Lark Smart Plus Splash Purpul 1mg Box を吸ってみた

喫煙に関する内容を含みます



 概要:紙巻「ラーク・スマートプラス・スプラッシュ・パープル・1mg・ボックス」の喫煙感想



 ラークのスマートプラスシリーズに遅れてラインナップされたフレーバーメンソールタイプ。紙巻「ラーク・スマートプラス・スプラッシュ・パープル・1mg・ボックス」を吸ってみた。


 少し安めの価格と19本詰めという変則的な入り本数に、さらには一般的なキングサイズシガレットよりも少し細くて少し長いという独特だらけのスマートプラスシリーズ。もとはノンメンソールとメンソールのTar1mgのみがラインナップされていたシリーズですが、少し遅れてフレーバーカプセルを搭載したタイプがラインナップされたのですね。

 ちなみに、パープルと冠している手前で察しは付くかと思いますが、まぁ、そういうことです。




 わりとオーソドックスなカラーリングが採用されていた先の二銘柄とは異なり、この煙草は何とも奇抜なカラーリングとなっていますね。思うことは皆さん同じかと思いますが、いわゆる「某大魔王カラー」ですよね、これ。

 どうして、このカラーリングを選んだのか。この会社は外国企業ゆえに製品の味やデザインは外国の本部で外国人が決めていると思うのですが、それゆえに日本人からしてみれば微妙な出来栄えの製品が多いことも事実ですよね。

 このカラーリングも日本人が携わっていれば、必ず会議で「この色はピッコロさんだから、ちょっと・・・」なるでしょうしね。味に関しても、このメーカーは最近のところ日本人としては微妙なものばかりリリースしていましたし。

 とはいえ、この煙草の味に関して言えば、パッケージの背面にも小さく表現されている「ICE PURPLE CAPSULE」という通りにJTのオプション・パープルを倣っていることが窺えます。パッケージのアレな感じとは裏腹に、内容は察しが付く一抹の安心感を覚えますよね。



 パッケージサイドの製品特徴アピールも先の二銘柄と同様となっていますが、MORE TASTEの部分だけアイコンが糸からカプセルへ差し替えられていますね。この煙草では先の二銘柄とは異なりフレーバーカプセルを使用しているため、きっちりと差し替えられているのですね。



 中包装紙はシリーズ共通のようです。どこぞのオブジェのようなロゴがエンボス加工でデザインされたペーパータイプの中包装紙なのです。



 フィルターチップはシリーズの色差分となりながら、カプセルの位置マークが追加されているため少し賑やかとなりました。

 そのカプセルは、最近では珍しく非常に巻紙に近い位置へ配置されています。カプセルも黎明期はフィルターの中央に配置されることが多く、本格的に普及し始めた最近では極口元側へ配置することが多いわけですから、中々に意味ありげに思えるところですね。

 ちなみに、空気穴も同様にTar1mgなのだから先にリリースされているスマートプラス・メンソールと同様かと思いきや、それよりも少し小さめの穴が間隔を狭くして配置されていますね。これも何か意味があるのでしょう。


味・香りについて感想



 この煙草は、中々にスマートプラスシリーズの中でも飛び抜けて良い感じと思える煙草となっているのです。

 まず、シガレットの香りそのものは、特にフレーバー感も無いメンソールシガレットらしいものとなっていますね。フレーバーはカプセルに依存しているのだろうと感じさせるところとなっているのです。

 そして、やはりカプセルを潰さないで喫すると、それは先のスマートプラス・メンソールと同様に、何とも王道的なメンソールシガレットといった味わいの煙草となっています。あまり真価は発揮していないようにも思えるので、おおよそカプセルを潰して楽しみたいと思えることでしょう。

 で、とりあえずカプセルを潰して喫してみると、ざっくりと例えるのなら、やはりメビウスオプション・パープルに倣ったベリーやカシスを思わせるフレーバーが特徴的な味わいとなっています。あれの存在感は未だに強しと、今となっては特別に目新しさは感じないかも知れません。

 しかしながら、意外にも煙草感や王道的なメンソールシガレットらしさも確かに含まれる味わいとなっていますね。そこにカシスを思わせるフレーバーが程よく加えられていて、それぞれがコントラストを高めに呈される感じなのです。

 もしかすると、カプセルが非常に刻みに近い位置へ配置されているため、あまりカプセルのフレーバーがダイレクトになり過ぎずに調和して呈されているのかも知れません。

 これが中々にバランスの良い仕上がりとなっていて、程よくメンソール感も強めに、全体的にはシャープな印象の味わいとなっています。これがTar1mgという仕様においては吸い応えの乏しさというデメリットを払拭するような感じとなっていて、中々に楽しめる煙草と思わせてくれるのですね。

 何と言うのか、それぞれが主張するというよりも、煙草感やメンソール感にフレーバー感と、分離感が小気味の良い味わいです。この絶妙な仕上がりが、スマートプラスシリーズの中でも取り分け良い煙草と思わせるものとなっていると思えるのです。

 総じて、また「メビウスのオプション・パープル系ですか」と思わせながら、確かにそれであるものの個性は感じられる煙草となっています。フレーバーやメンソール感に全てを依存することなく、煙草感までも感じさせる真面目な味わいの煙草なのですから。

 何より、Tar1mgながら確かな味わい甲斐を持ち合わせるところが非常に良いですね。正直なところ、先のスマートプラス銘柄は少し微妙な仕上がりと思っていたのですが、これは中々にアリと思わせてくれましたから。

 安い、過去に倣ったフレーバー、Tar1mg。ぱっと見の印象は微妙なものかも知れませんが、その実は中々に良いと思える煙草なのでした。



 ただ、パッケージが異様にダサいのですよね。一周して良いと思えるところなのかも知れませんが、これ、もったいない。

 どう見ても、シガレットではなく、おでこに指を添えたくなってしまうでしょう。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar1mg Nicotine0.1mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol


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