チビが目立つ蛍光イエローのオフメットを装備しデカいモタードバイクに乗り、さらにはインナーベストタイプの胸部プロテクターを堂々とアウターとして着ていたからか、良い感じに道行くライダーから挨拶を貰えて楽しいこと。前回の山中湖ツーリングでは、そもそも人気すら無かったのでウキウキなのです。

 途中の「道の駅どうし」も、もとは寄る予定も無かったのですが人気が多く賑わっていて、思わず寄ってしまいましたしね。もちろん、そこには特に用も無いのでアイスブラストで一服して出発です。


07302016_Yamanakako_Touring_08c

 そして、ようやく目的地の「遊メディア山中湖」に到着。まさかの営業時間が午後4時までであり、到着した時刻は午後3時45分というね。さっさと中を見てみようと入館すると、エントランスでは「くまモン仕様のモンキー」が歓迎です。

 で、休憩時間というほども長居は失礼だろうと、スタッフの兄ちゃんから頂いた「よくバイク屋が無料でくれる缶の緑茶」で一服して帰路につくことに。私が世話になっているYSPもですが、何でバイク屋って、ああも缶の緑茶を好むのでしょうかね。癒着?

07302016_Yamanakako_Touring_09c

 帰りはノンストップで一気に出発地点まで。道も混雑は無く、たまに30km/hなシルバー様が渋滞を生んでいたくらいで、寒川町と清川村の町村コンビは良い道です。

 そのコンビニでは、いつもツーリング後に食べる糖分接種メニューを食しながら痴話話して解散!


バイクツーリングを終えて



 今回のツーリングですが、御仁がバイクをYZF-R25へ乗り換えてヤマハニーハンコンビとなったことで、以前よりも凸凹感が非常に減りました。今後のツーリングも楽しみなのです。以前までは、ヤマハの軽排気モタードバイクとハーレーダビッドソンの大排気アメリカンバイクという、色んな意味で何とも一体感の無いコンビでしたから。一抹の寂しさよりも得られるものは確実に大きそうです。

 御仁は「明らかに乗りやすく取り扱いやすい」と新たなバイクを絶賛していましたし、やはりYZF-R25というバイクは良い感じなのでしょう。航続距離極短なXL1200Xのために「最短40km走行で給油」という鬼畜じみたシーンも無くなるわけで、私にとってもメリットは大きいですしね。

 また、何よりも今回のツーリングで伝えたいことは「WR250Xの燃費」です。WR250Xの燃費はメーカー公称値で「舗装平坦路燃費 34.0km/L(60km/h)」となっていて、私の場合は走行シーンに大きく左右されることも無く、基本的に27km/Lから29km/Lの間といったところです。多くのWRユーザーにとっても、この範疇が基本となっているのではないでしょうか。

 今回のツーリングでも、そこそこに登板が多かっただろう行きの燃費は28km/Lと、あまり状況に左右されない様が窺えました。

 しかし、帰りの燃費を計算してみたところ、なんと「44.0km/L」という驚きの燃費をマークしてしまったのです。確かに、行きは登板傾向であったために帰りは下り坂が多かったわけですが、それでも登板シーンはあります。しかも、市街地では行きよりも混雑に見舞われました。

 何が言いたいのかというとですね、今回のツーリングで一番に学んだことは「インジェクション車のエンジンブレーキって侮れませんな」ということなのです。

 今後も環境に優しくいきましょうね。


▼あわせて他記事どうぞ▼
小目録「Motorbike Diary Logs」へ戻る
大目録「Motorbike」へ戻る