概要:紙巻「マイルドセブン・スタイルプラス・1」の喫煙感想
マイルドセブンにラインナップされた極細仕様のTar1mg。紙巻「マイルドセブン・スタイルプラス・1」を吸ってみた。
スーパースリム市場の開拓のためか、ここ最近でJTが連投している極細巻き銘柄。セブンスターに続き、マイルドセブンにラインナップされたスーパースリムシガレットシリーズで、Tar1mgのタールバリエーションとなります。
この手のキングサイズのスーパースリムシガレットというと、世間的には先に発売されているBATのケント・ナノテックというシリーズがイメージに強いかも知れません。
実際のところ、先に発売したセブンスターのカッティングメンソールは、クールのナノブリザードの競合だろうと思われましたが、こちらのスタイルプラスは、ファミリーやラインナップ的にも競合はケントのナノテックシリーズでしょう。
ただし、こちらは低臭気仕様であるD-Specを付加価値として充ててきていますね。ラインナップとしても、競合に合わせず、既存のディースペックに倣うかたちとなっていますし。
マイルドセブンらしいブルー基調であったTar6mgとは異なり、こちらは既存のディースペックのTar1mgと合わせるようにブラック基調となっています。何と言うのか、ブルーウィンドが皆既日食のような感じになっていますね。
Tar6mgの方や多くのキングサイズのスーパースリムシガレットと同じように、パッケージは薄型のハーフラウンドボックスとなっています。
テクスチャーの+マークのエンボスもTar6mgの方と同様となっているのです。
チップデザインもTar6mgと同じような感じとなっていて、カジュアルにもフォーマルにも見える、わりと賢いデザインだと思います。空気穴は、Tar1mgということもあってか、ぱっと見の肉眼でも分かるほど大きめのものが2列。
この煙草も、やはりマイルドセブンのディースペックらしい甘い香りが特徴となっていますね。シガレットから漂う香りも、喫味の方も、しっかり踏襲といった感じとなっています。
ただし、タールバリエーションのTar6mgの方では、極細巻きによる既存のディースペックとの差異も感じられましたが、こちらのTar1mgは既存のTar1mgとの差もないかなといったような感じがするのです。ここまで空気で希釈されると、まあそれもそうか、という感じではありますが。
このTar1mgでは味わいやらで選ぶというよりは、極細か普通か、スタイルやシーンで選ぶような向きが強いように思えますね。
それでも、既存のディースペックのTar1mgと比べると、極細巻でキングサイズという仕様の効果か、煙量感は比較して多いと感じました。それでいて、JTらしく、Tar1mgユーザーにありがちなチューチュー吸いをしても味わいが崩れにくいため、そこはメリットかも知れませんね。
まぁ、そうすると、光の速さで火種が口元に迫ってきますが。
Tar1mgなりに、それでいて極細らしく、ふんわりと比較的豊富な煙量感でマイルドセブンのディースペックらしい独特の人工的な印象の甘さを体験できる煙草なのでした。
Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar1mg Nicotine0.1mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol