喫煙に関する内容を含みます
概要:紙巻「フロンティア・メンソール・ボックス」の喫煙感想
少し地味な存在はフロンティアのメンソールシガレット。紙巻「フロンティア・メンソール・ボックス」を吸ってみた。
この煙草は、チョコレート系のフレーバーと超ライトな仕様が特徴であるフロンティアというブランドにラインナップされているTar3mgのメンソールシガレットです。現在のラインナップではノンメンソールはTar1mgのみのラインナップであることに対して、メンソールタイプはTar3mgのみという、何だか判例に倣わない妙ちくりんな構成となっているフロンティアファミリーですね。
それもこれもTar3mgの超ライトなブランドとしてデビューしたにも関わらず、ノンメンソールのラインナップは後に追加されたライトと謳うTar1mgの台頭による淘汰で全滅してしまったことによるものだったりします。
超ライト仕様の先駆けでもあったブランドなのですが、超ライトよりもタール数値が低いTar1mgという末端カテゴリーが広くに普及してきた頃にはTar3mgという仕様は中途半端なカテゴリーとなってしまったのでしょうかね。
ちなみに、東日本大震災による供給困難ということで廃止となってしまった煙草なのですが、何故かノンメンソールのフロンティア・ライトは販売が続行されています。きっと、この煙草は売れていない煙草だったのでしょう。
ノンメンソールのフロンティアとは異なり、角を削ぎ落としたような八角形のパッケージとなっています。不思議な楕円形状をした差し色の部分は、何気に浅くエンボス加工となっています。
いずれにせよ、あまり万人受けするようなデザインではないのかと。
メンソールシガレットらしくグリーンカラーで銘柄とラインがデザインされたシンプルなものとなっているのです。極ライト仕様ではあるもののメンソールシガレットということもあり、チャコールは使われていないプレーンフィルター仕様となっています。
味・香りについて感想
この煙草は、基本的にチョコレートと謳われるフレーバーもメンソールのフレーバーも、双方ともにTar3mgという空気量の多い仕様によりマイルドに傾倒したものとなっているため、味わいというよりは質感に作用しているような感じとなっています。そのフロンティアらしい「ふんわり」としたような質感の軽い吸い心地も拍車をかけて、やや物足りなさを覚えるシガレットであったことは強く記憶しているのです。
ほんのりと薄ら甘く優しい口当たりの喫味をベースとしてメンソールは喫味を軽快にする程度に与えられているような印象なので、メンソールは苦味や青臭さも無く、スースーするよう清涼感も極めて控え目な仕上がり。もはや「メンソールシガレットにしてメンソールシガレットに非ず」と言ったような、何だか不思議な味わいの煙草でした。
メンソールシガレットも嫌いではないものの、そうメンソールシガレットばかりを何本も続けて吸いたいとも思わないのですが、このフロンティアのメンソールは特に苦も無く一箱を吸いきっていた記憶があります。
ただ、似たようなものですが、私はキャスターのメンソールの方が好みなのです。
何より、この末期のパッケージデザインは、如何なものよ。
Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar3mg Nicotine0.2mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol
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