喫煙に関する内容を含みます
概要:紙巻「キャスター・ゴールド・シルク・6・ボックス」の喫煙感想
キャスターにもラインナップされた高級志向な製品。紙巻「キャスター・ゴールド・シルク・6・ボックス」を吸ってみた。
この煙草は「テイストを極める」というキャッチコピーで展開される"X Taste Project"という、ウィンストン・キャスター・キャビンの連動企画の内の一つだったりします。その企画の一つとして、キャスターとキャビンには新規に「ゴールドシリーズ」という製品がラインナップされたのですね。
また、対となるキャビンのゴールドシリーズは粗刻みの葉を使用することにより「ワイルド」を謳っています。その一方で、このキャスターのゴールドシリーズは真逆の方向性で極細刻みの葉を使用することにより「シルク」を謳い、まろやかさを一層に際立たせたのだそうな。
ちなみに、高級志向ということもあってか価格は従来品よりも少し高めの設定となっています。
パッケージの裏にはプリントビニール包装で「極細刻み」をアピールしているのです。手巻きやパイプとかを楽しむ人なら「刻み」の加減も重要なのでしょうけれど、多くの紙巻党にとっては重要視されることも少ないファクターですよね。
それも全ては既成品のクオリティーが高く、全く気にならないことの証だとは思いますが、本来は煙草において大切な要素なのです。
インサーターでも少々の説明がされているのですが、私のような無知者には「なぜそうなるのか」が分かりません。確かに感覚としては極細刻みだと口当たりとか優しくなりそうですけれどね、細かいことは気にしないこととしましょう。
キャビンのゴールドシリーズと同調されたシャンパンゴールドカラーの内装は、嫌味の無い高級感を漂わせています。
一方でフィルターチップは同調せず、こちらはパール調のキラキラとした素材が使われているのですが、特に女性志向という感じはありません。空気穴は中程度が1列だけ間隔を広く、フィルターはチャコールフィルターとなっています。
味・香りについて感想
この煙草は、レギュラーラインのキャスターが「ただ純粋なバニラエッセンス」なら、このゴールドシリーズのキャスターは「焦がしを入れたバニラ」のような感じとなっています。それは良質な素材へ人による一手間を加えたような喫味と思うのです。
取り分け「ふんわり」という言葉がキャスターの喫味を言い表す言葉として使われることが多く、この煙草も例に漏れず優しい喫味となってはいます。しかしながら、レギュラーラインのキャスターに感じることも多かった「ふんわり」からくる「薄さ」を払拭しているような仕上がりは、正に高級志向といった喫味に仕上げられていると言えるでしょう
この煙草も甘い香りと相まって優しい吸い心地なのですが、しっかりと芯を感じることも出来るために香り立ちにも「まとまり」を感じますね。キャスターの香りは非常に良いのですが、お世辞にも香りの「立ち」が良いかと言われると少し欠ける気がしますし、趣の異なりを見せる仕上がりとなっているのです。
まぁ、それが「ふんわり」という喫味に一役を買っていることも確かなのですが、故に「ふんわり」が謳い文句のキャスターとしては少しだけハード系なのかも知れません。
既に製造終了となってしまったTar7mgのキャスターを主喫していた方で、違和感を覚えたがために同じキャスターでもマイルドなどの製品へ素直に移行できなかった人もいるかと思われます。この煙草は、そんな方に向いていると思う煙草なのです。この付け加えられた少しの「かっちり感」は、どことなく無印のキャスターを彷彿とさせる点でもあり、それよりも確実に香り立ちに高級感を覚えるはずですよ。
恐らく、この高級志向の引き金ともなっているであろうピースの一連と比べれば、あからさまな高級感は無いものの、この「ちょい贅沢」みたいな落とし所は非常に嬉しいところなのです。
余談ですが、ちょっと強めに吸うとフルーティー感がプッシュされるため、キャスターというよりベヴェルを彷彿とさせる喫味に様変わりする気がします。これは、ベヴェルがキャスターにアイルビーバックとでも言ったところでしょうか。
Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar6mg Nicotine0.6mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol
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