WR250Xツーリング 江ノ島から三浦半島や城ヶ島へ行ってきた

バイクに関する内容の記事です



 概要:WR250X「三浦半島・城ヶ島ツーリング」の感想



 本当は富士山方面へツーリングへ行こうと計画をしていましたが、お盆に富士山は自殺行為だろうということで予定を急遽変更。今一つ天気も信用ならない今年の夏ですから、手近な三浦半島方面にツーリングへ行ってきました。

 今回は、さくっと神奈川県の東部へ出掛けた「三浦半島・城ヶ島ツーリング」の記録。


 ということで、今年の夏は意外と馴染みの無かった富士山方面へツーリングに行きましょうと決めていたのですが、先の通り予定を変更して三浦半島へ行ってきました。理由は察しの通りで、観光集中による混雑ですね。



 ちなみに、富士山へ行くという手前でWR250Xの2年目の点検も行ったりしました。特に何と車両に問題を感じていたわけでも無いのですが、しばらくぶりのオイル交換も兼ねて点検してもらおうかなという感じですね。

 あまりバイクに乗る頻度も多くはありませんが、気が付けば2年目でしたか。



 そう言えば、そんなWRシリーズは生産終了が決定していたのですね。YSPのお兄さんに聞いたら「うちも、そこの1台で最後ですよ。もう取り寄せも出来ないので。」と言うではありませんか。

 しかも、私の初めてのバイクであるSR400や、最終的に落ち着こうと思っていたセローなども生産終了してしまうのだとか。

 理由は様々なのでしょうけれど、世知辛い感じですよね。




 あと、このYSPで何気に気になるのは、このBMWのバイクなのですよね。少なくとも、私が教習所を卒業してSR400を契約しに来た時から売られています。

 一応は、売り物みたいです。いつも店の奥の方で小綺麗に陳列されています。



 で、ツーリングは当日です。いつもは適当なコンビニに集合するのですが、たまにはと思い江ノ島で集合にしてみました。

 また、今回のツーリングは集合時間が午前7時と私にしては朝が早めでしたが、江ノ島には年配を中心に若輩まで多くの人間とバイクが先客していましたね。みなさん朝が早いようで、私も少しは見習わないといけません。



 ささっと江ノ島を後にします。

 そして、毎度のこと一緒にツーリングしてくれる御仁が「コンビニに寄りたい」と言うので、江ノ島を出てすぐのコンビニに立ち寄ります。これでは、結局のところコンビニ集合と変わりも無い感じですね。

 とりあえず、私も熱中症対策にポカリスウェットを買おうと、煙草の持ち合わせも無かったのでメビウスのスーパーライトも買いました。何だかんだで、メビウスは非常に美味しい煙草なのです。

 あと、最近のコンビニの若い店員さんは、煙草を注文すると「こちらですね」と手際よく取り出してくれます。おかげさまで、初めてのコンビニで番号を探さなくても良いので助かるのです。



 今回のツーリングは地元民として活動圏内なので、特に何と目新しいことも無かったりします。

 ルートとしては、集合した江ノ島から海沿いに134号を進み、逗葉新道から横横道路に入ります。そして、横須賀の観音崎から海沿いを走り三浦の城ヶ島を目指しました。



 その道中で、軽く一服をしようと横横道路の横須賀PAに寄ってみました。



 時間としては9時を過ぎたくらいでしたかね。ファミリー層はもとい軍隊の方々と思われる者も来ていたりと、そこそこに賑わっていました。

 ただ、バイクは少なかったです。それなのに、川崎重工のWと思われるバイクが2台も来ていたのは驚きでした。

 W、かっこいいですよね。やっぱり、ああいうバイクが私は好きです。



 特に一服の他には用事も無かったのですが、アイスの自販機でアイスタイムです。御仁によると、バイクで休憩といったらアイスクリームなのだとかなんとか。

 本当はチョコミント味が良かったのですけれどね。この暑さでは考えることも同じなのか、チョコミント味やソーダ味などの爽やかな青色系アイスは漏れなく売り切れていましたから。



 PAを「まだ10時なんですね」などと早出の違和感を言いつつも後にしたら、しばらく快適に走ります。

 だがしかし、その快適巡行も長くは続かず、その先にある津久井の海水浴場へ向かうビーチ勢やビッチ勢というリア充たちに行く手を阻まれるのである。既に江ノ島を出た後の由比ヶ浜や逗子の海水浴場周辺で、それはもう「朝もはよから」と彼らの亜種を横目にしていたので予想はしていたが、もはやマーフィーの法則のようである。

 暑さと渋滞で困ぱいしてしまい、早出により時間も余裕は多くあったので、とりあえずローソンで一服なのです。

 こまめな休憩は大切。



 津久井の海水浴場を通り過ぎ、アホみたいな134号線を一時離脱すれば、それはもう長閑な道が続きます。先ほどまでのアレは何なのかと思うほど。

 ちなみに、このタイミングで「昼ごはん、どうします?」という相談をしています。本来なら、ぐるっと一周して地元へ帰ってから昼食で良いかなという感じだったのですが、思いのほか渋滞が酷く、既に11時を迎えようとしていましたから。

 この時点で、昼食ポイントとして城ヶ島が内容に追加されたかたちですね。



 そして、あっという間に城ヶ島です。城ヶ島大橋は、バイクの場合50円を支払って入島します。

 そういえば、私の初めてのツーリングは城ヶ島を目指すものでした。その時のバイクは、慣らし運転を終えたばかりのSR400でしたけれどね。たかが城ヶ島までなのに、とっても緊張していた記憶が懐かしいものです。

 あの日も、この日のように暑い日だったことを覚えています。



 城ヶ島には、いくつかの昼食どころがあります。しかしながら、私は「梶ノ亭」という店しか利用したことがありません。場所としては、城ヶ島に入ったら道なりに進み続けて、直進が出来なくなったところを右折すると左側に店が見えます。

 ざっくりと言うと、城ヶ島の先っぽにあります。

 別に決め打ちをしているわけではないのですが、いつも「どこに停めよう、どこで食べよう」と考えながら進んでいると、まるでタイムオーバーのような感じで辿り着くのが「梶ノ亭」なのです。おばちゃんが店先で客を待つ雰囲気も良い感じですしね。

 それなりの広さの駐車場も自前で完備している店ですし、店内も席数は多いです。もちろん、私が行く店ですから喫煙席もあります。



 基本的に丼ものです。バイクで来れば、お酒が飲めるわけでも無いですからね。

 ちなみに、私は小食というか食に対しては全く関心が無いため十分な量ですが、付き合ってくれる御仁は毎度のこと「足りねぇ」と言っています。確かに、量は価格に対して少ないかも知れません。



 よくよく考えていると、何回か来ている城ヶ島ですが、この日のように賑わっていたのは初めてかも知れません。いつもはオフシーズンだったり、シーズン中でも変な時間に訪れることばかりだったので、天気と相まって妙に城ヶ島が明るく見えました。

 そもそも、梶ノ亭が満員御礼で外まで待ち人を作っている状態を始めて見ましたから。私たちが入店した時は先客が一組だけでしたが、煙草を吸いながら注文の料理を待っている間に満席になっていたのです。ギリギリセーフ。



 昼食を済ませた時点で12時過ぎです。これはグータラツーリングが常態の私たちにしては異様なツーリングであると言えるでしょう。

 何より、満腹に手を添えているのに空が青々としているのです。早起きって素晴らしい!

 だがしかし、帰路に着くも葉山の御用邸前を直進してしまい、地元の祭りと観光歩行者とが行く手を阻みます。その葉山を抜けた後も、ビーチ勢の再来でしょうか134号は酷く、というより「いつも通りの渋滞」です。

 結局のところ、終点である辻堂の珈琲館に着いたのは15時過ぎと、ひどいものでした。


バイクツーリングを終えて



 もう決めた!それは早起きしようが何しようが、もう134号を使うツーリングは二度としないこと!

 バイク乗りの皆様へ私からの拙いアドバイスとしては、湘南というイメージから海沿いのツーリングを検討している方がいるのだとすれば、それはやめた方が良いでしょうということです。基本的に、いつでも渋滞ですよ。私の経験上、それはシーズンオフと思われるだろう真冬でも同様です。

 しかも、特に最近では逗子あたりからスポーツ自転車を楽しむ人たちが増えますから、尚のことです。

 また一つ、海を嫌いになる理由が増えました。やはり、バイクは人気の少ない山を走ってなんぼのものですね。

 今回のツーリングで楽しかったことは、逗葉新道と横横道路をぷいーんと走った短い時間です。それと、最後の珈琲館で御仁に対してZwei!!とPop'n Musicの魅力を力説している時くらいでした。

 というか、真夏のWR250Xは本当に暑い。250ccなのに、SR400より暑いです。


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