Basic Milds Box を吸ってみた

ベーシック・マイルド・ボックス の喫煙感想

 少し安めの価格設定が特徴となっている、リアルな洋モクらしさが漂う銘柄。紙巻「ベーシック・マイルド・ボックス」を吸ってみた。


銘柄概要

 ここ日本では存在を認知されていない感が満々な「ベーシック」というブランドの煙草なのですが、擁しているのはマールボロなどで有名な業界最大手のフィリップモリスとなっています。アメリカでは非常にポピュラーな人気銘柄なのだとかで、欧州でも極々普通に展開されている様子ですので、日本はさておき世界的にはポピュラーな部類なのかも知れませんね。

 そんなベーシックというブランドは、ここ日本において特筆する個性といえば少し安めに設定された「価格」ぐらいなものとなっています。それ以外には何のフレーバーということでもなければ、高級志向やらスムースなどの味わいの面を謳うわけでもありません。デザインやラインナップも汎用的という、正しく「スタンダード系キャラクターを地で行く」といった印象は、その名の通り「ベーシック」な煙草なのかも知れません。

 しかしながら、安めの価格でノーマルなキャラクターというのは嬉しい限りかも知れません。そうなると、前述の通りに存在の認知度が低いので入手性も低いという最大の欠点を国内では抱えている煙草だったりもしますよね。こればかりは、やはり最大の欠点でしょう。

 パッケージの至る所に「B」のロゴが配置されていて、当然のようにシガレットのチップにも「B」のロゴが鎮座しているのです。ブラックデビルと同じくらいにロゴのオシが強いのですね。白色を基調にネイビーカラーでロゴを配した特に何と変哲もないデザインのフィルターチップなのですが、何となく「漂う製品感」が好みのデザインだったりします。

 ちなみに、フィルターにはチャコールが使用されていて、空気穴は肉眼では確認が難しい程度のものとなっているのです。


吸ってみた感想・味・香り

 この煙草、価格と胡散臭い雰囲気を度外視すれば中々に良い煙草となっています。

 喫味の方はシガレットらしい柔らかい甘味もあり、香ばしさもあり、雑味は無い、とっても優秀な仕上がりなのです。日本人の嗜好性であるスムース&マイルドなテイストが好きなら大いにアリと思えそうな煙草ではないでしょうか。

 素朴で余計な肉付けが全くされていないテイストでありながら、紙巻臭さなどの安っぽい要素は感じられない点も私的には非常に好印象です。単品での一服から他の嗜好品との組み合わせまで、そつなくこしてくれそうな煙草ですよね。ファッション的にもフォーマルとカジュアルの両方にマッチするデザインですし、中々に懐の広い煙草と言えるのではないでしょうか。

 総じて、ラインナップがTar8mgかTar1mgという、お世辞にも豊富とは言えないまでも選択肢としては必要最低限に十分です。入手性の解決が可能であれば主喫に起用しても飽きの来ないだろう、正にベーシックなキャラクターの煙草なのだと思います。意外にも程よい甘さの香ばしさ楽しめますし、日本人にも向いている喫しやすさもありと、何だか「穴場」という言葉が言い得て妙な煙草なのでした。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar8mg Nicotine0.7mg
Don't smoke until you are 20 years old.lol


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