Chunankai Premium Lights を吸ってみた

Chunankai Premium Lights

Include the following / 抽烟印象・喫煙の感想 / Smoking impressions / Табачные впечатлени

 喫煙文化大国である中国の中堅的銘柄は中南海のプレミアムと謳う煙草。

 「中南海・プレミアム・ライト」を吸ってみた。

 漢方エキスを特殊技術により煙草葉へ添加しているという特徴が有名な中国の「中南海」というブランドに、遅れて「プレミアム」と冠する上位製品のようなかたちで加わったプレミアムシリーズ。メインとなる製品特徴としては、スタンダードな中南海には使われていない「アンジェリカ」というハーブをブレンドしたレシピが謳われていて、それによる独特な香りと味わいが中南海はおろか、多くの煙草とも一線を画する喫味を呈するものとなっているのだそうな。

 これは煙草なので一概ではありませんが、その「アンジェリカ」という素敵な名前のハーブは、主に滋養強壮効果を有するとして強壮剤やエナジードリンクなんかに使われることも多いハーブなのだとか。

 ちなみに、そんな独特なレシピを採用しているプレミアムシリーズは、発売当初は非常にアンジェリカの癖が強く配された味わいだったそうなのですが、改良という名目で、その癖は少しのマイルドに調整されているとのことです。何気に日本人の嗜好性にマッチするようにマイナーチェンジが施されているということで、中々に手間を掛けている煙草なのですね。

 ちなみに、私は改良の時期も知りませんし、恐らくは改良後の製品しか知りません。

 また、スタンダードな中南海の特徴ともなっている「痰の切れを良くする甘草のエキス」や「血流を良くする羅布麻草のエキス」なんかも引き続き使用されているとのことですが、これらについては効能に関しての期待はせず、あくまで味わいや香り付けの要素としてに留意しておいた方が良さそうですので、あしからず。

Chunankai Premium LightsChunankai Premium Lights

Chunankai Premium Lights スタンダードな中南海のパッケージとは大きく印象の異なるパッケージデザインで、特徴でもある「ハーブ感」を全面に押し出したデザインが素敵ですね。また、要所でホログラムやテクスチャーが使用されてはいるものの、真作証明のためのホログラムは無い模様。この煙草は偽物が出回らないのかな?

 ちなみに、中南海のパッケージ底面に記された「专供出口」という中国語は、意味としては「輸出専用」といったような意味なのです。

Chunankai Premium Lights フィルターチップのデザインもスタンダードな中南海とは大きく異なり、英字のみが使用されています。そのため、中国感や中南海らしさを排しているようにも窺えますね。Tar8mgのライトはイメージカラーを「ブルー」としているようで、デザイン的には可もなく不可もなくと、至って普通といったところでしょうか。

 空気穴は極小が2列で配され、フィルターはチャコールを使用したチャコールフィルター仕様。

喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、中々にトリッキーな味わいが非常に印象の深い煙草となっているのです。

 まず、シガレットの香りですが、これがもう、独特でありながら非常に良い香り。開けたて一番は、荒々しい「黒糖」のような甘さの香りが非常に強く、開封後しばらくが経つと「カレースパイス」のような甘辛い香りが強くなります。開封一番の甘い香りは、まるで「黒糖かりんとう」のようで、すっごく良い香り。開封後しばらくの香りは、クローブやシナモンに八角なんかを思わせる香辛料の香りが強く、すっごく食欲を刺激する香り。

 何というのかな、煙草においては誰もが確実に未経験であるだろう香りなのです。

  喫味の方は、すっきりマイルドで甘味のある中南海の喫味イメージからの想像とは全く異なり、中々のパンチを有するビターテイストとなっています。一方で、ボディはTar8mgにしては非常にライトで軽快ながら、かなりエッジの立ったシャープで硬質な味わいと質感が特徴的となっていますね。

 やや苦味とともにエグミが表層に現れていますが、超軽快なボディであるために程好いアクセントとして機能していて、これが決して嫌とは思えずに良きマッチングが図られている感じかな。その強めなビターテイストの奥に、ご褒美的な感覚で独特の甘味と香ばしさが配されているパワーバランスの喫味は、中々に進んで楽しむ味わい甲斐を覚えることが出来るのです。この喫味は、はっきり言って紙巻煙草の多くとは全く異なる傾向の味わいと質感であり、完全に「リトルシガー」と同じキャラクターと思えますね。

 後味の余韻も、まるで紙巻煙草な感じが無く、リトルシガーのソレと同じように強めのビターテイストと、極微量にハーバルシガレットらしい香りが残るものとなっていますし。それらの味わいに対して、全体的に少しのハーバルシガレットらしい癖のある香りを付け加えて仕上げられているような全体像となっているのです。

 総じて、かなり独特の味わいが他の煙草はおろか、スタンダードな中南海とも全く異なる印象を覚えさせてくれる、非常に個性的なシガレットとなっています。ライトと謳うシガレットながら、紙巻党にと言うよりはリトルシガーらしい味わいに葉巻党に向いているような煙草です。それでいて、多くのリトルシガーのような「雑さ」や「荒々しさ」が少ないために吸い易さを覚える仕上がりですし、癖こそありながら中々に優秀な煙草。最近は、何だか喫する前から大概の喫味がイメージを出来てしまう煙草ばかり増えてしまいましたが、この煙草は中々に鮮烈で面白い煙草ですね。

 私的には、やはり無印の中南海を喫した時のような感動とまではならなかったものの、意表を突く味わいに一方で感心してしまった煙草なのでした。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar8mg Nicotine0.7mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol


▼あわせて他銘柄どうぞ▼
小目録「OTHER Products」へ戻る
大目録「TOBACCO」へ戻る