喫煙に関する内容を含みます
概要:紙巻「フロンティア・ライト・100's・ボックス」の喫煙感想
ライトなのにTar1mgというフロンティアの100'sシガレット。紙巻「フロンティア・ライト・100's・ボックス」を吸ってみた。
チョコレート系のフレーバーという内容が有名なフロンティアというブランドは、国産における超低タールの先駆け的ブランドでもありますよね。
そして、この煙草はライトと銘打つのにTar1mgという仕様のフロンティア・ライトの100'sシガレットバージョンなのです。低タールをウリにデビューしたオリジナルのフロンティアが既にTar3mgという実質として超ライト仕様であったため、要はTar3mgのフロンティアよりライトなTar1mgなのだから「フロンティア・ライト」ということです。
恐らくは先の通りで、フロンティアというブランドそのものがTar1mgという下限カテゴリーの先駆けであったこともあり、その背景から察するにTar1mgというカテゴリーが普及していなかったことも一因なのでしょう。
ちなみに、他のブランドでもTar1mgという仕様が普及したことにより需要が分散してしまった感もあるフロンティア・ライトですが、それでもキングサイズの方は人気を保っています。しかしながら、この100'sの方は人気どころか「知られてすらいないのではないか」という思うくらいにマイナーな煙草だったりもするのです。
フロンティアというブランドそのものは多くに親しまれる有名なものですが、そこに100'sシガレットがラインナップされていることを知っているのであれば、愛煙家としても相当にマニアックな方かと。
発売当初のデザインは「Frontier」という言葉の似合うデザインでしたが、こちらのリニューアルデザインは違う意味の「Frontier」を思わせるデザインですね。賛否はというと、私的には否の方が多いように思えてしまいます。
どうしてこうなった、という感じが半端ではないデザインですよね。
味・香りについて感想
この煙草は、同じチョコレート系フレーバーという謳い文句でも、ラークやキャビンなんかとは異なる非常に穏やかで芯の無い喫味が特徴となっているのです。優しい心は多分に感じるけれど、確かな芯は無いといったような感じの煙草ですね。
そのチョコレート系というフレーバーに関しても、チョコレートというよりはココアパウダーやホエイパウダーなんかでチョコレートっぽく仕上げた菓子のような薄ら甘い喫味となっています。かなり口当たりの柔らかいマイルド一辺倒な味わいと言えるでしょう。
いわゆる「菓子」というやつで、日本では「チョコレート」と記載してはいけないような菓子の類のような喫味に思えます。これらの味わいに100'sシガレットという長めのフィルターが相まってか、かなり薄口に思える味わいとなっているのです。
また、質感を似たようなところで例えると、キャスターよりも芯のない「ふんわり」というか、もはや「ぼんやり」とした喫味に思えるでしょう。味わいが穏やか過ぎるために物足りなさを覚えることも少なくはなく、少しはキレや苦味があればアクセントになったのかも知れません。
しかしながら、そうなると個性が薄らいでしまうという、何とも評価に難しい煙草なのでした。
Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar1mg Nicotine0.1mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol
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