MEVIUS Lights Box を吸ってみた

喫煙に関する内容を含みます


 概要:紙巻「メビウス・ライト・ボックス」の喫煙感想

MEVIUS Lights Box

 旧マイルドセブン・ライト・ボックスの名称を2013年より改めた銘柄。紙巻「メビウス・ライト・ボックス」を吸ってみた。


 当初は違和感も満々だった「メビウス」というブランド名称ですが、もはや慣れてきてしまっているあたり、人間の「慣れ」という適応能力について考えさせられますね。

 そんなジャパニーズスタンダードなブランドの、ライト仕様なTar8mgでボックスパッケージの製品なのです。

MEVIUS Lights Box

 フィルターチップを含め、シガレットのデザインはマイルドセブンの頃と変わりがありません。いつも通りの見慣れたシガレットとなっています。

 空気穴は小さいものが細かく1列で配され、メビウスらしくチャコールフィルター仕様となっているのです。

 また、メビウスへのリニューアルを機に搭載された、開閉時に「カチッ」というクリック感を演出する「クリックロック」も搭載されているのです。


味・香りについて感想


 この煙草は、良くも悪くも「普通」な煙草なのです。しかしながら、これを普通としてしまうのは日本人ならではの感覚ではないのかなとも思うのです。

 何と言うのか、これこそメビウスがスムースを売りとする証なのでしょうけれど、このヌメッとした喫味は他の銘柄には無い個性的な喫味のように思えます。より「普通」と例えるのなら、余程にマールボロやラッキーストライクなどの方が向いているように思えますし。

 私的に味わいはスーパーライトよりもTar10mgのオリジナルに近いと思うのですが、ライトでは煙量が少しだけ減らされている分だけ適度に甘味が目立ち始めていますね。それでいてライト煙草にありがちな刺々しさも無いため、より吸いやすく仕上がっているように思えます。

 また、スーパーライトとも異なり紙臭さを覚えるボーダーもギリギリのところで超えていない感じです。先ほどの適度な煙量に適度な甘味といい、メビウスのレギュラーラインナップの中では最もバランスに長ける喫味だと思うのです。

 総じて、タールバリエーションが豊富に用意されているメビウスでは、やや微妙なポジションかも知れないTar8mgのライト仕様です。しかしながら、実際には中々に「いいとこどり」であり、メビウスらしい「何気に変態」なヌルっとした喫味も味わえてと良い感じ。

 よくよく考えてみるとアブノーマルなのに、それを平然と「ノーマルです」という感じで売りだしてしまうあたり、JTの煙草に対する感覚は非常に良い意味で洗練されつつも狂っているのかも知れません。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar8mg Nicotine0.7mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol


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