Esse Mini Black を吸ってみた

エッセ・ミニ・ブラック の喫煙感想

 某城の銘柄のスーパースリム銘柄と似ている韓国のスーパースリム銘柄。紙巻「エッセ・ミニ・ブラック」を吸ってみた。


銘柄概要

 韓国の煙草メーカーであるKT&Gが製造する、エッセという銘柄のTar4mgなのです。エッセはスーパースリムシガレットをメインにラインナップしているブランドで、本国では主に女性から支持を得ているのだとか何とか。

 また、韓国の表示の都合上も相まって、エッセにはタール数値が0.1mgという銘柄もあるそうですよね。

 ただ、韓国人の知り合いに「Tar0.1mgの煙草って、どうなの?」と訊いたら「味しない空気だから格好だけ吸いたい人が吸う」と言ってました。どうやら、全く吸いこめる煙が無いそうです。

 ちなみに、KT&Gは「韓国タバコ人参公社(Korea Tabacco & Ginseng)」を前身とし、現在は「Korea Tomorrow & Global」という社名となっているそうです。KT&Gという字面は変えずに、何だか無理やり当て字にしたような感じでしょうか。

 日本は煙草と塩が専売公社の品目でしたが、韓国は煙草と人参(朝鮮人参)だったのですね。

 さり気なくパッケージはエンボス加工されています。

 ですが、どことなく全体的に安っぽい質感に感じられる点は少し残念なところでしょうか。

 ちなみに、このエッセ・ミニは新開発というSuper Activated Carbon Filterという、いわゆるチャコールフィルターを搭載しています。詳細は不明ですが、これにより「雑味を抑えたスムースな吸い心地」を売りとしているようですね。

 しかしまぁ、色味といい仕様といい、ぱっと見はケントのナノテック・4mgと非常に似ているのです。

 フィルターチップはシンプルなデザインとなっていますが、中々に良い感じと思えるデザインと言えるのではないでしょうか。男女ともにマッチしそうな、質素過ぎない絶妙な塩梅と思えます。

 仕様としては、小さな空気穴が4列という配置となっていて、この点は大きな空気穴が2列で配されているケントのナノテック・4mgと異なるところです。

 ちなみに、特徴となっているSuper Activated Carbon Filterというフィルターは、こんな感じです。一般的なデュアル構造である点は普遍的ですが、チャコールフィルター部分が少し変わっているように見受けられますね。

 何というのか、わりと粗目の繊維感が見て分かるフィルターとなっていて、ぱっと見はチャコール含有量が少ないようにも思えますね。見た目は効率の低そうなフィルターに見えますが、きっと何か企業秘密的な仕掛けなのでしょう。


吸ってみた感想・味・香り

 この煙草は、まぁ、ケントのナノテック・・・。でしょうか。

 特殊なフィルターの効果なのか、心なしかケント特有の酸味などは控えられているように思えますが・・・。

 気のせいでしょう。

 良くも悪くも韓国煙草らしく、特に目立つ個性を持たせることなく、普遍性を狙ったような味わいの煙草となっています。決して面白さは無いと思いますが、日本人でも特に障ることなく楽しむことが出来ると思います。

 価格も安価に設定されていますし、入手性は良くないと思われますが、特に銘柄に個性を求めないけれどクオリティは落としたくない、でも出来るだけコストを抑えたいというリアリスト向けかも知れません。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar4mg Nicotine0.4mg
Don't smoke until you are 20 years old.lol


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