喫煙に関する内容を含みます
概要:紙巻「セブンスター・1」の喫煙感想
時代に席巻されるようにセブンスターにもラインナップされたTar1mg。紙巻「セブンスター・1」を吸ってみた。
目に見えてソフトパックが淘汰されていこうとしている、この御時世。この煙草はセブンスターのタールバリエーションとして新たに加えられた製品で、まさかのTar1mgとなっています。
ソフトパックが絶大な支持を得ているセブンスターらしく「あえてのソフトパック」なのですが、内容はTar1mgと、かなり現実に席巻されているものとなっているのです。ここ最近の新商品ではTar1mgこそ何も珍しい仕様ではないのですが、ソフトパックでTar1mgというコンビネーションの新商品は何年ぶりのことでしょうか。
封緘紙には誇らしく「SevenStars」の文字とともにタール数値を表す「1」が添えられているのです。ぱっと見ではタール数値が分かりづらいデザインは、「セブンスター=ヘビー」というイメージからくるユーザーニーズに巧いこと応えていますね。
ただし、このTar1mgは封緘紙のカラーリングがシルバーということもあり、最もタールバリエーションとしては区別が付きやすいとも思います。
フィルターチップのデザインはタールバリエーションで共通しているので、まさにセブンスターそのものですね。全くもってTar1mgとは思えない外観のシガレットは、見た目だけでも吸い応えを強く感じさせてくれそうな気がしてしまうほどなのです。
また、Tar1mgということで空気穴の数だけは細かいものが4列と多めですが、ぱっと見では何も分かりませんよね。
味・香りについて感想
この煙草は、他のセブンスターのタールバリエーションと同じように、Tar1mgでありながらも確かなセブンスターらしさを残しています。そのギャップのような様には、軟派なようで硬派な味わいに仕上がっているという点こそ、非常に印象深い煙草なのです。
もちろん、Tar1mgなので相応の味わいの淡白さはあります。それでも、その中に確かなセブンスターの「もったりとした甘味」を感じることが出来るからこそ驚きなのですよね。
確かに、煙の量感で吸い応えを演出しているセブンスターから煙量感を取って捨てたような煙草なので、やはり吸い応えという点に関しては乏しさも覚えます。しかしながら、セブンスターらしい「もっさり」とした味わいは健在なので充足感は中々に高く感じる点も良いことでしょう。
また、Tar1mgなどを好む低タール値ユーザーは強く吸い込みがちな方も多いと思うのですが、この煙草は強く吸い込んでも味わいが不味い方には崩れにくく、かなり優秀です。ソフトパックのTar14mgが至高に位置しているセブンスターファミリーに対しては「セブンスターでTar1mgかい」といったように侮蔑や疑念を抱く方も多いと思うのですが、まず試してみてもらいたい銘柄なのです。
まぁ、Tar14mgを継続して喫煙した直後に吸えば風味も何も無いでしょうけれど、Tar1mgごときの風味も分からないなんて状況では、煙草という曖昧の塊を愉しむに値しないと思いますし。
きちんとTar1mgでもセブンスターですよ。
というより、タールバリエーションの中では最もセブンスターのベーステイストを踏襲しているようにも思えます。
総じて、詰まるところ開発者の労が功を奏したのか、はたまたセブンスターのキャラクターが度を超えて頑固だったのか、どちらにせよタールを10mgそこら落としたところでセブンスターはセブンスター。かなり真面目なセブンスターなのだと思います。
Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar1mg Nicotine0.1mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol
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