概要:紙巻「マイルドセブン・ディースペック・スーパーライト・ボックス」の喫煙感想
マイルドセブンにラインナップされているD-Spec仕様のTar6mg。紙巻「マイルドセブン・ディースペック・スーパーライト・ボックス」を吸ってみた。
巷で「ディースペック」と言えば、もはやこの煙草のことと言うほど代名詞的銘柄と化していますね。
そもそもディースペックというのはJTのシガレットにおける低臭気仕様銘柄に充てられる規格名称となっています。煙草における低臭気需要の一定の存在に応えるために、様々なブランドに低臭気銘柄をラインナップしていたのですが、散在していたためカテゴリーの統一を図った際に、公募より2004年2月より決定した名称が、ディースペックなのです。
まぁ、低臭気の他にも副流煙が少ないなどの特徴を併せ持つことも多く、技術として何か一つのものを指すわけでもない様子です。(D-SpecのDも、色々な意味を込めているようですし)
ちなみに、周知とカテゴリーの統一を図り規格名称を決定したにもかかわらず、先の通り、ディースペックというと本製品を指すほどに知名度を一点にさらってしまったという、何ともな逆転現象が起きているのですね。
しかも、地味にディースペック第一号はルーシアの方で、この煙草ですらないという。
※2015年3月以降、D-SpecはLSS(Less Smoke Smell)に名称を改めています。
フィルターチップは最近のメビウスに倣うデザインとなっていますね。極小空気穴が2列のチャコールフィルター仕様となっています。パッケージにしてもシガレットにしても、特に小細工らしい印象は受けないのも良い感じですね。
この煙草は、低臭気仕様云々はどうでもよくなるほど、非常に癖のある味わいが印象的な煙草となっているのです。
これはすごいです。他に類を見ません。
何と言うのか、まず、火をつける前からシガレット本体より驚くほどコッテリとした甘い香りが漂っています。既に個性しか感じられません。
そして、喫味の方も恐ろしいほど、この印象の通りとなっています。
強いてギャップと言えば、シガレットから漂う香りの甘さほど喫味に派手な甘さはありませんが、それでも十分に甘いと感じるほど。何より、まったりコッテリとした質感が非常に個性的な煙草となっています。
あれですね。あんことマーガリンたっぷりの、ふわふっわ小倉トーストです。この煙草は、それです。
正直なところ、臭いが少ないのか、煙が少ないのか、これに関しては分からないというのか、肌感覚では分かりづらいところですが、公式が結果的にアナウンスしているので多少なりとも効果はあるのでしょう。
しかしながら、この煙草においての神髄は、正に先の通りの味わいの方ですね。
甘いスイーツが好きな人には、とっても向いている煙草かも知れません。
Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar6mg Nicotine0.5mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol