Jackpot Slims Gold を吸ってみた

喫煙に関する内容を含みます


 概要:紙巻「ジャックポット・スリム・ゴールド」の喫煙感想



 色々な意味で目立つ煙草。紙巻「ジャックポット・スリム・ゴールド」を吸ってみた。


 主に賭博で「大当たり」という意味で使われる「Jackpot:ジャックポット」という言葉。その褒められたものかどうか微妙な言葉を冠する、どちらかというと幸福感に飢えていそうな人向けの煙草なのです。

 ちなみに、このジャックポットはアルメニアの煙草となっています。

 アルメニアって、このジャックポットだったり、レイディーだったり、シガローネだったり、何だか高級感をバンバンと打ち出すような感じの煙草が多いですね。賃金も安いそうで経済的に豊かな国というイメージは無いのですが、国民性なのかしら。

 そんな多くの日本人にとって馴染みも薄いと思われるアルメニアは、最近では「美女の国」として、にわか日本でも知られつつあるように思います。ほぼアルメニア人で構成される旧ソ連の構成国の一つであり、ジョージアやアゼルバイジャン、トルコやイランといった国と隣接する共和国なのです。

 取り分け、アルメニア人ジェノサイド(大虐殺)は、ホロコーストと並び有名な歴史上の史実ではないでしょうか。

 また、何気にキリストを国教に定めた最初の国として有名だそうで、その歴史は301年からだそうです。1301年ではなく正真正銘の301年で、現在でもアルメニア正教会によるキリスト信者が多数だそうですが、ものすごい昔ですね。

 そう言えば、グルジアって、いつの間にかジョージアに日本語表記が変更されていましたが、これって2015年の法律によるものだったのですね。ロシアと武力衝突していた当時のグルジア政府は、ロシア由来のグルジアという呼称を改めるようにと各国に促していたようで、日本も遅れながら対応したのだとか。

 私はグルジアという呼称の方が馴染むので未だに突発的にはグルジアと言ってしまいますけれど。ボーリングのガターもガーターですし、パンツじゃなくてズボンだし、雑種と言うし、突入するのはロスタイム。どっちでも良い。

 ただ、ズボンのことをパンツって言う人って、下着のパンツは何て言うのかな?

 まぁ、生粋の日本人なんだから言葉は伝われば何でも良いと思っています。意外な言葉が、実は慣れたものが使えるうちは、使い続けようと思います。

 最近だと「荒らげる:あららげる」と言ったら「らが一つ多いですよ」と言われてビックリしましたけれど。私たちが日常的に使用する日本語は現代語なのですから、そんなもんだ。

 あ、美女の国なアルメニアには「喫煙する女性像」なる芸術品があるそうです。アルメニアは女性喫煙率が高いのでしょうか。これがまた中々に超肉感的で乳首も尻も丸出しのインパクト満点の裸婦像ですが、芸術品として興味のある方は下記の画像検索リンクを。

 Google画像検索「Yerevan Armenia Statue Woman Smoking Cigarette」



 角切り落としの八角形パッケージですね。サテン調ののテクスチャーやスリムシガレットらしい細身のパッケージと相まって、とても手に馴染むパッケージのように思えます。

 ラウンドパッケージは日本国内でも目にすることも珍しくはありませんが、角切り落としの多角形パッケージは少し珍しい印象なのです。




 パッケージは落ち着いたサテン調なのですが、シガレットのフィルターチップは中々のギラギラ感となっています。話題になったり目立ったりと、話の種としては間違いは無さそうですね。

 仕様の方も少し特殊で、小さな空気穴が6列と多めに配されるプレーンフィルター製品なのですが、そのフィルター形状は中空構造となっています。この中空構造は煙の冷却効果を狙ったもののようで、狙いとしてはパーラメントのリセスドフィルターと同様の部類ですね。

 喫煙は過燃焼を避けて煙の温度を上げないことがポイント(クールスモーキング)とされているので、その補助的な効果を狙い味わいの向上を図っているのでしょう。難しいですものね、クールスモーキング。

 ただし、フィルターチップを延長したような構造であるパーラメントのリセスドフィルターとは構造が異なり、ジャックポットはフィルターをくり抜く様な構造で中空を成しています。中空部もフィルターパートの半分程度となっていて総延長はリセスドフィルターと比べ物にならないため、効果を実感しにくいリセスドフィルターよりも効果は期待できそうですね。

 まぁ、私はクールスモーキングとか気にしなくてもいい手軽さがシガレットの長所と思っていますので、この仕様は正にシガレットらしいと思えるところ。



 パッケージに記されている「YOUR GOOD LUCK CHARM」は「あなたのための幸運の御守り」みたいな意味だそうです。ドラフト指名の時はラッキーストライクよりも役立ちそうですね。

 しかしまぁ、パッケージは割と落ち着きと品のあるデザインですが、内装のインナーカットやシガレットは中々に目立つデザインなので、ちょっと好みは別れそうなデザインではあります。

 私的には、シガレットの筋模様が長軸方向な点に惹かれてしまいます。


味・香りについて感想


 この煙草は、キレの良い軽喫味が心地の良い煙草となっているのです。

 イロモノ感に反して、その実の個性は薄めですが、良い煙草なのです。少し高価な価格設定も見掛け倒しではないのです。

 とりあえず、喫味に分かりやすい個性は感じづらいと思います。特に特徴的なフレーバーがあるわけでもなく、奇抜なデザイン面とは異なり味わいは至ってオーソドックスと感じさせるところですから。

 ただ、全体的にバランスよく仕上がっているため、特に嫌と思うようなこともない煙草ではないでしょうか。

 一般的なスリムサイズよりも細い煙草なので、きゅうきゅうと吸えば味わいが崩れそうなものですが、思いのほか吸い方に対するキャパシティは大きいと感じさせてくれる煙草でもあります。恐らく特殊なフィルターによる冷却効果の恩恵もあるのだろうと思いますが、細かいことは抜きにしても吸い方を選ばないという点は地味ながら大きなアドバンテージといったところです。

 また、プレーンフィルター製品ということで、それなりにストレートな味わいとなっています。しかしながら、適度にタール感がありつつも、もったりはしていません。

 何というのか、ジャックポットというカジノ的な華やかな名前や外見とは裏腹に、喫味は冷徹というか、非常にシャープでドライなキャラクターという印象です。ほんのりとした煙草感と甘さは、どこかクールな印象で、とても軽快な吸い心地なのです。

 苦みや辛みも無く、雑味も無くと、余計なものが無いために甘さが際立っていますね。軽く洋モクらしいヤニっぽい感じはありますが、これも程よく甘さに対してアクセントとなっています。もったりと残るようなこともないですしね。

 というか、冬の寒空のもとで喫すると、かなりクールな煙が楽しめます。幸福というような包容感は無く、これがまた何だか現実を突きつけられるように尖った印象なのですよ。

 流石というのか、このジャックポットはジャックポットをもたらしてくれるのではなく、ジャックポットを狙う人向けのシビアな煙草なのかも知れません。ぱっと見はリオっぽいけれど、その実はカイジなのですね。

 ラグジュアリーな気分になれるかと言うと、どちらかと言えばラグジュアリーな気分になれることを目指さなければと思わせるような、ざわざわ系シガレットなのでした。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar6mg Nicotine0.5mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol


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