Chapman Super Slim Cherry を吸ってみた

喫煙に関する内容を含みます


 概要:葉巻「チャップマン・スーパースリム・チェリー」の喫煙感想



 ドイツより上陸したチャップマンのチェリーフレーバー。葉巻「チャップマン・スーパースリム・チェリー」を吸ってみた。


 ここ近年のリトルシガーブームに倣ってか、チャップマンというリトルシガーブランドが日本にやってきましたね。クラシックやバニラとともに、このチェリーも同時リリースなのです。

 特徴としては、近年の流れに倣うように比較的お手頃な価格の他に、完熟チェリーのフレーバーと甘味処理が施されたフィルターチップなどが挙げられます。国内代理はJTの輸入ブランドを専門とする子会社であるJTアイメックスが行い、製造国はドイツとなっているのです。

 各社ともインターコンチネンタル商事によるフォルテのヒットを追従する中で、JTアイメックスも攻勢に転じたような構図とも受け取れることでしょう。チャップマンはメーカー・製造ともにドイツという一元体制ということもあってか、各社の取り扱う競合ブランドのような激安感は薄いところですが、あえて顧客にラグジュアリーな気分を呈する要素と取捨選択したような感じですかね。多くの日本人は、インドネシアや韓国での製造と言われるよりも、ドイツ製と言われた方が気分も良いことでしょうし。

 もちろん、製造国の次第で物の良し悪しが決まるわけではありません。しかしながら、あえて日本企業ではなくアストラやインドモービルから自動車を買う人も稀有でしょうし、あえて日本で現代自動車を自慢げに乗る人も稀でしょう。それが何故か、現地ドイツでは売れていないベンツには、多くの日本人が喜んで乗りたがるのですから。潜在的価値観は明白です。

 ただ、まぁ、ドイツ車を買って、ほんの走行数万キロで手放す人とか、ほんと、愚の骨頂ですよね。金持ちは物持ちの良さと併せ持てばこそ、真の一流の証なのです。金持ちだけならば、それは並みの凡人か犯罪者でしょう。そういう人は単なる無人格の資産扱いとなり、人らしい人は離れていくものです。

 そして、きっと、惨めで、虚しく、寂しい想いを胸に秘めたまま、資産だけを形見に、死ぬのです。

 話が逸れましたが、死ぬのも怖いけれど、生き方を選ぶことも、同じくらいに怖いものですね。思いやりって、ほんと、大切です。それが人か資産かを分ける、重要な要素に思えますから。

 金は欲しいが人らしく、決して資産にはなりたくない。




 基本的なベースデザインは他のチャップマン銘柄と共通化されていますが、カラーリングはチェリーフレーバーらしく赤が映えるデザインとなっていますね。チャップマンはクラシカルな印象のデザインが特徴的ですが、このチェリーフレーバーは赤とベージュが一層に懐古的な趣のデザインとなってるように思えるのです。

 また、チャップマン銘柄は葉巻銘柄のパッケージを思わせる封緘紙を模したデザインも特徴的ですが、この封緘紙デザインの模様が各チャップマン銘柄ごとに異なるあたりに、こだわりを感じさせてくれたり。

 特にチェリーフレーバーの封緘紙デザインは、他のチャップマン銘柄と比べると全体的な色差が小さい印象です。これがまた、どこかオールドライクな雰囲気を感じさせるところでしょう。

 何だか、昔のアメリカの女の子が冬に着ていそうな服っぽいデザインに思えるのです。



 スーパースリム100'sという規格のリトルシガーなので、パッケージは一般的なシガレットボックスの約半分という厚みとなっています。

 パッケージ前面の両サイドが丸みを帯びたハーフラウンドボックスなので、ポケットには嬉しい仕様ですね。




 背面は共通内容となっていて、メーカーのVon Eicken社の社歴などが記されています。

 内容を要約すると・・・。

 フォン・アイケン社は1770年に設立され、ヨハン・ヴィルヘルム・フォン・アイケンが製造業に進出した時、本当に満足できる喫煙のための煙草づくりにかける情熱に生き、8代にわたり家族の伝統を受け継いでいる。

 ・・・みたいな感じでしょうか。



 シガレットデザインは、他のチャップマン銘柄と同様ですね。淡い暖色系のチップには薄くラメ加工が施されていて、幅広の金のラインが中々に映えるデザインなのです。

 ちなみに、バニラと同様にチップには甘味処理が施されています。


味・香りについて感想


 この煙草は、チャップマンらしく上品で大人しいキャラクターのチェリーフレーバーリトルシガーとなっているのです。

 まず、シガレットの香りですが、ほんのりとチェリーフレーバーらしい香りがしますね。この手のものにしては、かなり控えめの香りといったところでしょうか。

 フレーバー感が弱めということもあって、チェリーというよりも梅ガムのようなプラム系の香りのように思えるかも知れません。

 そして喫味の方ですが、こちらもシガレットの香りと同様にチェリーフレーバー感は非常に控えめといった印象となっています。喫煙の序盤では火種が遠いこともあり、ほんのりとチェリーフレーバーらしいアセロラを思わせるフレッシュな味わいが楽しめますが、中盤にも差し掛かればフレーバー感もフェードアウトしていく様が顕著といったところなのです。

 全体的には、チェリーフレーバーと言うよりも、スイートタイプといった範疇のように思えるかも知れません。

 また、フレーバー感は控えめながら、チップの甘味はバニラと同様に強めです。しっかりと明瞭に甘さを感じる甘味処理となっています。バニラでは味わいとチップの甘味が調和している印象でしたが、このチェリーでは味わいとチップの甘味が完全に分離しているような様も特徴的ですね。

 甘味が添えられているというよりも、マイルドな味わいに強めの甘味で明るさやパンチを加えているようなバランスと言えるでしょう。

 リトルシガーにしては珍しく、変に苦味やヤニっぽさが目立つということもないので、ほんのりでもチェリーフレーバーは心地よく感じられますしね。何よりチップの甘味も非常に目立ちます。

 紫煙の香りも、多くのチェリーフレーバーのリトルシガーとは異なり穏やかな印象ですね。ほんのり甘い香りといった程度となっています。

 総じて、強烈なチェリーフレーバーらしいフレッシュ感を求めると力不足な銘柄と思えてしまうかも知れません。しかしながら、序盤の程度よく呈されるチェリーフレーバー感は飽きない程度と思えるところですし、中盤からのスイート感も地味ながら良い感じです。

 何より、中盤からキャラクターがフェードアウトしてスイートタイプとなるような変化の仕方もチャップマンらしいところとなっているのですが、他のチャップマン銘柄と比べてキャラクターが失せ始める中盤からクロスフェードするようにヤニっぽさが目立ち始めるということもありません。それゆえに、非常に喫しやすい銘柄という印象を覚えることでしょう。

 リトルシガーでチェリーフレーバーと言うと、じゃじゃ馬のような銘柄が多い中で、この煙草は大人しい優等生らしさが非常に魅力的と思えるのでした。

 それでいて、チップの強烈な甘味で羽目を外す感じも、良きバランスなのでしょう。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar---mg Nicotine---mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol


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