D-Spec R Side Slide Box を吸ってみた

喫煙に関する内容を含みます


 概要:紙巻「ディースペック・R・サイドスライド・ボックス」の喫煙感想

D-Spec R Side Slide Box

 個性淡白と見せかけて、色々と個性的な煙草の「レギュラー」と謳うTar5mg。紙巻「ディースペック・R・サイドスライド・ボックス」を吸ってみた。


 銘柄にも冠されている「サイドスライド・ボックス」という特殊なパッケージと、そのパッケージに大きくデザインされた「R」の文字が印象的な煙草ですね。この"R"はRegularを示しているということで、他のバリエーションとしては"H"で示したHardと"C"で示したCool Mintがラインナップされています。

 発売当初は一般的なヒンジリッドボックスを採用した「アルファベット」という名称のブランドだったらしいのですが、後にサイドスライドボックスというパッケージを採用し、さらにD-specを搭載した頃合いで名称を「アルファベット」から「ディースペック」へ切り替えたそうです。中々の変遷を経た煙草なのですが、廃止となる最後の最後まで「地域限定販売」という扱いの銘柄であったため、知らない方も多い銘柄かも知れません。

 このブランドこそ「ディースペック」という名であるにも関わらず、世の中では「ディースペック」といえば「マイルドセブン・ディースペック・スーパーライト・ボックス」を示すという風潮である点からも認知度は低かったと察することが出来ます。お店で「ディースペック下さい」と注文すれば、間違いなく差し出してくれるのは先述のマイルドセブンの方ですから。

 ちなみに、このシリーズは先にも少し述べた通り、この「R」を最後に廃止となっています。

D-Spec R Side Slide Box

 サイドスライド・ボックスと謳うパッケージはパッケージサイドに押し出し用の穴が設けられていて、そこからインナーボックスを押し出すような感じのパッケージとなっているのです。これといった不便も特には無く、面白いパッケージですよね。慣れないゆえに違和感は否めませんが、私的には中々に好みだったりするのです。


味・香りについて感想


 この煙草は、仕様としてのD-specらしいと言えばいいのか、辛味にも似た粘りつくような甘味が特徴的な味わいの煙草です。吸い始めから吸い終わりまで起伏の無い喫味を呈してくれる様が中々に印象的だったと思います。

 何というのか、今に思い返してみると外見から中身まで。それは外観から本質まで、全てにおいてJTらしさが際立つ煙草だったように思うのです。

 余談ですが、このパッケージをデザインした佐藤直樹さん率いるAsylのウェブサイトでは、実際に出回ったのか試作品なのかは分かりませんが、ソフトパックの「ディースペック」を見ることが出来ます。

 ソフトパックだと印象も一味違う感じで、私としては好みのパッケージだったり。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar5mg Nicotine0.5mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol


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