エヴァ・ローズ・スリム の喫煙感想
フレーバーを売りとする女性志向なブランドの定番銘柄。紙巻「エヴァ・ローズ・スリム」を吸ってみた。
銘柄概要
別に何が女で何が男と決めつけるわけではありませんが、とても女性志向であると思わせてくれる「エヴァ」というブランドの、これまた女性的な印象のローズフレーバーなシガレットですね。
ところで、皆さん御存知のエヴァは、第二・第三新東京を舞台に、どこから見ても今一つ理解がしがたい一見さんお断りな難解さも込みで愛されている、あれですよね。嫌いではないものの、私はストーリーや設定に関して今一つ理解はしていません。
そう言えば、ポストジブリ(もとい駿)を虎視眈々と狙う輩の出現か、特に監督そのもののブランディングに躍起という印象が強く、伴うように新作アニメ映画の流行りの仕掛けにも躍起になっているように思います。
正直なところ、そんなに言うほど面白いですかと疑問を抱くものが多いような気もしますが。何よりも、世の中は煙草に限らずアニメに関してもマイルド志向というのか、小さくまとまった日和見主義的なものが受けるのだなと思う今日この頃なのです。
とまぁ、閑話休題。この煙草ブランドとしてのエヴァは、ブルガリアの首都ソフィアのBulgartabac Holding Group ADという煙草企業によるブルガリア製のブランドの一つであるそうな。
ちなみに、この煙草の製品特長としては・・・。
豊かな自然に恵まれたブルガリア生まれのローズ・オイル。その瑞々しい香りと質の高さは有名で、生産量は世界全体の約80%を占めています。
世界に名高い高級フラグレンスのレシピには、このブルガリアのローズ・オイルが必要不可欠とまで言われています。
eva Roseはその天然ブルガリア・ローズをふんだんに使用し、優雅な香りあふれる逸品に仕上がっています。
・・・なのだそうな。
このローズフレーバーの他にも、チェリーやアップルにストロベリーの他、メンソールなどといったフレーバーも存在するようで、基本的にはフレーバーを売りとするブランドのようです。
全体的に女性志向であることは、ほとんどの方からして間違いないかと思います。警告文がピンクで主張しないあたりなど、地味に女性には嬉しいポイントではないでしょうか。
また、何気にロゴが秀逸な気がします。
ちなみに、販促ライター付きパックには、謎のライターが付属していました。
Good luck!とシガレットを持ちながら威勢よく親指を立てたスモーカーの手と、7-7-7 LIGHTSという謎の銘柄らしきデザインのライターなのです。あまりエヴァとは関係なさそうなのですが、あまりもののライターで間に合わせた感じなのでしょうか。
どうやら、777という銘柄は、確かに存在するようです。
シガレットデザインは、いわゆる100'sスリムシガレットとなっています。フレーバーを活かすプレーンフィルター仕様で、空気穴は2列で配されています。Tar3mgというウルトラライトクラスのわりには、空気穴が少ない印象でしょうか。
何より、チップデザインが非常に女性的ではないでしょうか。薔薇にハートにと、あざといくらいに女性志向を散りばめていますね「。
あ、太さに関しては、やや一般的なスリムシガレットよりも細いような気がします。
吸ってみた感想・味・香り
この煙草は、ブルガリアローズの謳い文句も伊達ではない煙草となっているのです。
まず、開封と同時に強烈なローズフレーバーが解き放たれます。思いのほかパッケージから香りが漏れているということもなかったので、意表を突かれたといったところですね。
そして、喫味の方も、しっかりローズフレーバーなのです。
それはもう、バラの菓子を食べているかのような気分なので、喫味は「バラそのもの」といっても過言ではないでしょう。以前に知人からフランス土産としてバラの花を飴でコーティングした「ほぼバラと砂糖」といった菓子を頂いて食したことがあるのですが、その時の感覚そのもを体感することが出来るのです。
流石に砂糖のような甘さはありませんが、口も鼻もバラ一緒くたになりますね。
ちなみに、ローズフレーバーとして有名どころと言えば、それはブラックデビルのピンクローズかと思います。それとの違いも気なるかと思いますが、同様にローズフレーバーを謳いながらも、わりと両者は明確に違うことが印象的かと思います。
それこそベースとして感じられる喫味はローズフレーバーということで似てはいるものの、本物感が違うといったような印象でしょうか。ざっくりと例えるのなら、ブラックデビルのピンクローズはバラの香料を使用した菓子のような感じで、ローズフレーバー以外にも甘みなどに特徴があります。しかしながら、このエヴァ・ローズは「バラそのもの」といったところで、意外と甘さはありません。
両者を比べると、加糖のローズティーか、無糖のローズティーか、そんな感じのように思えますね。この煙草の方が謳い文句の通りに、より純粋なバラの香りを楽しむことが出来る半面で、バラの香り以外に煙草らしい要素は無いという逆も然りなので、かなりピーキーな煙草のように思えることでしょう。
ただ、Tar3mgというウルトラライトな特性と、この煙草特有の煙草感の薄さからか、やや紙巻らしい紙臭さを含むところは御愛嬌でしょう。本当にストレートなバラの香り以外に要素が無いゆえに、ちょっと紙臭さが目立ってしまっている点は残念なところです。
この点では、ブラックデビルのピンクローズの方が、色々とカオスなローズフレーバーであるために分があるかも知れません。
総じて、超ストレートにローズフレーバーを楽しめる煙草となっています。もはや煙草という感覚は皆無に等しく、完全に薔薇なのです。
薔薇の花を食べたことのある方なら分かると思いますが、これ、かなり本格的に薔薇の花ですよ。
まぁ、現代日本人の多くがバラの香りに触れる機会というのも「芳香剤」くらいな気もしますので、人によっては「トイレっぽい」と第一印象に残ってしまうかも知れませんけれど。
Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar3mg Nicotine0.3mg
Don't smoke until you are 20 years old.lol
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